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カトマンズの谷
カトマンズの谷とは、標高1350メートルに位置するヒマラヤ山脈の麓にある盆地です。
500平方キロメートルの温暖な気候の地に、13世紀から18世紀にかけてマッラ王朝のカトマンズ、バクタプル、パタンの3王国が栄え、ヒンズー教と仏教が融合した独自の文化が育て上げられました。
この歴史遺産は、非常に貴重で高く評価されており、盆地全体が世界文化遺産に登録されています。
その中のひとつであるカトマンズのダルバール広場や、その周辺にある生き神が住むといわれるクマリの館やシヴァ寺院など各時代の寺院20棟あまりが高度な建築技術を競い合っています。
旧王宮や庶民のバザールである、ハヌマン・ドカと呼ばれるところは、いつもにぎわいを見せています。
多様な民族文化や宗教文化が息づき、中世マッラ王朝以来の町並みが残るカトマンズの谷。
現在のネパールは国民の9割近くがヒンズー教徒にあたりますが、古来チベットとインドを結ぶヒマラヤ越えの中継地であったこのカトマンズの谷にはチベット仏教の寺院も数多く残されています。
その中で最古の歴史を誇るのが、チベットからインドへ向かおうとした文殊菩薩が創建したといわれているスワヤンブナートです。
その境内では、1日中全身を大地に投げ出し来世の生まれ変わりを願うという「五体倒地」を行う信者の姿がよく見られます。
カトマンズの谷の主な宮殿・寺院・史跡は、次のとおり。
ダルバール広場 ・シヴァ寺院 ・クマリの館 ・パタン ・クリシュナ寺院 ・パタン博物館 ・スワヤンブナート・パシュパティナート ・ボダナート 。
カトマンズの谷 Kathmandu Valley 所在国:ネパール 世界遺産登録:1979年、2006年 種類:文化遺産/危機遺産 |
カトマンズの谷とは、標高1350メートルに位置するヒマラヤ山脈の麓にある盆地です。
500平方キロメートルの温暖な気候の地に、13世紀から18世紀にかけてマッラ王朝のカトマンズ、バクタプル、パタンの3王国が栄え、ヒンズー教と仏教が融合した独自の文化が育て上げられました。
この歴史遺産は、非常に貴重で高く評価されており、盆地全体が世界文化遺産に登録されています。
その中のひとつであるカトマンズのダルバール広場や、その周辺にある生き神が住むといわれるクマリの館やシヴァ寺院など各時代の寺院20棟あまりが高度な建築技術を競い合っています。
旧王宮や庶民のバザールである、ハヌマン・ドカと呼ばれるところは、いつもにぎわいを見せています。
多様な民族文化や宗教文化が息づき、中世マッラ王朝以来の町並みが残るカトマンズの谷。
現在のネパールは国民の9割近くがヒンズー教徒にあたりますが、古来チベットとインドを結ぶヒマラヤ越えの中継地であったこのカトマンズの谷にはチベット仏教の寺院も数多く残されています。
その中で最古の歴史を誇るのが、チベットからインドへ向かおうとした文殊菩薩が創建したといわれているスワヤンブナートです。
その境内では、1日中全身を大地に投げ出し来世の生まれ変わりを願うという「五体倒地」を行う信者の姿がよく見られます。
カトマンズの谷の主な宮殿・寺院・史跡は、次のとおり。
ダルバール広場 ・シヴァ寺院 ・クマリの館 ・パタン ・クリシュナ寺院 ・パタン博物館 ・スワヤンブナート・パシュパティナート ・ボダナート 。
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エローラ石窟群
エローラ石窟群とは、エローラ石窟寺院群とも呼ばれている世界的に有名な石窟群で、ムンバイーの東にあるアウランガーバード郊外に位置します。
エローラは、インドのマハーラーシュトラ州、アウランガーバードから30Kmほど離れたところにある村です。
エローラ石窟寺院郡は、アンコール・ワットやピラミッドと並び、世界遺産の中でも最も印象的な遺跡の一つであるとされています。
シャラナドリ台地の垂直な崖に、34の石窟が掘られており、5世紀から10世紀の間に造られた仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の石窟寺院や修道院さらには僧院、僧坊などから構成されています。
