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ラポニアン・エリア
ラポニアン・エリアはスウェーデン王国の北部にあり、ラポニアンとはラップ人をさす言葉です。
またラップランドという地域名もありますが、こちらはスウェーデン王国内だけでなく、スウェーデン・ノルウェー・フィンランドにまたがる地域をさしています。
極北の地なので、南部の森林密集地域を除いては植物もまばらです。
トナカイ・熊・狼の動物や、鳥は陸鳥だけでなく海鳥も活動しています。
また、この地域には海にも川にも多くの漁場があります。
いくつかの湖では汽船が利用され、またいくつかの港は不凍港です。
この地域に住むのはサーミ人(ラップ人)で、フィノ・ウゴル語派(ウラル語族系)のサーミ語を話しています。
サーミ人の3分の1は移動生活を営んでいて、夏は海岸部に住み、冬は内陸部に移動しています。
他のサーミ人は海岸とフィヨルドにちりぢりに定住しており、多くは湖の側や谷の奥で村を構成して生活しています。
サーミ人の多くはノルウェーに住んでおり、そこで彼らは「サーメ」(Samer)と呼ばれています。
サーミ人の主な職業はトナカイを飼う事です(これによって食料も衣料も調達できるからである)が、他方で狩りや釣りをしている人もいます。
サーミ人は9世紀にはノルマン人に、11世紀にはロシア人に征服され、13世紀から17世紀の間はスウェーデンに支配されていました。
ラポニアン・エリアに行く旅行者のほとんどはトレッキングなどを楽しむために夏の間に訪れています。
また、イェリヴァーレ、ヨックモック(お菓子のヨックモックの語源)、アリエプローグなどのラップランドの都市も、ラポニアン・エリアに含まれています。
ラポニアン・エリア Laponian Area 所在国:スウェーデン王国 世界遺産登録:1996年 種類:複合遺産 |
ラポニアン・エリアはスウェーデン王国の北部にあり、ラポニアンとはラップ人をさす言葉です。
またラップランドという地域名もありますが、こちらはスウェーデン王国内だけでなく、スウェーデン・ノルウェー・フィンランドにまたがる地域をさしています。
極北の地なので、南部の森林密集地域を除いては植物もまばらです。
トナカイ・熊・狼の動物や、鳥は陸鳥だけでなく海鳥も活動しています。
また、この地域には海にも川にも多くの漁場があります。
いくつかの湖では汽船が利用され、またいくつかの港は不凍港です。
この地域に住むのはサーミ人(ラップ人)で、フィノ・ウゴル語派(ウラル語族系)のサーミ語を話しています。
サーミ人の3分の1は移動生活を営んでいて、夏は海岸部に住み、冬は内陸部に移動しています。
他のサーミ人は海岸とフィヨルドにちりぢりに定住しており、多くは湖の側や谷の奥で村を構成して生活しています。
サーミ人の多くはノルウェーに住んでおり、そこで彼らは「サーメ」(Samer)と呼ばれています。
サーミ人の主な職業はトナカイを飼う事です(これによって食料も衣料も調達できるからである)が、他方で狩りや釣りをしている人もいます。
サーミ人は9世紀にはノルマン人に、11世紀にはロシア人に征服され、13世紀から17世紀の間はスウェーデンに支配されていました。
ラポニアン・エリアに行く旅行者のほとんどはトレッキングなどを楽しむために夏の間に訪れています。
また、イェリヴァーレ、ヨックモック(お菓子のヨックモックの語源)、アリエプローグなどのラップランドの都市も、ラポニアン・エリアに含まれています。
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プランバナン寺院遺跡群
プランバナン寺院はカンボジアのアンコ−ル・ワットと並ぶ、東南アジア最大のヒンドゥ−教寺院です。
またジャワの建築の最高傑作の一つとされています。
場所はジョクジャカルタの東15Kmにあります。
プランバナン寺院はサンジャヤ王朝によって856年に建てられました。
今からざっと1000年以上も前のことですが、当時、もう一つの重要な寺院が建てられています。
それはボロブドゥ−ル寺院です。
これはアンコールワットと並んで有名な寺院遺跡です。
こちらは大乗仏教のサレインドラ王朝が建設しました。
プランバナン寺院はボロブド−ルと同じように火山岩を積み上げた寺院群ですが、その規模と高さ、重量感には圧倒されます。
あるシヴァ神をまつる塔は47メートルもあります。
また、インドのヒンドゥ−教寺院にも見られるように、ヒンドゥ−教の神々の姿が彫刻され、その数の多さも圧巻です。
