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サナア旧市街
サナア旧市街とは、アラビア半島南西にあるイエメンの首都であるサナア(サヌア)に残る旧市街地のことで、世界遺産に登録されています。
サナアは最も高い所で標高3,760メートルもの高原にあり、モンスーンの影響を受けるために雨量も多いです。
サヌア市内には粘土で作った煉瓦造りの建物があって、アラブ文化が色濃く残っています。
イスラムの都市であり、市内にはムスリム大学やモスクが数多く見受けられます。
世界最古の摩天楼都市サナアは、砂漠と海に挟まれた山岳地帯にありますが、古代より、交易によって栄え、その豊かさゆえに、抗争にさらされてきました。
サナアでは、膨らむ人口を城壁の中に詰め込むために建物を高くしていきましたが、高いものは、7階にも及びます。
ひとつの建物の中に、同じ血縁の者同士が10人から30人で部屋を分け合って住んでいることもあります。
主な建材は、土を固めただけの日干しレンガで、建物を補強するため、低層階には堅牢な石が使われています。
最上階に置かれているのは、マフラージという特別な部屋には、市街を一望することが出来ます。
サナア旧市街 Old City of Sana'a 所在国:イエメン 世界遺産登録:1986 種類:文化遺産 |
サナア旧市街とは、アラビア半島南西にあるイエメンの首都であるサナア(サヌア)に残る旧市街地のことで、世界遺産に登録されています。
サナアは最も高い所で標高3,760メートルもの高原にあり、モンスーンの影響を受けるために雨量も多いです。
サヌア市内には粘土で作った煉瓦造りの建物があって、アラブ文化が色濃く残っています。
イスラムの都市であり、市内にはムスリム大学やモスクが数多く見受けられます。
世界最古の摩天楼都市サナアは、砂漠と海に挟まれた山岳地帯にありますが、古代より、交易によって栄え、その豊かさゆえに、抗争にさらされてきました。
サナアでは、膨らむ人口を城壁の中に詰め込むために建物を高くしていきましたが、高いものは、7階にも及びます。
ひとつの建物の中に、同じ血縁の者同士が10人から30人で部屋を分け合って住んでいることもあります。
主な建材は、土を固めただけの日干しレンガで、建物を補強するため、低層階には堅牢な石が使われています。
最上階に置かれているのは、マフラージという特別な部屋には、市街を一望することが出来ます。
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グヌン・ムル国立公園
グヌン・ムル国立公園とは、2000年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された自然公園のことで、ボルネオ島のマレーシア領内、北部にあるムル山の山域の保護を目的としています。
グヌンとは、現地の言葉で山という意味です。
すなわち、ムル山国立公園という日本語表記も使われることがあります。
ムル山は、山頂を含め、カルスト台地となっています。
標高は2,377メートル。
地下には、ムル洞窟群とよばれる鍾乳洞が広がっており、その総延長は約300キロメートルあるといわれます。
中でも、ディア・ケイブと呼ばれる洞窟は、世界最大で、夕刻になるとこのディア・ケイブから数百万のコウモリが飛び立ちます。
コウモリの群れは、まるで空をかける一つの生き物のようで、地元の人々は「黒い龍」と呼んでいます。
洞窟群にはコウモリやツバメが生息しているのです。
また、動植物の宝庫は洞窟群だけでなく、ボルネオ島のジャングルは、アマゾンやアフリカ大陸に存在するジャングルより古いといわれています。
中でもヤシの種類が豊富で、100種類以上が確認されています。
グヌン・ムル国立公園 Gunung Mulu National Park 所在国:マレーシア 世界遺産登録: 2000 種類:自然遺産 |
グヌン・ムル国立公園とは、2000年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された自然公園のことで、ボルネオ島のマレーシア領内、北部にあるムル山の山域の保護を目的としています。
