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グランマ号上陸記念国立公園
グランマ号上陸記念国立公園は、キューバの南西部、シエラ・マエストラ山脈の西側に広がる公園です。
この公園は、標高360mから水深180mに及ぶ急勾配の石灰岩の段丘になっており、地形学上、きわめて珍しい場所と言われています。
その地形と、少ない年間降水量が得意な生態系を生み、公園一帯には約300種の固有種を含む500種以上の植物や、マナティーほか希少動物が生息しています。
この、公園の名前にもなっているグランマ号とは、キューバ革命時にメキシコへ亡命していたフィデル・カストロが、1956年12月2日、チェ・ゲバラら82名の仲間と共にキューバへ再上陸するのに使った船です。
グランマ号はメキシコのトゥスパンを出港し彼らは無事キューバへ再上陸を果たすが、カストロは事前に再上陸することを発表していたので、上陸後すぐにバチスタの政府軍に包囲されカストロを含む12人にまで減ってしまう。
上陸に使った船といっても、その実態は8人乗りのおんぼろヨットです。
資金が無かった当時のカストロは、中古のヨットを買うのがやっととの事でした。
。
そこに82人もの兵士が乗り込んだために衛生環境が悪化し、上陸する前に彼らの士気は相当下がっていたと言われています。
「グランマ」とはスペイン語で「おばあちゃん」という意味です。
しかし、現在のキューバ共産党の機関紙の名は、この船の名をとって『グランマ』という名になっています。
グランマ号上陸記念国立公園 Desembarco del Granma National Park 所在国:キューバ 世界遺産登録:1999年 種類:自然遺産 |
グランマ号上陸記念国立公園は、キューバの南西部、シエラ・マエストラ山脈の西側に広がる公園です。
この公園は、標高360mから水深180mに及ぶ急勾配の石灰岩の段丘になっており、地形学上、きわめて珍しい場所と言われています。
その地形と、少ない年間降水量が得意な生態系を生み、公園一帯には約300種の固有種を含む500種以上の植物や、マナティーほか希少動物が生息しています。
この、公園の名前にもなっているグランマ号とは、キューバ革命時にメキシコへ亡命していたフィデル・カストロが、1956年12月2日、チェ・ゲバラら82名の仲間と共にキューバへ再上陸するのに使った船です。
グランマ号はメキシコのトゥスパンを出港し彼らは無事キューバへ再上陸を果たすが、カストロは事前に再上陸することを発表していたので、上陸後すぐにバチスタの政府軍に包囲されカストロを含む12人にまで減ってしまう。
上陸に使った船といっても、その実態は8人乗りのおんぼろヨットです。
資金が無かった当時のカストロは、中古のヨットを買うのがやっととの事でした。
。
そこに82人もの兵士が乗り込んだために衛生環境が悪化し、上陸する前に彼らの士気は相当下がっていたと言われています。
「グランマ」とはスペイン語で「おばあちゃん」という意味です。
しかし、現在のキューバ共産党の機関紙の名は、この船の名をとって『グランマ』という名になっています。
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ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ
ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ(Head-Smashed-In Buffalo Jump)は、カナダのアルバータ州にあるユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている史跡です。
ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプは、カルガリーの南約150km、アルバータ州のポーキュパイン・ヒルにあります。
実際には崖です。
崖の幅は300mに渡り、高さは約18m。
崖の下には、バッファローの骨が、多いところでは約11m以上も堆積しています。
なぜバッファローの骨が崖下に堆積しているかといえば、この付近に住んでいた先住民であるブラック・フット族が、崖の上にバッファローを追い詰めて、崖から突き落としてバッファローを仕留める狩猟を行っていたからです。
崖の西側には、40平方キロメートルにも及ぶ草原地帯がある。
ここに生息していたバッファローを崖へと通じる道(ドライブ・レーン)へと追い込んだとの事です。
このドライブ・レーンには、石でできた道標が残っています。
この様なバッファローの狩は、他の北アメリカの地域でも行われていたと考えられています。
このヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプは、それらの中でも大規模で最も古く、紀元前3500年以上前から行われていたと考えられています。
またこの猟は、ここで、19世紀まで続いていました。
1968年に、カナダの国定歴史史跡に指定されました。
ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ Head-Smashed-In Buffalo Jump 所在国:カナダ 世界遺産登録:1981年 種類:文化遺産 |
ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプ(Head-Smashed-In Buffalo Jump)は、カナダのアルバータ州にあるユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている史跡です。
ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプは、カルガリーの南約150km、アルバータ州のポーキュパイン・ヒルにあります。
実際には崖です。
崖の幅は300mに渡り、高さは約18m。
崖の下には、バッファローの骨が、多いところでは約11m以上も堆積しています。
なぜバッファローの骨が崖下に堆積しているかといえば、この付近に住んでいた先住民であるブラック・フット族が、崖の上にバッファローを追い詰めて、崖から突き落としてバッファローを仕留める狩猟を行っていたからです。
崖の西側には、40平方キロメートルにも及ぶ草原地帯がある。
ここに生息していたバッファローを崖へと通じる道(ドライブ・レーン)へと追い込んだとの事です。
このドライブ・レーンには、石でできた道標が残っています。
この様なバッファローの狩は、他の北アメリカの地域でも行われていたと考えられています。
このヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプは、それらの中でも大規模で最も古く、紀元前3500年以上前から行われていたと考えられています。
またこの猟は、ここで、19世紀まで続いていました。
1968年に、カナダの国定歴史史跡に指定されました。
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独立記念館
独立記念館 (どくりつきねんかん、Independence Hall)は、ペンシルバニア州のフィラデルフィアにあるアメリカ独立宣言が行われた建物です。
1979年、ユネスコの世界遺産 (文化遺産) として登録されました。
独立記念館は1749年に、ペンシルバニアの議事堂として建設されました。
1776年7月4日に、イギリス植民地下にあった13州の代表者が、この建物の広間に集り、トーマス・ジェファーソンが起草したアメリカ独立宣言が署名され、この時以来、独立記念館と呼ばれるようになっりました。
1787年には、アメリカ合衆国憲法が制定された場所としても有名です。
1790年〜1800年に、フィラデルフィアがアメリカの首都となるとアメリカ合衆国議会議事堂として使用されるようになりました。
上院と下院という言葉はこの事から語源となりました。
また、独立記念館周辺は、独立記念館国立歴史公園として整備されています。
独立当時の国会議事堂も存在しています。
また、建物内には、独立宣言が行われたときに打ち鳴らされた「自由の鐘」があります。
独立記念館 Independence Hall 所在国:アメリカ合衆国 世界遺産登録:1979年 種類:文化遺産 |
独立記念館 (どくりつきねんかん、Independence Hall)は、ペンシルバニア州のフィラデルフィアにあるアメリカ独立宣言が行われた建物です。
1979年、ユネスコの世界遺産 (文化遺産) として登録されました。
独立記念館は1749年に、ペンシルバニアの議事堂として建設されました。
1776年7月4日に、イギリス植民地下にあった13州の代表者が、この建物の広間に集り、トーマス・ジェファーソンが起草したアメリカ独立宣言が署名され、この時以来、独立記念館と呼ばれるようになっりました。
1787年には、アメリカ合衆国憲法が制定された場所としても有名です。
1790年〜1800年に、フィラデルフィアがアメリカの首都となるとアメリカ合衆国議会議事堂として使用されるようになりました。
上院と下院という言葉はこの事から語源となりました。
また、独立記念館周辺は、独立記念館国立歴史公園として整備されています。
独立当時の国会議事堂も存在しています。
また、建物内には、独立宣言が行われたときに打ち鳴らされた「自由の鐘」があります。