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パトモス島の“神学者”聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟の歴史地区(コーラ)
パトモス島はギリシャ領ですが、エーゲ海のトルコに近い位置にある島です。
この島は聖書に出てくる人物の足跡がたどれる貴重な島です。
その人物とは「ヨハネの黙示録」で有名なヨハネです。
紀元94年、ヨハネはパトモス島に流刑され、この島の洞窟で有名な「ヨハネの黙示録」を書き上げました。
洞窟は現在、小さな礼拝堂になっており、ミサが行われています。
1088年には洞窟のある丘の頂上に聖ヨハネ修道院が建てられ、付近の海賊などから守るため、要塞都市として今に伝わります。
聖ヨハネ修道院はカトリコン(Katholiko'n, 身廊)、中央教会、資料館、聖マリア礼拝堂などからなる修道院で、周辺を黒みがかった城壁に囲まれています。
16世紀になると、創立者クリストドゥーロスの聖遺物を納めたクリストドゥーロス礼拝堂も建てられました。
現存する町並みは16世紀にまで遡るもので、黒ずんだ城壁が特徴的な修道院とは対照的に、ホーラの歴史的建造物群は純白の外観を呈しています。
パトモス島の“神学者”聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟の歴史地区(コーラ) Historic Centre (Chora') with the Monastery of Saint John "the Theologian" and the Cave of the Apocalypse on the Island of Pa'tmos 所在国:ギリシア 世界遺産登録:1999年 種類:文化遺産 |
パトモス島はギリシャ領ですが、エーゲ海のトルコに近い位置にある島です。
この島は聖書に出てくる人物の足跡がたどれる貴重な島です。
その人物とは「ヨハネの黙示録」で有名なヨハネです。
紀元94年、ヨハネはパトモス島に流刑され、この島の洞窟で有名な「ヨハネの黙示録」を書き上げました。
洞窟は現在、小さな礼拝堂になっており、ミサが行われています。
1088年には洞窟のある丘の頂上に聖ヨハネ修道院が建てられ、付近の海賊などから守るため、要塞都市として今に伝わります。
聖ヨハネ修道院はカトリコン(Katholiko'n, 身廊)、中央教会、資料館、聖マリア礼拝堂などからなる修道院で、周辺を黒みがかった城壁に囲まれています。
16世紀になると、創立者クリストドゥーロスの聖遺物を納めたクリストドゥーロス礼拝堂も建てられました。
現存する町並みは16世紀にまで遡るもので、黒ずんだ城壁が特徴的な修道院とは対照的に、ホーラの歴史的建造物群は純白の外観を呈しています。
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ストラスブールのグラン・ディル
ストラスブールはドイツと国境を接するフランスの町で、ライン川の支流のイル川の中州に建設されています。
通称「大きな島:グラン・ディル」に建設された建造物が世界遺産に登録されています。
グラン・ディルの起源は遠くローマ時代の古代ローマ帝国軍の駐屯地とされています。
この世界遺産で最も重要なのはノートルダム大聖堂です。
ノートルダム大聖堂は、砂岩の外壁を特徴とする高さ142メートルの大聖堂です。
現存する大聖堂は1176年から1439年に建造されたゴシック建築の傑作ですが、建造当初のロマネスク様式も一部に残っています。
壮大なこの建築物は堂内の「天使の柱」や西正面のバラ窓の見事な彫刻などが見ものです。
このほかには16世紀末の木造建築で、フレスコ画と木彫装飾が名高いカメルゼルの家、当時、宗教改革の舞台ともなり、モーツアルトが演奏したパイプオルガンの残るサン・トーマス教会堂などが有名です。
ストラスブールのグラン・ディル Strasbourg -- Grande ile 所在国:フランス 世界遺産登録:1988年 種類:文化遺産 |
ストラスブールはドイツと国境を接するフランスの町で、ライン川の支流のイル川の中州に建設されています。
通称「大きな島:グラン・ディル」に建設された建造物が世界遺産に登録されています。
グラン・ディルの起源は遠くローマ時代の古代ローマ帝国軍の駐屯地とされています。
この世界遺産で最も重要なのはノートルダム大聖堂です。
ノートルダム大聖堂は、砂岩の外壁を特徴とする高さ142メートルの大聖堂です。
現存する大聖堂は1176年から1439年に建造されたゴシック建築の傑作ですが、建造当初のロマネスク様式も一部に残っています。
壮大なこの建築物は堂内の「天使の柱」や西正面のバラ窓の見事な彫刻などが見ものです。
このほかには16世紀末の木造建築で、フレスコ画と木彫装飾が名高いカメルゼルの家、当時、宗教改革の舞台ともなり、モーツアルトが演奏したパイプオルガンの残るサン・トーマス教会堂などが有名です。
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ヴァルトブルク城
ヴァルトブルク城は、ドイツはチューリンゲン州のアイゼナッハにあります。
山上にそびえたつ漆黒のヴァルトブルク城は、12世紀に建てられたものへ、16世紀までに幾度も増築改築をされて出来ています。
12世紀にタンホイザー伝承による歌合戦を盛んに行っていたことから、リヒャルト・ワーグナーが歌劇「タンホイザー」の舞台ともなりました。
他にも多くの偉人、文化人ゆかりの地として知られています。
代表的なところでは、マルティン・ルターが、新約聖書をドイツ語に翻訳した場所として知られています。
その時のエピソードとして、ルターが悪魔にインクびんを投げつけた、というものがありますが、そのインクの染みが現在でも残っています。
また聖女エリザベートがハンガリーからわずか4歳で嫁いできた場所でもあります。
大詩人ゲーテもヴァルトブルク城をいくどか訪れ、詩を残しています。
ヴァルトブルク城 Wartburg Castle 所在国 : ドイツ 世界遺産登録:1999年 種類:文化遺産 |
ヴァルトブルク城は、ドイツはチューリンゲン州のアイゼナッハにあります。
山上にそびえたつ漆黒のヴァルトブルク城は、12世紀に建てられたものへ、16世紀までに幾度も増築改築をされて出来ています。
12世紀にタンホイザー伝承による歌合戦を盛んに行っていたことから、リヒャルト・ワーグナーが歌劇「タンホイザー」の舞台ともなりました。
他にも多くの偉人、文化人ゆかりの地として知られています。
代表的なところでは、マルティン・ルターが、新約聖書をドイツ語に翻訳した場所として知られています。
その時のエピソードとして、ルターが悪魔にインクびんを投げつけた、というものがありますが、そのインクの染みが現在でも残っています。
また聖女エリザベートがハンガリーからわずか4歳で嫁いできた場所でもあります。
大詩人ゲーテもヴァルトブルク城をいくどか訪れ、詩を残しています。