グヌンとは、現地の言葉で山という意味です。
すなわち、ムル山国立公園という日本語表記も使われることがあります。
ムル山は、山頂を含め、カルスト台地となっています。
標高は2,377メートル。
地下には、ムル洞窟群とよばれる鍾乳洞が広がっており、その総延長は約300キロメートルあるといわれます。
中でも、ディア・ケイブと呼ばれる洞窟は、世界最大で、夕刻になるとこのディア・ケイブから数百万のコウモリが飛び立ちます。
コウモリの群れは、まるで空をかける一つの生き物のようで、地元の人々は「黒い龍」と呼んでいます。
洞窟群にはコウモリやツバメが生息しているのです。
また、動植物の宝庫は洞窟群だけでなく、ボルネオ島のジャングルは、アマゾンやアフリカ大陸に存在するジャングルより古いといわれています。
中でもヤシの種類が豊富で、100種類以上が確認されています。
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クニヤ‐ウルゲンチ
クニヤ‐ウルゲンチとは、日本語で表すと「旧ウルゲンチ」という意味ですが、現地ではクフナ・ウルゲンチと呼ばれ、ホラズム・シャー朝期からティムール朝期の遺跡が残されている世界遺産です。
クニヤあるいはクフナというのは、「旧」「古い」といった意味で、ウルグンチは、中央アジア、ホラズム地方の歴史的都市のことです。
ウルゲンチには、もともとはペルシア系の住民が多く住んでいましたが、カザフ草原に住むテュルク系遊牧民たちの交易拠点となり、「草原の港」として経済的に発展していきました。
その後、さらなる繁栄と衰退を経験し、砂漠の中の廃墟と化したウルゲンチ、現在トルクメニスタン領に組み込まれています。
クニヤ‐ウルゲンチの中の主な遺跡は次のとおり。
【テキシュ廟】
12世紀のホラズム・シャー、テキシュの墓廟。
ホラズム・シャー朝期の代表的な遺跡で、青いタイルで飾られた三角錐の帽子型の屋根が特徴的です。
【クトルグ・ティムールのミナレット】
14世紀にジョチ・ウルスのホラズム総督クトルグ・ティムールによって建設されたミナレット。
テキシュ廟の北西そばに位置し、中央アジア最長の67mの高さを誇っています。
【テュラベク・ハヌム廟 】
クトルグ・ティムールの夫人テュラベク・ハヌムの墓廟。
旧ウルゲンチで最大の建造物。
このほか、キャラバンサライやスーフィズムの聖者の墓廟が数多くあり、トルクメニスタンの主要な観光地となっています。
クニヤ‐ウルゲンチ Kunya-Urgench 所在国:トルクメニスタン 世界遺産登録:2005年 種類:文化遺産 |
クニヤ‐ウルゲンチとは、日本語で表すと「旧ウルゲンチ」という意味ですが、現地ではクフナ・ウルゲンチと呼ばれ、ホラズム・シャー朝期からティムール朝期の遺跡が残されている世界遺産です。
クニヤあるいはクフナというのは、「旧」「古い」といった意味で、ウルグンチは、中央アジア、ホラズム地方の歴史的都市のことです。
ウルゲンチには、もともとはペルシア系の住民が多く住んでいましたが、カザフ草原に住むテュルク系遊牧民たちの交易拠点となり、「草原の港」として経済的に発展していきました。
その後、さらなる繁栄と衰退を経験し、砂漠の中の廃墟と化したウルゲンチ、現在トルクメニスタン領に組み込まれています。
クニヤ‐ウルゲンチの中の主な遺跡は次のとおり。
【テキシュ廟】
12世紀のホラズム・シャー、テキシュの墓廟。
ホラズム・シャー朝期の代表的な遺跡で、青いタイルで飾られた三角錐の帽子型の屋根が特徴的です。
【クトルグ・ティムールのミナレット】
14世紀にジョチ・ウルスのホラズム総督クトルグ・ティムールによって建設されたミナレット。
テキシュ廟の北西そばに位置し、中央アジア最長の67mの高さを誇っています。
【テュラベク・ハヌム廟 】
クトルグ・ティムールの夫人テュラベク・ハヌムの墓廟。
旧ウルゲンチで最大の建造物。
このほか、キャラバンサライやスーフィズムの聖者の墓廟が数多くあり、トルクメニスタンの主要な観光地となっています。