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青城山(チンチャンシェン)と都江堰(デゥジャンイェン)水利(灌漑)施設
青城山(チンチャンシェン)と都江堰(デゥジャンイェン)水利(灌漑)施設は中国(中華人民共和国)の四川省にある2000年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された地域です。
青城山(チンチャンシェン)は四川省都江堰市の南西約15キロメートルに位置しており、中国の道教の発祥の地としても有名です。
また山々には常緑樹の古木が多く、一年を通して緑が絶えないことから青城山(チンチャンシェン)と名付けられました。
青城山(チンチャンシェン)は前山と後山に分けられており、前山の景観は優美であり文化財、古跡が多いのに対して、後山の自然の風景は神秘的な美しさを湛えておりそのコントラストも見事で、特に、建福宮、天然図画、天師洞、上清宮などが有名な場所です。
都江堰(デゥジャンイェン)水利(灌漑)施設は四川省の省都である成都から西北に約60キロメートルの都江堰市の西に位置しています。
この地域は長江の支流である岷江の度重なる氾濫に悩まされていましたが、紀元前3世紀頃の秦昭王の時代に秦国の李氷とその息子が先人の治水の経験を生かし、地元住民を率いて灌漑と干ばつ時の水流を自動制御する水利工事(岷江を外江と内江に仕切り、外江で余分な水を排し、内江で水を引いた分水と治水、土砂排出と防災の設備)に着手し約8年の歳月を掛けて完成させました。
この都江堰(デゥジャンイェン)水利(灌漑)施設はそれ以来、成都平原の肥沃で広大な平野を潤し、四川省の経済・文化の発展に大きな貢献を果たしたと言われています。
青城山(チンチャンシェン)と都江堰(デゥジャンイェン)水利(灌漑)施設 Mount Qingcheng and the Dujiangyan Irrigation System 所在国:中国(中華人民共和国) 世界遺産登録年数:2000年 世界遺産の種類:文化遺産 |
青城山(チンチャンシェン)と都江堰(デゥジャンイェン)水利(灌漑)施設は中国(中華人民共和国)の四川省にある2000年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された地域です。
青城山(チンチャンシェン)は四川省都江堰市の南西約15キロメートルに位置しており、中国の道教の発祥の地としても有名です。
また山々には常緑樹の古木が多く、一年を通して緑が絶えないことから青城山(チンチャンシェン)と名付けられました。
青城山(チンチャンシェン)は前山と後山に分けられており、前山の景観は優美であり文化財、古跡が多いのに対して、後山の自然の風景は神秘的な美しさを湛えておりそのコントラストも見事で、特に、建福宮、天然図画、天師洞、上清宮などが有名な場所です。
都江堰(デゥジャンイェン)水利(灌漑)施設は四川省の省都である成都から西北に約60キロメートルの都江堰市の西に位置しています。
この地域は長江の支流である岷江の度重なる氾濫に悩まされていましたが、紀元前3世紀頃の秦昭王の時代に秦国の李氷とその息子が先人の治水の経験を生かし、地元住民を率いて灌漑と干ばつ時の水流を自動制御する水利工事(岷江を外江と内江に仕切り、外江で余分な水を排し、内江で水を引いた分水と治水、土砂排出と防災の設備)に着手し約8年の歳月を掛けて完成させました。
この都江堰(デゥジャンイェン)水利(灌漑)施設はそれ以来、成都平原の肥沃で広大な平野を潤し、四川省の経済・文化の発展に大きな貢献を果たしたと言われています。
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ビンベットカのロック・シェルター群
ビンベットカのロック・シェルター群はインドのデカン高原北部のマディアヤ・プランデシュ州はビンディア山脈山麓にある約19万平方キロメートルの範囲の壁画の描かれた岩窟で、2003年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ビンベットカのロック・シェルター群は5つの岩塊に約400ものロック・シェルター群(岩窟)があり、一万年以上前の旧石器時代から有史時代の岩窟住居群といわれています。
