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キリマンジャロ国立公園
キリマンジャロは、標高5,895mでアフリカ最高峰で赤道の南300kmのところにありながら山頂は雪と氷につつまれる美しい山です。
また、南米のコトパクシ山に並ぶ標高を持つ世界最高峰級の火山でもあります。
タンザニア北東部にあるキリマンジャロ国立公園は1987年に世界遺産に登録された自然遺産です。
キリマンジャロの頂上には、氷河が形成されています。
この氷河から供給される水で出来た高山湿地帯を始め、標高別に、砂漠、高山湿地帯、高地草原、草原、熱帯雨林と広がっています。
そのキリマンジャロ周辺に広がる国立公園には熱帯雨林から氷河に至る様々な植生が存在しています。
標高3,000m程度までは熱帯雨林、3,000m〜4,000mではヒースとよばれる常緑低木が群生する荒れ地帯や草原地帯、そして4,000m以降は荒地が広がり、4,500mを超えると氷河地帯になります。
熱帯雨林にはヒョウやブルーモンキーのような希少種も棲息しています。
キリマンジャロ山とその周囲の森林は、ドイツ植民地時代の20世紀初頭から保護対象となっていました。
1921年に、法的な保護対象となり、タンザニア独立後の1973年、山域の一部75,575haが国立公園として指定されました。
1987年に世界遺産に登録され、自然保護が活発的に行われています。
一方、キリマンジャロ周囲の乾燥化に伴い、山頂の氷河の縮小が懸念されています。
キリマンジャロ国立公園 Kilimanjaro National Park 所在国:タンザニア 世界遺産登録:1987年 種類:自然遺産 |
キリマンジャロは、標高5,895mでアフリカ最高峰で赤道の南300kmのところにありながら山頂は雪と氷につつまれる美しい山です。
また、南米のコトパクシ山に並ぶ標高を持つ世界最高峰級の火山でもあります。
タンザニア北東部にあるキリマンジャロ国立公園は1987年に世界遺産に登録された自然遺産です。
キリマンジャロの頂上には、氷河が形成されています。
この氷河から供給される水で出来た高山湿地帯を始め、標高別に、砂漠、高山湿地帯、高地草原、草原、熱帯雨林と広がっています。
そのキリマンジャロ周辺に広がる国立公園には熱帯雨林から氷河に至る様々な植生が存在しています。
標高3,000m程度までは熱帯雨林、3,000m〜4,000mではヒースとよばれる常緑低木が群生する荒れ地帯や草原地帯、そして4,000m以降は荒地が広がり、4,500mを超えると氷河地帯になります。
熱帯雨林にはヒョウやブルーモンキーのような希少種も棲息しています。
キリマンジャロ山とその周囲の森林は、ドイツ植民地時代の20世紀初頭から保護対象となっていました。
1921年に、法的な保護対象となり、タンザニア独立後の1973年、山域の一部75,575haが国立公園として指定されました。
1987年に世界遺産に登録され、自然保護が活発的に行われています。
一方、キリマンジャロ周囲の乾燥化に伴い、山頂の氷河の縮小が懸念されています。
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ガダーミスの旧市街
ガダーミスは、アルジェリアやチュニジアの国境にも近い、トリポリの約600km南西に位置するリビアのオアシス都市です。
サハラ砂漠のオアシス都市ガダーミスの旧市街には、日干しレンガの家屋群が残っています。
町の中でも、古くからある壁に囲まれた区域は、ユネスコの世界遺産に登録されています。
旧市街は全長7kmの城壁で囲まれ、家屋の多くは2階建てもしくはそれ以上のものです。
石灰が塗られた簡素な外壁に対し、室内は象嵌、石膏の浮き彫り、アラベスクなどの装飾で満たされ、北アフリカの伝統的なマグレブ美術の影響が見られます。
どの家も2階テラスの通路は女性用、階下のアーケード状の通路は男性用でした。
町は紀元前8世紀頃から交易で栄えていましたが、オアシスの水が涸れ1970年代に、政府は旧市街の外側に住宅地を作り、1983年に新市街ができると、住民たちは新市街に移住しましたが、夏の間には、住民たちは避暑に優れている旧市街に戻って暮らしています。
