このサイトでは、世界遺産の紹介、案内をしています。
スポンサードリンク
古代都市パレンケと国立公園
パレンケはユカタン半島の付け根、メキシコ南東部のチアパス州に位置し、7世紀に統治者となったパカル王の頃に最盛期を迎え10世紀末に放棄されたマヤ文明の古代都市遺跡です。
マヤ遺跡の典型ともいわれているものであり、1987年ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ジャングルに囲まれたパレンケは1784年にスペイン人によって発見されるまで約800年に渡って眠り続けていたパレンケは、約8平方キロメートルの範囲に500余りの建造物があったと言われ、いまだに未発掘の部分が多いために謎の遺跡とも言われています。
マヤ文明の古代都市であるパレンケには高さ15mの塔を持つ宮殿を中心としたピラミッド群や碑文の神殿、球戯場など数々の石造の建造物が残されています。
1952年に碑文の神殿地下からパカル王の墓所が発見され、それまで中央アメリカのピラミッドはエジプトのピラミッドとは違って王の墓ではなく頂上の神殿を置くための土台であるという定説を覆し考古学界の大きな話題となりました。
発見されたパカル王の顔には翡翠(ひすい)の仮面が付けられており、マヤ文明において最も高貴な色であったとされる緑の翡翠(ひすい)は非常に美しく今でもその輝きをとどめたままメキシコ人類学博物館に所蔵されています。
古代都市パレンケと国立公園 Pre-Hispanic City and National Park of Palenque 所在国:メキシコ合衆国 世界遺産登録年:1987年 世界遺産の種類:文化遺産 |
パレンケはユカタン半島の付け根、メキシコ南東部のチアパス州に位置し、7世紀に統治者となったパカル王の頃に最盛期を迎え10世紀末に放棄されたマヤ文明の古代都市遺跡です。
マヤ遺跡の典型ともいわれているものであり、1987年ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ジャングルに囲まれたパレンケは1784年にスペイン人によって発見されるまで約800年に渡って眠り続けていたパレンケは、約8平方キロメートルの範囲に500余りの建造物があったと言われ、いまだに未発掘の部分が多いために謎の遺跡とも言われています。
マヤ文明の古代都市であるパレンケには高さ15mの塔を持つ宮殿を中心としたピラミッド群や碑文の神殿、球戯場など数々の石造の建造物が残されています。
1952年に碑文の神殿地下からパカル王の墓所が発見され、それまで中央アメリカのピラミッドはエジプトのピラミッドとは違って王の墓ではなく頂上の神殿を置くための土台であるという定説を覆し考古学界の大きな話題となりました。
発見されたパカル王の顔には翡翠(ひすい)の仮面が付けられており、マヤ文明において最も高貴な色であったとされる緑の翡翠(ひすい)は非常に美しく今でもその輝きをとどめたままメキシコ人類学博物館に所蔵されています。
PR
スポンサードリンク
カンペチェ歴史的要塞都市
カンペチェはメキシコ湾に面するユカタン半島の東にあるスペインの植民都市であり、2002年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
カンペチェとはマヤ語で「ヘビとダニの地」という意味です。
1540年にスペイン軍のモンテホによって征服され、ユカタン半島で初のスペイン植民地となったカンペチェは、貿易港として栄えた都市です。
新大陸の各地から集まった銀、毛皮、香木などの豊かな物資は海賊(イギリスやフランスなどのヨーロッパ諸国の後押しを受けた軍隊のようなもの)に目を付けられることになり、たびたび襲撃を受けることになります。
そのためカンペチェは強固な要塞を築くようになり海側に2つの要塞を、さらに街全体をも城壁で囲んだ城塞都市、要塞都市に発展しました。
今でもヨーロッパ風の石畳やカテドラル(大聖堂/ローマカトリックの主要な教会のこと)と共に要塞の城壁全体の2.5kmほどの一部である600mほどを残しており、当時の襲撃の激しさをしのばせるものがあります。
カンペチェ歴史的要塞都市 Ancient Maya City of Calakmul, Campeche 所在国:メキシコ合衆国 世界遺産登録年:2002年 世界遺産の種類:文化遺産 |
カンペチェはメキシコ湾に面するユカタン半島の東にあるスペインの植民都市であり、2002年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
カンペチェとはマヤ語で「ヘビとダニの地」という意味です。
1540年にスペイン軍のモンテホによって征服され、ユカタン半島で初のスペイン植民地となったカンペチェは、貿易港として栄えた都市です。
新大陸の各地から集まった銀、毛皮、香木などの豊かな物資は海賊(イギリスやフランスなどのヨーロッパ諸国の後押しを受けた軍隊のようなもの)に目を付けられることになり、たびたび襲撃を受けることになります。
そのためカンペチェは強固な要塞を築くようになり海側に2つの要塞を、さらに街全体をも城壁で囲んだ城塞都市、要塞都市に発展しました。
今でもヨーロッパ風の石畳やカテドラル(大聖堂/ローマカトリックの主要な教会のこと)と共に要塞の城壁全体の2.5kmほどの一部である600mほどを残しており、当時の襲撃の激しさをしのばせるものがあります。
スポンサードリンク
東レンネル
東レンネルはソロモン諸島(南太平洋のメラネシアにある島々からなる国家で、オーストラリアの北東、パプアニューギニアの東に位置している)の最南端の世界最大の珊瑚島です。
東レンネルは1998にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された全長86km、幅15kmのレンネル島は環状の珊瑚礁が隆起して出来た島の東部の地域を指します。
テガノ湖はレンネル島の面積の約20%を占めており、太平洋地域では最大の汽水湖(海と繋がっているために海水と淡水が混在する湖のこと)となっています。
テガノ湖は政府が所有しているのではなく湖周辺の住民の所有となっており、固有種であるシマウミヘビなど27種類の生息地域としても有名です。
年間降水量が4000mm以上もあり、降水量が非常に多い高温多湿地帯のためにほとんど濃霧に覆われている熱帯地域であり人が滅多に立ち入らないこともあり、レンネル島全体が樹高平均20mを越える非常に高い樹木に覆われ、ウミヘビ、マイマイやレンネルオオコウモリをはじめとして固有種を含む11種のコウモリ、植物でも固有のランやタコノキの貴重な生息地になっています。
東レンネル East Rennell 所在国:ソロモン諸島 世界遺産登録年:1998年 世界遺産の種類:自然遺産 |
東レンネルはソロモン諸島(南太平洋のメラネシアにある島々からなる国家で、オーストラリアの北東、パプアニューギニアの東に位置している)の最南端の世界最大の珊瑚島です。
東レンネルは1998にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された全長86km、幅15kmのレンネル島は環状の珊瑚礁が隆起して出来た島の東部の地域を指します。
テガノ湖はレンネル島の面積の約20%を占めており、太平洋地域では最大の汽水湖(海と繋がっているために海水と淡水が混在する湖のこと)となっています。
テガノ湖は政府が所有しているのではなく湖周辺の住民の所有となっており、固有種であるシマウミヘビなど27種類の生息地域としても有名です。
年間降水量が4000mm以上もあり、降水量が非常に多い高温多湿地帯のためにほとんど濃霧に覆われている熱帯地域であり人が滅多に立ち入らないこともあり、レンネル島全体が樹高平均20mを越える非常に高い樹木に覆われ、ウミヘビ、マイマイやレンネルオオコウモリをはじめとして固有種を含む11種のコウモリ、植物でも固有のランやタコノキの貴重な生息地になっています。