アマルフィ海岸

アマルフィ海岸 Costiera Amalfitana 所在国：イタリア共和国 世界遺産登録：1997年 種類：文化遺産

アマルフィ海岸（アマルフィターナ海岸）は、世界一美しい海岸と言われ、高級リゾート地や美しい街並と自然が見事に融合した文化的景観を誇る世界遺産です。

アマルフィ海岸（アマルフィターナ海岸）は、イタリア共和国のソレント半島南の海岸で、ヴィエトリ・スル・マーレからサレルノまで延びる海岸線は40kmもの長さがあり、その間には、素晴らしい自然環境に富み、自然が作り出した天然の良港をも持つ港町アマルフィや高級リゾート地ポジターノ、絵画のように丘の上から紺碧の海を見下ろす美しい街並を持つラヴェッロなどがあります。

アマルフィ海岸（アマルフィターナ海岸）一帯は、自然の地形をうまく生かしたオリーブ、レモン、ぶどうの畑なども美しく広がり、イタリアでも有数の観光名所でもあります。

歴史的城壁都市クエンカ

歴史的城壁都市クエンカ Historic Walled Town of Cuenca 所在国：スペイン 世界遺産登録：1996年 種類：文化遺産

歴史的城壁都市クエンカ（クエンカの歴史的要塞都市）は、壮大な田園風景の中に建てられた中世の城塞都市で、12世紀には王家の町として栄えました。

歴史的城壁都市クエンカ（クエンカの歴史的要塞都市）は、ムーア人の手により建設されたコルドバの防衛基地で、スペイン首都マドリードから南東へ約130km行ったところにあります。

クエンカにあるゴシック様式の大寺院は、スペイン最初のものといわれいます。

夜にライトアップされた姿が美しい『不安定な家』と呼ばれるゴシック様式の建造物群は、フーカル川（フカール川）を臨む絶壁にぶら下がるように建てられており、今では美術館として利用されています。

ウエカル川の断崖絶壁の上に建てられた『宙吊りの家』も有名です。

歴史的城塞都市カルカッソンヌ

歴史的城塞都市カルカッソンヌ Historic Fortified City of Carcassonne 所在国：フランス共和国 世界遺産登録：1997年 種類：文化遺産

歴史的城塞都市カルカッソンヌ（カルカソンヌの歴史城塞都市）は、12世紀に造られ、領土争いのたびに利用されたヨーロッパ最大の要塞で、城壁に囲まれた城塞の中が文化遺産として世界遺産登録されています。

フランス共和国の南部、オード県にあるカルカッソンヌ（カルカソンヌ）の都市の中にあり、フランス共和国では、年間来訪者数がモン・サン＝ミシェル（『西洋の驚異』と呼ばれるカトリック巡礼地のひとつで、サン・マロ湾上に浮かぶ島に建てられた修道院。）に次ぐ人気の観光名所になっています。

歴史的城塞都市カルカッソンヌ（カルカソンヌの歴史城塞都市）の中には、石造りのコンタル城、ロマネスクとゴシック様式のサン・ナゼール寺院があります。

それらの城塞内の建造物は、1659年に領土争いが終焉した後、荒れ果ててしまいましたが、後に歴史的価値が認められ、建築家ヴィオレ・ル・デュックの手により復旧されました。

歴史的城塞都市カルカッソンヌ（カルカソンヌの歴史城塞都市）の中は、かつて『シテ』と呼ばれ、城塞がある街カルカッソンヌ（カルカソンヌ）とは別の自治体とされていましたが、今はカルカッソンヌ（カルカソンヌ）市の一部とされています。

ナルボンヌとオードという2つの門が城塞と市街をつないでいます。