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ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市
ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市は、北フランスの港湾都市ル・アーヴルの中心街にあり、第二次世界大戦後に行われた大規模な都市再建が、20世紀における都市計画の優れた例証として評価され、2005年ユネスコ世界遺産として登録されました。
ル・アーヴル港は、第二次世界大戦の折りイギリス空軍に苛烈な爆撃に遭い、廃墟と化しました。
1945年、都市再建省は、破壊され廃墟となったル・アーヴル中心市街の再建を、オーギュスト・ペレの工房に委託しました。
オーギュスト・ペレは、新都市建造のための古典主義的諸理論を適用したいと考え、古い建物を全て取り払い、1945年から1964年にかけてコンクリートを素材とした街造りをしました。
戦後再建された都市の中でも、その再建範囲の広さ、ペレ工房の理論的統一性、一連の都市計画、プレハブ工法の適用などによって、特異な歴史を体現するものでした。
と同時に、建築史と都市史において、20世紀の最も顕著な例証といえるようです。
ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市 Le Havre, the city rebuilt by Auguste Perret 所在国:フランス共和国 世界遺産登録:2005年 種類:文化遺産 |
ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市は、北フランスの港湾都市ル・アーヴルの中心街にあり、第二次世界大戦後に行われた大規模な都市再建が、20世紀における都市計画の優れた例証として評価され、2005年ユネスコ世界遺産として登録されました。
ル・アーヴル港は、第二次世界大戦の折りイギリス空軍に苛烈な爆撃に遭い、廃墟と化しました。
1945年、都市再建省は、破壊され廃墟となったル・アーヴル中心市街の再建を、オーギュスト・ペレの工房に委託しました。
オーギュスト・ペレは、新都市建造のための古典主義的諸理論を適用したいと考え、古い建物を全て取り払い、1945年から1964年にかけてコンクリートを素材とした街造りをしました。
戦後再建された都市の中でも、その再建範囲の広さ、ペレ工房の理論的統一性、一連の都市計画、プレハブ工法の適用などによって、特異な歴史を体現するものでした。
と同時に、建築史と都市史において、20世紀の最も顕著な例証といえるようです。
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ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像は、ドイツ連邦共和国の北部のヴェーザー川の河畔にあります
ブレーメンと言えば、最初に思い出すのが「ブレーメンの音楽隊ですが、ブレーメンは典型的なハンザ同盟都市で、 正式には自由ハンザ都市ブレーメンといいます。
マルクト広場の市庁舎は1405年から1410年にかけて建設され、ルネサンス様式のファサードを持ったゴシック様式の建造物です。
北ドイツゴシック建築の顕著な例として有名で、上院議員講堂や宴会場が現存して、古い建築物ですが今でも市役所としてしっかり機能しています。
市庁舎の外のすぐ近くに騎士ローラントの像があり、ブレーメン市民の権利と自由と司法特権の象徴であり、昔も現在も街のシンボルとなっています。
この像は、 第二次世界大戦の爆撃でも被害が出ませんでしたが、一度1404年に建て直されています。
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像 Town Hall and Roland on the Marketplace of Bremen 所在国:ドイツ連邦共和国 世界遺産登録:2004年 種類:文化遺産 |
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像は、ドイツ連邦共和国の北部のヴェーザー川の河畔にあります
ブレーメンと言えば、最初に思い出すのが「ブレーメンの音楽隊ですが、ブレーメンは典型的なハンザ同盟都市で、 正式には自由ハンザ都市ブレーメンといいます。
マルクト広場の市庁舎は1405年から1410年にかけて建設され、ルネサンス様式のファサードを持ったゴシック様式の建造物です。
北ドイツゴシック建築の顕著な例として有名で、上院議員講堂や宴会場が現存して、古い建築物ですが今でも市役所としてしっかり機能しています。
市庁舎の外のすぐ近くに騎士ローラントの像があり、ブレーメン市民の権利と自由と司法特権の象徴であり、昔も現在も街のシンボルとなっています。
この像は、 第二次世界大戦の爆撃でも被害が出ませんでしたが、一度1404年に建て直されています。
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スレバルナ自然保護区
スレバルナ自然保護区は、ブルガリアの北部に位置するシリスツラ州の北にある自然遺産で、ルーマニアとの国境近くになります。
ドナウ川からも南に2kmほどになり、ドナウ川と600ha以上にも広がる湿原と、隣接した淡水湖、スレバルナ湖からなる自然遺産です。
約100の種類ほどの野鳥の生存地であり、めずらしく貴重な鳥や絶滅危惧種を含む植物が生育しています。
そのうち約80種類が渡り鳥で、越冬のためにスレバルナ自然保護区を訪れます。
スレバルナで見られる珍しい鳥では、ダルマチアのペリカン、大きなサギ、ゴイサギ、ムラサキサギ、ブロンズトキと白いヘラサギなどが挙げられます。
その他にも哺乳類、爬虫類、両生類、魚類などが生存しています。
さらに、ヨシをはじめとする水生植物も多く成育し、スレバルナ自然保護区は、ラムサール条約登録地ともなっています。
スレバルナ自然保護区 Srebarna Nature Reserve 所在国:ブルガリア共和国 世界遺産登録:1983年 種類:自然遺産 |
スレバルナ自然保護区は、ブルガリアの北部に位置するシリスツラ州の北にある自然遺産で、ルーマニアとの国境近くになります。
ドナウ川からも南に2kmほどになり、ドナウ川と600ha以上にも広がる湿原と、隣接した淡水湖、スレバルナ湖からなる自然遺産です。
約100の種類ほどの野鳥の生存地であり、めずらしく貴重な鳥や絶滅危惧種を含む植物が生育しています。
そのうち約80種類が渡り鳥で、越冬のためにスレバルナ自然保護区を訪れます。
スレバルナで見られる珍しい鳥では、ダルマチアのペリカン、大きなサギ、ゴイサギ、ムラサキサギ、ブロンズトキと白いヘラサギなどが挙げられます。
その他にも哺乳類、爬虫類、両生類、魚類などが生存しています。
さらに、ヨシをはじめとする水生植物も多く成育し、スレバルナ自然保護区は、ラムサール条約登録地ともなっています。