日光の社寺

日光の社寺 Shrines and Temples of Nikko 所在地：日本 世界遺産登録：1999年 種類：文化遺産

日光の社寺は、栃木県日光市内にあります。

日光の社寺は、二荒山神社、東照宮、輪王寺の「2社1寺」と呼ばれています。

二荒山神社は、日光の山岳信仰として古くから崇拝されてきた神社です。

中世にはこの神社以外にもこの多数の社殿が建築されました。

江戸時代には江戸幕府によって本殿や諸社殿が建築されました。

東照宮は、徳川家康を祀る霊廟として、1617年に造営されました。

三代将軍家光によってさらに本殿や諸社殿が建築されました。

東照宮の建築様式は、権現造様式や彫刻，彩色など建築装飾の技法が完成度が上がり、それ以降建築されるものへの影響を与えました。

輪王寺は、8世紀末に日光開山の勝道上人が建築した四本竜寺が初めで、日光山の中心的寺院です。

三代将軍徳川家光の霊廟である大敵院霊廟が建築されて徳川幕府の崇拝の対象となっていました。

日光の社寺には、国宝や重要文化財が数多くあります。

江戸幕府の初代将軍徳川家康を祀る東照宮の陽明門、三代将軍家光の霊廟がある輪王寺の大敵院などが国宝と指定され、二荒山神社の神橋などが重要文化財と指定され、その建造物の数は100棟以上にもおよびます。