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ピーコ島のブドウ園文化の景観
ピーコ島(ピコ島)のブドウ園文化の景観は大西洋の中央部分に位置するポルトガル領の群島であるアゾレス諸島の中の細長く、長さ約42キロメートルで最大幅約15キロメートルの火山島であるピーコ島(ピコ島)にあり、総面積が987万平方キロメートルに及ぶエリアが2004年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ピーコ島(ピコ島)の南西部にあるピーコ火山(ピコ火山:標高2351メートル)の溶岩を耕し、15世紀に最初の入植者が入って以来ワイン用のブドウの栽培を続け、ブドウを風や海水の害から守るために内陸から海岸まで長い長い石垣を直線上に何本も造りあげ、その総延長距離は約8万キロメートル(地球2周分)にも及ぶと言われています。
ピーコ島(ピコ島)で生産されるワインはピコ・ワイン (Vinho do Pico)と呼ばれ、ポルトガル政府の原産地統制の対象品として、かつてはロシア皇帝も愛飲したと言われるその品質の高さで有名です。
ピーコ島(ピコ島)のブドウ園はこのように長い間、伝統的な手法によってワインを造り続けてきた人々の手によって守り続けてきた独特の文化と風景を今も残しています。
ピーコ島のブドウ園文化の景観 Landscape of the Pico Island Vineyard Culture 所在国:ポルトガル 世界遺産登録年:2004年 世界遺産の種類:文化遺産 |
ピーコ島(ピコ島)のブドウ園文化の景観は大西洋の中央部分に位置するポルトガル領の群島であるアゾレス諸島の中の細長く、長さ約42キロメートルで最大幅約15キロメートルの火山島であるピーコ島(ピコ島)にあり、総面積が987万平方キロメートルに及ぶエリアが2004年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ピーコ島(ピコ島)の南西部にあるピーコ火山(ピコ火山:標高2351メートル)の溶岩を耕し、15世紀に最初の入植者が入って以来ワイン用のブドウの栽培を続け、ブドウを風や海水の害から守るために内陸から海岸まで長い長い石垣を直線上に何本も造りあげ、その総延長距離は約8万キロメートル(地球2周分)にも及ぶと言われています。
ピーコ島(ピコ島)で生産されるワインはピコ・ワイン (Vinho do Pico)と呼ばれ、ポルトガル政府の原産地統制の対象品として、かつてはロシア皇帝も愛飲したと言われるその品質の高さで有名です。
ピーコ島(ピコ島)のブドウ園はこのように長い間、伝統的な手法によってワインを造り続けてきた人々の手によって守り続けてきた独特の文化と風景を今も残しています。
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デル・モンテ城
デル・モンテ城(カステル・デル・モンテ)はイタリア南部のプーリア州アンドリア、アドリア海に面したバルレッタから約29キロメートルの内陸の丘の上に、1240年ごろシチリア王フリードリヒ2世(フェデリーコ2世)によって建てられた城で、1996年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されま
した。
カステルは「城」、モンテは「山」を意味するイタリア語であり「山の城」という意味になります。
このため日本語ではモンテ城、デル・モンテ城と言われています。
デル・モンテ城(カステル・デル・モンテ)は別荘、来客の迎賓のために造られたもので、全体が正八角形の美しい形状をしており、その各々の角に正八角形の小さな塔が設けられており、中心部には正八角形の中庭が造られている独特の形状の城です。
ローマ古典様式、ゴシック様式、イスラム様式などさまざまな様式を見事に融合させた建築物としても有名で、1ユーロセント硬貨にも刻まれています。
デル・モンテ城 Castel del Mont 所在国:イタリア 世界遺産登録年:1996年 世界遺産の種類:文化遺産 |
デル・モンテ城(カステル・デル・モンテ)はイタリア南部のプーリア州アンドリア、アドリア海に面したバルレッタから約29キロメートルの内陸の丘の上に、1240年ごろシチリア王フリードリヒ2世(フェデリーコ2世)によって建てられた城で、1996年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されま
した。
カステルは「城」、モンテは「山」を意味するイタリア語であり「山の城」という意味になります。
このため日本語ではモンテ城、デル・モンテ城と言われています。
デル・モンテ城(カステル・デル・モンテ)は別荘、来客の迎賓のために造られたもので、全体が正八角形の美しい形状をしており、その各々の角に正八角形の小さな塔が設けられており、中心部には正八角形の中庭が造られている独特の形状の城です。
ローマ古典様式、ゴシック様式、イスラム様式などさまざまな様式を見事に融合させた建築物としても有名で、1ユーロセント硬貨にも刻まれています。
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サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院教会
サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院(付属)教会はフランスのヴィエンヌ県サン-サヴァン小郡の小郡庁所在地であるサン-サヴァンにある中世以来の修道院付属の教会で、ロマネスク期の比較的保存状態の良い壁画36点(一部は汚れや劣化などで判読不能の部分あり)が現存していることで1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
1983年当初の登録名は「サン-サヴァン・シュール・ガルタンプ教会 (Church ofSaint-Savin surGartempe)」でしたが、2006年により正確な現在の登録名であるサン-サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院(付属)教会(AbbeyChurch of Saint-Savin surGartempe)に変更になりました。
教会はロマネスク期の特徴をよくあらわしたラテン十字型で、十字はエルサレムの日の出を指すように東向きに造られており、尖塔は長さ約76メートル、高さ約77メートル、翼廊は長さ約31メートルの大きさを誇っている建造物です。
最も有名なフレスコ画は誰もが一度は聞いたことのあるであろう「ノアの箱船」、「バベルの塔」などがあり、他にも天地創造の物語やカインとアベルの物語、旧約聖書の創世記や出エジプト記などの情景、「栄光の内にあるキリスト」やヨハネの黙示録のエピソード(「大天使と獣の戦い」「イナゴの害」)などが見どころであり、絵物語のような壮大なスケールのロマネスク芸術の至宝と言われています。
サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院教会 Abbey Church of Saint-Savin sur Gartempe 所在国:フランス 世界遺産登録年:1983年 世界遺産の種類:文化遺産 |
サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院(付属)教会はフランスのヴィエンヌ県サン-サヴァン小郡の小郡庁所在地であるサン-サヴァンにある中世以来の修道院付属の教会で、ロマネスク期の比較的保存状態の良い壁画36点(一部は汚れや劣化などで判読不能の部分あり)が現存していることで1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
1983年当初の登録名は「サン-サヴァン・シュール・ガルタンプ教会 (Church ofSaint-Savin surGartempe)」でしたが、2006年により正確な現在の登録名であるサン-サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院(付属)教会(AbbeyChurch of Saint-Savin surGartempe)に変更になりました。
教会はロマネスク期の特徴をよくあらわしたラテン十字型で、十字はエルサレムの日の出を指すように東向きに造られており、尖塔は長さ約76メートル、高さ約77メートル、翼廊は長さ約31メートルの大きさを誇っている建造物です。
最も有名なフレスコ画は誰もが一度は聞いたことのあるであろう「ノアの箱船」、「バベルの塔」などがあり、他にも天地創造の物語やカインとアベルの物語、旧約聖書の創世記や出エジプト記などの情景、「栄光の内にあるキリスト」やヨハネの黙示録のエピソード(「大天使と獣の戦い」「イナゴの害」)などが見どころであり、絵物語のような壮大なスケールのロマネスク芸術の至宝と言われています。