ラヴェンナの初期キリスト教建築物群

ラヴェンナの初期キリスト教建築物群 Early Christian Monuments of Ravenna 所在国：イタリア 世界遺産登録：1996年 種類：文化遺産

ラヴェンナの初期キリスト教建築物群はイタリアのヴェネツィアの南約130?に位置しています。

アドリア海に面したエミリアロマーニャ州の県都で、5世紀には西ローマ帝国の首都でもあったところであり8世紀にはピザンチン帝国の中心地として栄えたところでもあります。

市内にはガツヲ・プラチディア廊ネオニアーノ礼拝堂、サンタポツリナーレ・ヌォーヴォ教会など5世紀に建設された数多くの建築物が残されており、なかでも成熟期のビザンチン式モザイクは保存状態も良好で古い壁画モザイクのあるガツラブラチディア廊は華麗な装飾に圧倒され特に有名です。

他にも初期キリスト記念物やキリスト教肖像画、オリエンタル文明、各西洋様式を取り入れた芸術作品が数多く残されている。

ミケーネとティリンスの古代遺跡群

ミケーネとティリンスの古代遺跡群 Archaeological Sites of Mycenae and Tiryns 所在国：ギリシャ 世界遺産登録：1999年 種類：文化遺産

ミケーネとティリンスの古代遺跡群はギリシャの首都アテネから131?に位置しています。

ドイツ人のハインリヒ・シュリーマンの発掘で明らかになった。

クレタ文明やオリエント文明の影響を強く受けた15世紀〜13世紀に栄えたミケーネ文明の中心地として栄えた。

これらの遺跡は有名なトロイ戦争でギリシャ軍を率いたアガメムノンの王宮跡と伝えられている。

ヘラクレスの生地といわれるティリングスの遺跡はアルゴスから8?のところにあり巨石を積み上げて作られたキクロボス式の城壁や宮殿、地下の通路などが残されておりミケーネ時代のものとされており、当時は人民から年貢を取り立てるなどオリエント的な専制国家としての傾向も併せ持っていた。

ポン・デュ・ガール（ローマの水道橋）

ポン・デュ・ガール（ローマの水道橋） Pont du Gard (Roman Aqueduct) 所在国：フランス 世界遺産登録：1985年 種類：文化遺産

ポン・デュ・ガール（ローマの水道橋）は南フランス、ニームとアヴィニヨンの中間ガルドン川に紀元前19年に古代ローマ人によって建設された水道橋です。

精巧な土木技術を示す、巨大な石造りで3層のアーチを持ち最上層部までは高さ４９ｍ！（セゴビアの水道橋より２０ｍ以上高い）長さは275ｍあり、当時の土木技術の高さを物語る。

現在は水は流れていないが、ローマ時代のニームに大量の水を運んだ。

また水を運んだ当時の鉛管も残されているが、ローマはこの鉛に汚染された水の為に衰退したとも言われている。

水道橋の上部は原則通行禁止だがガイドツァーと共になら通行することができる。

交通の便は少し悪いがそのぶん当時のままの緑〔景観〕が残されている。