当時暮らしていた人々が描いた赤、黒、白、黄、緑など天然の顔料を用いた色も鮮やかな1000ほどの壁画が残されており、ゾウ、ヒョウ、トラ、サイ、シカ、ウシ、ウマなどの動物や狩猟の様子や採取の様子などその素朴な生活が描かれています。
このビンベットカのロック・シェルター群の近くでは現在でもこの壁画に似たものが描かれており、その風習や風俗、文化などの伝統が現代にまで伝わっていることに注目が集まっています。
ビンベットカのロック・シェルター群 Rock Shelters of Bhimbetka 所在国:インド 世界遺産登録年数:2003年 世界遺産の種類:文化遺産 |
ビンベットカのロック・シェルター群はインドのデカン高原北部のマディアヤ・プランデシュ州はビンディア山脈山麓にある約19万平方キロメートルの範囲の壁画の描かれた岩窟で、2003年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ビンベットカのロック・シェルター群は5つの岩塊に約400ものロック・シェルター群(岩窟)があり、一万年以上前の旧石器時代から有史時代の岩窟住居群といわれています。
当時暮らしていた人々が描いた赤、黒、白、黄、緑など天然の顔料を用いた色も鮮やかな1000ほどの壁画が残されており、ゾウ、ヒョウ、トラ、サイ、シカ、ウシ、ウマなどの動物や狩猟の様子や採取の様子などその素朴な生活が描かれています。
このビンベットカのロック・シェルター群の近くでは現在でもこの壁画に似たものが描かれており、その風習や風俗、文化などの伝統が現代にまで伝わっていることに注目が集まっています。
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大足石刻(ダァズシク)
大足石刻(ダァズシク)は中華人民共和国(中国)は四川省重慶市大足県宝頂口の四川盆地にある石刻芸術の代表として有名なところで、1999年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
大足石刻(ダァズシク)は中国の三大石窟と呼ばれている「雲こう石窟」「龍門石窟」「莫高窟」に勝るとも劣らない素晴らしさであると言われています。
大足石刻(ダァズシク)は古代インドの石刻をそのルーツに持つもので、合計5万体とも言われるその像は、当時の中国の仏教文化の二大中心地であった四川省(他の一つは浙江省杭州)に花開いた華麗な仏教芸術として貴重なものです。
有名なところは北山、宝頂山、南山、石門山、石篆山の石刻であり唐朝末期以降の石刻芸術の代表作と言われています。
中でも規模が大きく芸術性の高さで北山と宝頂山は大足石刻(ダァズシク)の双璧であり、釈迦仏、阿弥陀仏、薬師仏、地蔵菩薩、観音菩薩、文殊菩薩、毘沙門天王像龕、数珠手観音像、玉印観音、如意珠観音、普賢菩薩、日月観音、金剛力士像などはまるで生きているかのような表情を見せているものもあります。
大足石刻(ダァズシク) Dazu Rock Carvings 所在国:中国(中華人民共和国) 世界遺産登録年数:1999年 世界遺産の種類:文化遺産 |
大足石刻(ダァズシク)は中華人民共和国(中国)は四川省重慶市大足県宝頂口の四川盆地にある石刻芸術の代表として有名なところで、1999年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
大足石刻(ダァズシク)は中国の三大石窟と呼ばれている「雲こう石窟」「龍門石窟」「莫高窟」に勝るとも劣らない素晴らしさであると言われています。
大足石刻(ダァズシク)は古代インドの石刻をそのルーツに持つもので、合計5万体とも言われるその像は、当時の中国の仏教文化の二大中心地であった四川省(他の一つは浙江省杭州)に花開いた華麗な仏教芸術として貴重なものです。
有名なところは北山、宝頂山、南山、石門山、石篆山の石刻であり唐朝末期以降の石刻芸術の代表作と言われています。
中でも規模が大きく芸術性の高さで北山と宝頂山は大足石刻(ダァズシク)の双璧であり、釈迦仏、阿弥陀仏、薬師仏、地蔵菩薩、観音菩薩、文殊菩薩、毘沙門天王像龕、数珠手観音像、玉印観音、如意珠観音、普賢菩薩、日月観音、金剛力士像などはまるで生きているかのような表情を見せているものもあります。