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龍門(ロンメン)石窟
龍門(ロンメン)石窟は中国(中華人民共和国)の河南省洛陽市から南に約12キロメートルの位置にあり、石窟約2000カ所、石像約10万体、石碑3600個あまり、仏塔約40個が点在している中国古代歴史と芸術の貴重な文化財を擁する中国三大石窟の一つであり、2000年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
洛陽の南の伊河の両に長さ約1キロメートルに渡ってそびえている龍門山(西山)と香山(東山)の崖にこれらは点在しており、北魏時代のものが約3分の1、唐時代のものが約3分の2と言われています。
最も有名なものは唐時代の則天武后の統治時期に造られた奉先寺石窟のの廬舎那大仏像で、高さが約17メートルもある大らかで優美な美しさは品格の高さを見せながら、荘厳さをも兼ね備えたものです。
この廬舎那大仏像は仏教への信仰の厚かった則天武后をモデルにしたとも言われていて、その両脇には廬舎那大仏像を守護するかのように菩薩、天王、仁王が並んでいます。
その他の代表的な石窟には北魏時代の「古陽洞」「賓陽洞」「蓮花洞」や唐時代の「潜渓寺」「万仏洞」「看経寺」などがあり、龍門石窟の石碑に刻まれる書は中国書法芸術の至宝とも言われており、仏教芸術が成熟した時代の歴史的芸術的価値の非常に高いものです。
龍門(ロンメン)石窟 Longmen Grottoes 所在国:中国(中華人民共和国) 世界遺産登録年数:2000年 世界遺産の種類:文化遺産 |
龍門(ロンメン)石窟は中国(中華人民共和国)の河南省洛陽市から南に約12キロメートルの位置にあり、石窟約2000カ所、石像約10万体、石碑3600個あまり、仏塔約40個が点在している中国古代歴史と芸術の貴重な文化財を擁する中国三大石窟の一つであり、2000年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
洛陽の南の伊河の両に長さ約1キロメートルに渡ってそびえている龍門山(西山)と香山(東山)の崖にこれらは点在しており、北魏時代のものが約3分の1、唐時代のものが約3分の2と言われています。
最も有名なものは唐時代の則天武后の統治時期に造られた奉先寺石窟のの廬舎那大仏像で、高さが約17メートルもある大らかで優美な美しさは品格の高さを見せながら、荘厳さをも兼ね備えたものです。
この廬舎那大仏像は仏教への信仰の厚かった則天武后をモデルにしたとも言われていて、その両脇には廬舎那大仏像を守護するかのように菩薩、天王、仁王が並んでいます。
その他の代表的な石窟には北魏時代の「古陽洞」「賓陽洞」「蓮花洞」や唐時代の「潜渓寺」「万仏洞」「看経寺」などがあり、龍門石窟の石碑に刻まれる書は中国書法芸術の至宝とも言われており、仏教芸術が成熟した時代の歴史的芸術的価値の非常に高いものです。
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