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バルパライーソの海港都市の歴史的街並み
バルパライーソの海港都市の歴史的街並みとはチリ中部のバルパライーソ州にあり、首都サンチアゴから北西に約120キロメートルほど離れた場所に、南米大陸の太平洋側にある最大にして最も栄えた港町として1536年に築かれました。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すものという基準により、バルパライーソの海港都市の歴史的街並みは2003年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
バルパライーソとはスペイン語で「天国のような地」という意味を持っており、港を中心として石の坂道や階段が多くの丘に向かって放射状に伸びた円形競技場のような造りになっており、迷路のように入り組んだ美しい街並みは往時をしのばせるノスタルジックな魅力を持った港町です。
見どころはプラット埠頭、アセンソールと呼ばれるケーブルカーのような傾斜式エレベーター、港近くのソトマヨール広場の19世紀後半に建てられたの鉄道駅舎や関税局などがあります。
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バルパライーソの海港都市の歴史的街並み Historic Quarter of the Seaport City of Valparaiso 所在国:チリ共和国 世界遺産登録年:2003年 世界遺産の種類:文化遺産 |
バルパライーソの海港都市の歴史的街並みとはチリ中部のバルパライーソ州にあり、首都サンチアゴから北西に約120キロメートルほど離れた場所に、南米大陸の太平洋側にある最大にして最も栄えた港町として1536年に築かれました。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すものという基準により、バルパライーソの海港都市の歴史的街並みは2003年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
バルパライーソとはスペイン語で「天国のような地」という意味を持っており、港を中心として石の坂道や階段が多くの丘に向かって放射状に伸びた円形競技場のような造りになっており、迷路のように入り組んだ美しい街並みは往時をしのばせるノスタルジックな魅力を持った港町です。
見どころはプラット埠頭、アセンソールと呼ばれるケーブルカーのような傾斜式エレベーター、港近くのソトマヨール広場の19世紀後半に建てられたの鉄道駅舎や関税局などがあります。
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チャビンの考古遺跡
チャビンの考古遺跡はペルー共和国の首都リマから北に約300キロメートルの標高3150メートルのアンカッシュ州の二つの川が合流する谷間に位置している約4万平方キロメートルに及ぶ地域で、1985年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
半地下式の円形広場を囲むように石造建築が残されており、紀元前約10世紀?紀元前5世紀に建てられたとされるU字形の旧神殿と前4〜前2世紀に建てられたとされる新神殿が遺跡の中心で
す。
旧神殿には非常に複雑な地下道が迷宮のように広がっており、分かっているだけでも地下回廊の総延長は2キロメートルもあります。
地下中央部には高さ4.5メートルのランソン像(体は人で頭はジャガーで髪の毛はヘビで、鋭い爪と牙をもつ浮き彫りが装飾された花崗岩の石像)が発見されました。
この当時、ジャガーやヘビを神聖な力をもつものと考えていたために、それらをモチーフとした神の像を作りだしたと考えられています。
この他にもそれらの神の姿を描いた祭祀用の時や動物の頭部を持った神の石造などが発見されており、この時代の中央アンデス各地で見られた文化的共通点と言えます。
チャビンの考古遺跡 Chavin (Archaeological site) 所在国:ペルー共和国 世界遺産登録年:1985年 世界遺産の種類:文化遺産 |
チャビンの考古遺跡はペルー共和国の首都リマから北に約300キロメートルの標高3150メートルのアンカッシュ州の二つの川が合流する谷間に位置している約4万平方キロメートルに及ぶ地域で、1985年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
半地下式の円形広場を囲むように石造建築が残されており、紀元前約10世紀?紀元前5世紀に建てられたとされるU字形の旧神殿と前4〜前2世紀に建てられたとされる新神殿が遺跡の中心で
す。
旧神殿には非常に複雑な地下道が迷宮のように広がっており、分かっているだけでも地下回廊の総延長は2キロメートルもあります。
地下中央部には高さ4.5メートルのランソン像(体は人で頭はジャガーで髪の毛はヘビで、鋭い爪と牙をもつ浮き彫りが装飾された花崗岩の石像)が発見されました。
この当時、ジャガーやヘビを神聖な力をもつものと考えていたために、それらをモチーフとした神の像を作りだしたと考えられています。
この他にもそれらの神の姿を描いた祭祀用の時や動物の頭部を持った神の石造などが発見されており、この時代の中央アンデス各地で見られた文化的共通点と言えます。
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サンタ・クルーズ・デ・モンポスの歴史地区
サンタ・クルーズ・デ・モンポス歴史地区は北はパナマ、東はベネズエラとブラジル、南はペルーとエクアドルに接するコロンビア共和国にあり、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に1995年に登録されたマグダレーナ川の河岸に1540年に建造されたスペインの植民都市です。
サンタ・クルーズ・デ・モンポス歴史地区は16世紀から19世紀にスペインがこの地を重要な戦略的、商業的役割を持つ植民都市として重要視し作り上げたもので、現在まで高い水準で保存されている街並みが特徴です。
都市は川に平行に展開し、大通りが堤防として機能しており、歴史的な中心街は都市景観の調和と統一の元に保存されており、建物の殆どは当初の使用目的とほぼ同じ目的で現在も使われています。
サンタ・クルーズ・デ・モンポス歴史地区が世界遺産(文化遺産)登録された理由は、植民都市の社会体制の理想形態が達成されている点が人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例である点と、ヨーロッパの当時の建築伝統が現地コロンビアの資材や技術を使って環境に適合されているところが、回復困難な変化の影響下で損傷されやすい状態にある場合における、ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、または、土地利用の顕著な例となっている点です。
サンタ・クルーズ・デ・モンポスの歴史地区 Historic Centre of Santa Cruz de Mompox 所在国:コロンビア共和国 世界遺産登録年:1995年 世界遺産の種類:文化遺産 |
サンタ・クルーズ・デ・モンポス歴史地区は北はパナマ、東はベネズエラとブラジル、南はペルーとエクアドルに接するコロンビア共和国にあり、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に1995年に登録されたマグダレーナ川の河岸に1540年に建造されたスペインの植民都市です。
サンタ・クルーズ・デ・モンポス歴史地区は16世紀から19世紀にスペインがこの地を重要な戦略的、商業的役割を持つ植民都市として重要視し作り上げたもので、現在まで高い水準で保存されている街並みが特徴です。
都市は川に平行に展開し、大通りが堤防として機能しており、歴史的な中心街は都市景観の調和と統一の元に保存されており、建物の殆どは当初の使用目的とほぼ同じ目的で現在も使われています。
サンタ・クルーズ・デ・モンポス歴史地区が世界遺産(文化遺産)登録された理由は、植民都市の社会体制の理想形態が達成されている点が人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例である点と、ヨーロッパの当時の建築伝統が現地コロンビアの資材や技術を使って環境に適合されているところが、回復困難な変化の影響下で損傷されやすい状態にある場合における、ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、または、土地利用の顕著な例となっている点です。