このサイトでは、世界遺産の紹介、案内をしています。
スポンサードリンク
オーストラリアの哺乳類化石地域
オーストラリアは世界でも10指に入るといわれるくらい化石が出土する国です。
この哺乳類化石地域はオーストラリア独自の進化をとげた哺乳類のあとをたどることができる場所として有名です。
特にこの地域は新生代第3紀の哺乳動物の化石の宝庫として有名です。
つまり化石といえば恐竜化石を思い出しますが、恐竜絶滅以降の哺乳類が出現してからの化石が出土しています。
また、オーストラリアは大陸と陸続きの時代もありましたが、次第に分離し、動植物が独自な進化を遂げたことでも有名です。
こうしたオーストラリア独特な進化の軌跡もたどることができます。
オーストラリアの哺乳類化石地域は、オーストラリア東北部クイーンズランド州のリバスレーと南オーストラリア州のナラコーアトの哺乳類化石出土地区が登録されています。
距離的にはかなり離れています。
リバスレーの方はローン・ヒル国立公園(Lawn Hill National Parkに、ナラコーアトはナラコーアテ・ケーブ国立公園(Naracoorte Caves National Park)にあります。
オーストラリアの哺乳類化石地域 Australian Fossil Mammal Sites 所在国:オーストラリア 世界遺産登録:1994年 種類:自然遺産 |
オーストラリアは世界でも10指に入るといわれるくらい化石が出土する国です。
この哺乳類化石地域はオーストラリア独自の進化をとげた哺乳類のあとをたどることができる場所として有名です。
特にこの地域は新生代第3紀の哺乳動物の化石の宝庫として有名です。
つまり化石といえば恐竜化石を思い出しますが、恐竜絶滅以降の哺乳類が出現してからの化石が出土しています。
また、オーストラリアは大陸と陸続きの時代もありましたが、次第に分離し、動植物が独自な進化を遂げたことでも有名です。
こうしたオーストラリア独特な進化の軌跡もたどることができます。
オーストラリアの哺乳類化石地域は、オーストラリア東北部クイーンズランド州のリバスレーと南オーストラリア州のナラコーアトの哺乳類化石出土地区が登録されています。
距離的にはかなり離れています。
リバスレーの方はローン・ヒル国立公園(Lawn Hill National Parkに、ナラコーアトはナラコーアテ・ケーブ国立公園(Naracoorte Caves National Park)にあります。
PR
スポンサードリンク
オーストラリア中東部の多雨林保護区群
中東部オーストラリアの多雨林保護区は、オーストラリアのシドニーからブリスベンにかけてのオーストラリア中東部に点在する多雨林地区にある自然保護区です。
州で言えばクイーンズランド州(オーストラリアでは2番目に大きい州)とニューサウスウェールズ州の一部がそれにあたります。
クイーンズランド州は太平洋に面していて、有名なグレートバリアリーフ海洋公園があります。
この広大な地域には41もの保護区が点在し、地域が点在する分、保護区域ごとの違った植生が見られます。
この保護区の大半は国立公園であったり、保護林やいるか保護区であったりします。
また、植物だけでなく動物にも珍しい品種が多数見られます。
こうした動植物からオーストラリア大陸がアジア大陸から分離する前の貴重な痕跡なども発見され、進化の過程がうかがえる貴重な遺産となっています。
こうした貴重な動植物の進化の過程や、現存する貴重な動植物の観察に訪れる人は年間200万人とも言われています。
オーストラリア中東部の多雨林保護区群 Central Eastern Rainforest Reserves 所在国:オーストラリア 世界遺産登録:1986年、1994年 種類:自然遺産 |
中東部オーストラリアの多雨林保護区は、オーストラリアのシドニーからブリスベンにかけてのオーストラリア中東部に点在する多雨林地区にある自然保護区です。
州で言えばクイーンズランド州(オーストラリアでは2番目に大きい州)とニューサウスウェールズ州の一部がそれにあたります。
クイーンズランド州は太平洋に面していて、有名なグレートバリアリーフ海洋公園があります。
この広大な地域には41もの保護区が点在し、地域が点在する分、保護区域ごとの違った植生が見られます。
この保護区の大半は国立公園であったり、保護林やいるか保護区であったりします。
また、植物だけでなく動物にも珍しい品種が多数見られます。
こうした動植物からオーストラリア大陸がアジア大陸から分離する前の貴重な痕跡なども発見され、進化の過程がうかがえる貴重な遺産となっています。
こうした貴重な動植物の進化の過程や、現存する貴重な動植物の観察に訪れる人は年間200万人とも言われています。
スポンサードリンク
ミストラ
ミストラス( Mystras,Myzithras)はギリシア・ペロポニソス半島南東部・ラコニア県にある中世城塞都市遺跡です。
東ローマ帝国の地方行政組織モレアス専制公領の行政府、文化都市です。
日本では西欧の文献で長く用いられた表記を採用して「ミストラ」(Mistra)と記す場合も多いです。
この都市の元々の名前「ミジスラス」は「チーズ製造酪農家」を意味する中世ギリシア語です。
これが「ミストラス」という現在の形に変わったのは17世紀以降のことと考えられています。
十字軍と共にやって来た西欧人はギリシア人が話すこの言葉の対格形を主格と聞き違え、自らの言語に採り入れて「ミシスラ」(Misithra)としたと云われております。
その後この名称が転訛を遂げて17世紀後半に「ミストラ」と呼ばれるようになり、現在に至っています。
ギリシアのラコニア県にあるミストラの中世都市は1989年に世界遺産に登録された文化遺産となりました。
このミストラの町は14世紀から15世紀にかけてビザンチン帝国下の城塞都市として栄えた町で、2重の城壁で上下に分れています。
上部には13世紀に造られた堅固なカストロ(山の城の意味)がそびえ、下部には宮殿及び邸宅と聖堂が建ち並んでいます。
なかでも有名なのはギリシア十字形プランの模範ともいわれるアフェンディコ聖堂と中世で最も美しい修道院の一つパンダナサ修道院でしょう。
ミストラ Mystras 所在国:ギリシャ 世界遺産登録:1989年 種類:文化遺産 |
ミストラス( Mystras,Myzithras)はギリシア・ペロポニソス半島南東部・ラコニア県にある中世城塞都市遺跡です。
東ローマ帝国の地方行政組織モレアス専制公領の行政府、文化都市です。
日本では西欧の文献で長く用いられた表記を採用して「ミストラ」(Mistra)と記す場合も多いです。
この都市の元々の名前「ミジスラス」は「チーズ製造酪農家」を意味する中世ギリシア語です。
これが「ミストラス」という現在の形に変わったのは17世紀以降のことと考えられています。
十字軍と共にやって来た西欧人はギリシア人が話すこの言葉の対格形を主格と聞き違え、自らの言語に採り入れて「ミシスラ」(Misithra)としたと云われております。
その後この名称が転訛を遂げて17世紀後半に「ミストラ」と呼ばれるようになり、現在に至っています。
ギリシアのラコニア県にあるミストラの中世都市は1989年に世界遺産に登録された文化遺産となりました。
このミストラの町は14世紀から15世紀にかけてビザンチン帝国下の城塞都市として栄えた町で、2重の城壁で上下に分れています。
上部には13世紀に造られた堅固なカストロ(山の城の意味)がそびえ、下部には宮殿及び邸宅と聖堂が建ち並んでいます。
なかでも有名なのはギリシア十字形プランの模範ともいわれるアフェンディコ聖堂と中世で最も美しい修道院の一つパンダナサ修道院でしょう。