黄山（ホワンシャン）

黄山（ホワンシャン） Mount Huangshan 所在国：中華人民共和国 世界遺産登録：1990年 種類：複合遺産

黄山（ホワンシャン）は、中国の東部に位置する安徽省の複合遺産です。

中国で最も美しい山として知られている黄山は、山水画や漢詩などの芸術や文学を通じて、称賛され続けてきました。

そして現在でも、観光客や詩人、画家、カメラマンなど、多くの人々を魅了しています。

それは、黄山に立ち並ぶ古生代の岩石が浸食された、独特の形をした岩肌や断崖絶壁の景観などに見られます。

また、雲海からそそり立つ奇形の花崗岩と松の木は、まさに水墨画そのものです。

黄山は、海抜1000mを越す峰々が多数あり、蓮花峰、光明頂、天都峰は、三主峰としてよく知られています。

また、奇松、怪石、雲海、温泉は、黄山の四絶とも呼ばれ、峰々とともに、古来から多くの人々を魅了する理由ともなっています。

黄山では、雲谷、玉屏、太平といったケーブルカーが設置され、観光客には便利になっています。