しかし、10世紀に入ると疫病が蔓延し、この地から別の場所に首都を移動し、16世紀(1549年)の大地震で遺跡は大破し、長く忘れられていました。
最近では遺跡の修復作業が行われていますが、2006年5月27日に発生したジャワ島中部地震でまた被害を受けています。
プランバナン寺院は巨大な寺院群が見られますが、夜は寺院の前でラーマヤナをインドネシアの踊り表現したり、早朝のプランバナン寺院めぐりが人気を呼んでいます。
プランバナン寺院遺跡群 Prambanan Temple Compounds 所在国:インドネシア 世界遺産登録:1991年 種類:文化遺産 |
プランバナン寺院はカンボジアのアンコ−ル・ワットと並ぶ、東南アジア最大のヒンドゥ−教寺院です。
またジャワの建築の最高傑作の一つとされています。
場所はジョクジャカルタの東15Kmにあります。
プランバナン寺院はサンジャヤ王朝によって856年に建てられました。
今からざっと1000年以上も前のことですが、当時、もう一つの重要な寺院が建てられています。
それはボロブドゥ−ル寺院です。
これはアンコールワットと並んで有名な寺院遺跡です。
こちらは大乗仏教のサレインドラ王朝が建設しました。
プランバナン寺院はボロブド−ルと同じように火山岩を積み上げた寺院群ですが、その規模と高さ、重量感には圧倒されます。
あるシヴァ神をまつる塔は47メートルもあります。
また、インドのヒンドゥ−教寺院にも見られるように、ヒンドゥ−教の神々の姿が彫刻され、その数の多さも圧巻です。
しかし、10世紀に入ると疫病が蔓延し、この地から別の場所に首都を移動し、16世紀(1549年)の大地震で遺跡は大破し、長く忘れられていました。
最近では遺跡の修復作業が行われていますが、2006年5月27日に発生したジャワ島中部地震でまた被害を受けています。
プランバナン寺院は巨大な寺院群が見られますが、夜は寺院の前でラーマヤナをインドネシアの踊り表現したり、早朝のプランバナン寺院めぐりが人気を呼んでいます。
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フランキンセンスの国土(乳香の道)
フランキンセンスは乳香のことですが、オマーンの特産物であり、世界中で大変高価な香水として知られています。
フランキンセンスは樹脂乳香のことですが、古代から宗教儀式や病気の治療薬として使用されてきました。
当時から大変貴重なものとして取り扱われ、ほとんど同量の金と同じ価値があるとされていました。
フランキンセンスは古フランス語で“真実の薫香”を意味するところからきています。
フランキンセンスの国土は3つの遺跡からなっています。
Shisr、Khor Rori、Al-Balidです。
これらは皆、砂漠にあり、フランキンセンスの木が生えている地域です。
遺跡は青銅器時代から12世紀までの歴史があります。
これらの遺跡に行くには、マスカットから飛行機でいくか、砂漠を1,050キロ自動車で横断する必要があります。
自動車の場合はおおよそ9-10時間の行程です。
車のついては道路の状態が不明な場合がおおいので4WD車を用意したほうがいいでしょう。
フランキンセンスの国土について、より詳しい情報を知りたい場合は、Al-Balidに行くといいでしょう。
ここはサララハの郊外にあるサララハ博物館があるからです。
フランキンセンスの国土(乳香の道) Land of Frankincense 所在国:オマーン国 世界遺産登録:2000年 種類:文化遺産 |
フランキンセンスは乳香のことですが、オマーンの特産物であり、世界中で大変高価な香水として知られています。
フランキンセンスは樹脂乳香のことですが、古代から宗教儀式や病気の治療薬として使用されてきました。
当時から大変貴重なものとして取り扱われ、ほとんど同量の金と同じ価値があるとされていました。
フランキンセンスは古フランス語で“真実の薫香”を意味するところからきています。
フランキンセンスの国土は3つの遺跡からなっています。
Shisr、Khor Rori、Al-Balidです。
これらは皆、砂漠にあり、フランキンセンスの木が生えている地域です。
遺跡は青銅器時代から12世紀までの歴史があります。
これらの遺跡に行くには、マスカットから飛行機でいくか、砂漠を1,050キロ自動車で横断する必要があります。
自動車の場合はおおよそ9-10時間の行程です。
車のついては道路の状態が不明な場合がおおいので4WD車を用意したほうがいいでしょう。
フランキンセンスの国土について、より詳しい情報を知りたい場合は、Al-Balidに行くといいでしょう。
ここはサララハの郊外にあるサララハ博物館があるからです。