仏教寺院の数は12窟で、石窟寺院群の南端に位置する第1窟から第12窟がそれにあたります。
ヒンドゥー教寺院は第13窟から第29窟までの17窟、北端に位置する第30窟から第34窟までの5窟がジャイナ教の寺院となっています。
それぞれの石窟は、非常に近接している上に作られた時期も重なっているためにこれらの事実から考えて、インドにおける宗教はとても寛容であることを表している、といえるでしょう。
エローラ石窟群 Ellora Caves 所在国:インド 世界遺産登録:1983年 種類:文化遺産 |
エローラ石窟群とは、エローラ石窟寺院群とも呼ばれている世界的に有名な石窟群で、ムンバイーの東にあるアウランガーバード郊外に位置します。
エローラは、インドのマハーラーシュトラ州、アウランガーバードから30Kmほど離れたところにある村です。
エローラ石窟寺院郡は、アンコール・ワットやピラミッドと並び、世界遺産の中でも最も印象的な遺跡の一つであるとされています。
シャラナドリ台地の垂直な崖に、34の石窟が掘られており、5世紀から10世紀の間に造られた仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の石窟寺院や修道院さらには僧院、僧坊などから構成されています。
仏教寺院の数は12窟で、石窟寺院群の南端に位置する第1窟から第12窟がそれにあたります。
ヒンドゥー教寺院は第13窟から第29窟までの17窟、北端に位置する第30窟から第34窟までの5窟がジャイナ教の寺院となっています。
それぞれの石窟は、非常に近接している上に作られた時期も重なっているためにこれらの事実から考えて、インドにおける宗教はとても寛容であることを表している、といえるでしょう。
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ウジュン・クロン国立公園
ウジュン・クロン国立公園とは、1991年、クラカタウ諸島自然保護区とともにユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されたインドネシアにある国立公園の一つです。
インドネシア初の国立公園です。
気候は、低地熱帯雨林帯に属しており、熱帯性植物が生い茂っています。
開発の進むジャワ島において貴重な生物の棲息地帯でもあり、絶滅が危ぶまれているジャワサイやカニクイザル、インドクジャク、バンテン(野生牛)などの生息地としても知られています。
ちなみに、ウジュンクロンは半島一帯と島から成っています。
旅行で訪れると、豊かな自然と美しいビーチがあり、ダイビングもサーフィンもできます。
ビーチは、粒の細かい真白な砂浜が非常に美しいです。
生息している動物の種類も本当に豊富で、サル・シカ・イノシシは簡単に見ることが出来ます。
また半島側には、サイが50頭ほど生息していると言われています。
設備は非常に整っていて、とてもキレイな宿にも泊まれますし、ちゃんとしたレストランで食事もでき、親切なガイドに案内してもらえます。
ウジュン・クロン国立公園 Ujung Kulon National Park 所在国:インドネシア 世界遺産登録:1991年 種類:自然遺産 |
ウジュン・クロン国立公園とは、1991年、クラカタウ諸島自然保護区とともにユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されたインドネシアにある国立公園の一つです。
インドネシア初の国立公園です。
気候は、低地熱帯雨林帯に属しており、熱帯性植物が生い茂っています。
開発の進むジャワ島において貴重な生物の棲息地帯でもあり、絶滅が危ぶまれているジャワサイやカニクイザル、インドクジャク、バンテン(野生牛)などの生息地としても知られています。
ちなみに、ウジュンクロンは半島一帯と島から成っています。
旅行で訪れると、豊かな自然と美しいビーチがあり、ダイビングもサーフィンもできます。
ビーチは、粒の細かい真白な砂浜が非常に美しいです。
生息している動物の種類も本当に豊富で、サル・シカ・イノシシは簡単に見ることが出来ます。
また半島側には、サイが50頭ほど生息していると言われています。
設備は非常に整っていて、とてもキレイな宿にも泊まれますし、ちゃんとしたレストランで食事もでき、親切なガイドに案内してもらえます。