現在は避暑地として使用されていますが、家屋の傷みは激しく、修復作業が待たれます。
ガダーミスの旧市街 Ancienne ville de Ghadames 所在国:リビア 世界遺産登録:1986年 種類:文化遺産 |
ガダーミスは、アルジェリアやチュニジアの国境にも近い、トリポリの約600km南西に位置するリビアのオアシス都市です。
サハラ砂漠のオアシス都市ガダーミスの旧市街には、日干しレンガの家屋群が残っています。
町の中でも、古くからある壁に囲まれた区域は、ユネスコの世界遺産に登録されています。
旧市街は全長7kmの城壁で囲まれ、家屋の多くは2階建てもしくはそれ以上のものです。
石灰が塗られた簡素な外壁に対し、室内は象嵌、石膏の浮き彫り、アラベスクなどの装飾で満たされ、北アフリカの伝統的なマグレブ美術の影響が見られます。
どの家も2階テラスの通路は女性用、階下のアーケード状の通路は男性用でした。
町は紀元前8世紀頃から交易で栄えていましたが、オアシスの水が涸れ1970年代に、政府は旧市街の外側に住宅地を作り、1983年に新市街ができると、住民たちは新市街に移住しましたが、夏の間には、住民たちは避暑に優れている旧市街に戻って暮らしています。
現在は避暑地として使用されていますが、家屋の傷みは激しく、修復作業が待たれます。
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オカピ野生生物保護区
オカピ野生生物保護区は、コンゴ民主共和国北東部のスーダンやウガンダとの国境に近いイトゥリの森にある野生生物保護区(IUCNの分類では国立公園)。
約14000km2に及ぶ保護区は、イトゥリの森の約5分の1に及んでいます。
1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。
登録当時の英語名称は "Okapi Faunal Reserve" であったが、後に現在の "Okapi Wildlife Reserve" に変更されました。
この野生生物保護区には、その名称に表れているように、この保護区は20世紀に発見された世界三大珍獣のひとつであるオカピの生息域になっています。
1996年の時点では、3900頭から6350頭が生息していると見積もられていました。
現在地球上に生息しているオカピの全頭数は1万頭から2万頭と推測されています。
オカピ野生生物保護区には、オカピ以外にも多くの稀少な動物や絶滅危惧種が生息しています。
森林ゾウ (en:Ahrican forest elephant) や13種のシミアン(Simian, 真猿亜目に属する)、アフリカゴールデンキャットなどもその例である。
哺乳類以外に、鳥類も実に300種以上が生息しています。
オカピ野生生物保護区 Okapi Wildlife Reserve 所在国:コンゴ民主共和国 世界遺産登録:1996年 種類:自然遺産 |
オカピ野生生物保護区は、コンゴ民主共和国北東部のスーダンやウガンダとの国境に近いイトゥリの森にある野生生物保護区(IUCNの分類では国立公園)。
約14000km2に及ぶ保護区は、イトゥリの森の約5分の1に及んでいます。
1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。
登録当時の英語名称は "Okapi Faunal Reserve" であったが、後に現在の "Okapi Wildlife Reserve" に変更されました。
この野生生物保護区には、その名称に表れているように、この保護区は20世紀に発見された世界三大珍獣のひとつであるオカピの生息域になっています。
1996年の時点では、3900頭から6350頭が生息していると見積もられていました。
現在地球上に生息しているオカピの全頭数は1万頭から2万頭と推測されています。
オカピ野生生物保護区には、オカピ以外にも多くの稀少な動物や絶滅危惧種が生息しています。
森林ゾウ (en:Ahrican forest elephant) や13種のシミアン(Simian, 真猿亜目に属する)、アフリカゴールデンキャットなどもその例である。
哺乳類以外に、鳥類も実に300種以上が生息しています。