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四川(スツゥアン)ジャイアントパンダ保護区群
パンダは中国の代表的な野生動物です。
その中でもジャイアントパンダは絶滅危惧種として指定され、そのうちの30%がこの地に生息しています。
このほかのは絶滅危惧種として指定されいるものには、レッサーパンダ、ユキヒョウおよびウンピョウがあり、絶滅危惧種の重要な保護地域でもあります。
四川(スツゥアン)ジャイアントパンダ保護区群には貴重な森林群もあり、植物学的に非常に豊かな生態系が保持されており、5,000〜6,000種の植物相が見られます。
また、第三紀の熱帯雨林に相似していることが注目されています。
ジャイアントパンダは現在、中国南西部の山林に約1600頭しか生息していないということです。
中国政府はこれまでに30ヶ所以上の保護区を設立しました。
そして世界遺産に登録されたこの保護区の中でも、最先端の研究を行なうのが「臥竜ジャイアントパンダ保護研究センター」です。
2006年4月には世界初の試みとして、人工飼育で育てた5歳のシャンシャンを山中に放し、野生環境で生き抜けるのか、今後も観察・調査がすすめられています。
四川(スツゥアン)ジャイアントパンダ保護区群 Sichuan Giant Panda Sanctuaries 所在国:中国 世界遺産登録:2006年 種類:自然遺産 |
パンダは中国の代表的な野生動物です。
その中でもジャイアントパンダは絶滅危惧種として指定され、そのうちの30%がこの地に生息しています。
このほかのは絶滅危惧種として指定されいるものには、レッサーパンダ、ユキヒョウおよびウンピョウがあり、絶滅危惧種の重要な保護地域でもあります。
四川(スツゥアン)ジャイアントパンダ保護区群には貴重な森林群もあり、植物学的に非常に豊かな生態系が保持されており、5,000〜6,000種の植物相が見られます。
また、第三紀の熱帯雨林に相似していることが注目されています。
ジャイアントパンダは現在、中国南西部の山林に約1600頭しか生息していないということです。
中国政府はこれまでに30ヶ所以上の保護区を設立しました。
そして世界遺産に登録されたこの保護区の中でも、最先端の研究を行なうのが「臥竜ジャイアントパンダ保護研究センター」です。
2006年4月には世界初の試みとして、人工飼育で育てた5歳のシャンシャンを山中に放し、野生環境で生き抜けるのか、今後も観察・調査がすすめられています。
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殷墟(インシー)
中国の世界遺産である殷墟はまさに文化遺産にふさわしい背景をもっています。
現在、私たちが使用している漢字のルーツがここにあるからです。
歴史の授業で学んだ漢字は、当初、動物の骨に刻まれた甲骨文字といわれています。
その甲骨文字が発掘されたのがここ殷墟なのです。
この甲骨文字が刻まれた骨は漢方薬店で売っていた龍骨(漢方薬の一種である骨)を発見したことから始まります。
それが1899年であり、発見者は金石学者であった王懿栄です。
そして友人である金石学者羅振玉はこの甲骨文字の解読を始め、発掘された村は架空の存在と考えられていた殷王朝の遺跡ではないかと考えるにいたりました。
1828年から本格的な発掘調査が始まり、日中戦争をはさんで成果はかなりの数にあがりました。
現在調査が進んだ殷墟の範囲は東西6km、南北4kmの地域です。
この地域は殷王朝時代の甲骨や青銅器が最も密集して発見された場所です。
さらに多くの建物跡と墳墓も発見されており、小屯村の北東付近が宮殿などのある都の中心だったとみられ、その周囲には工房跡なども見つかっています。
特筆すべきは22代目の帝武丁妃である婦好の墳墓であり、1976年にほぼ未発掘の状態で発見されました。
墓からは6匹の犬のほか、少なくとも16人の殉死者の骨が見つかっており、他に副葬品として、440以上の青銅器、約600もの玉石器、石彫類、骨角器、約7000枚の当時の貝貨が出土しています。
殷墟(インシー) Yin xu 所在国:中国 世界遺産登録:2006年 種類:文化遺産 |
中国の世界遺産である殷墟はまさに文化遺産にふさわしい背景をもっています。
現在、私たちが使用している漢字のルーツがここにあるからです。
歴史の授業で学んだ漢字は、当初、動物の骨に刻まれた甲骨文字といわれています。
その甲骨文字が発掘されたのがここ殷墟なのです。
この甲骨文字が刻まれた骨は漢方薬店で売っていた龍骨(漢方薬の一種である骨)を発見したことから始まります。
それが1899年であり、発見者は金石学者であった王懿栄です。
そして友人である金石学者羅振玉はこの甲骨文字の解読を始め、発掘された村は架空の存在と考えられていた殷王朝の遺跡ではないかと考えるにいたりました。
1828年から本格的な発掘調査が始まり、日中戦争をはさんで成果はかなりの数にあがりました。
現在調査が進んだ殷墟の範囲は東西6km、南北4kmの地域です。
この地域は殷王朝時代の甲骨や青銅器が最も密集して発見された場所です。
さらに多くの建物跡と墳墓も発見されており、小屯村の北東付近が宮殿などのある都の中心だったとみられ、その周囲には工房跡なども見つかっています。
特筆すべきは22代目の帝武丁妃である婦好の墳墓であり、1976年にほぼ未発掘の状態で発見されました。
墓からは6匹の犬のほか、少なくとも16人の殉死者の骨が見つかっており、他に副葬品として、440以上の青銅器、約600もの玉石器、石彫類、骨角器、約7000枚の当時の貝貨が出土しています。
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マカオ歴史地区
中国のマカオは、1999年12月にポルトガルから返還されるまで、香港と同じように外国の支配下にありました。
マカオは香港と同じように、ポルトガルのアジア進出の拠点として16世紀来、ポルトガルの文化が数多く残されています。
また、伝統的な中国建築などの中国文化も混在して不思議な魅力をたたえた町です。
こうしたことを背景に歴史的建造物について紹介してみます。
主要な毛歴史的建造物は大航海時代(16世紀)に建造されました。
セナド広場、マカオのシンボルともいわれる「聖ポール天主堂跡」、ギアの砦にある灯台は南シナ海沿岸で最古のものです。
聖ポール天主堂跡は現在は、19世紀に起きた火災で木造の聖堂が焼け落ち、建物の正面しか残されていませんが、壁の正面には龍や拷問の道具など一種独特な彫刻が施されており、一種独特な雰囲気をかもし出しています。
また、建築物の装飾としてアズレージョと呼ばれるポルトガル独特のタイルが貼られており、目を引きます。
マカオへの交通は、直通便もありますが、香港からフェリーで行くのが一般的です。
マカオは現在はカジノやドッグレースが有名なリゾート地となっています。
マカオ歴史地区 Historic Centre of Macao 所在国:中国 世界遺産登録:2005年 種類:文化遺産 |
中国のマカオは、1999年12月にポルトガルから返還されるまで、香港と同じように外国の支配下にありました。
マカオは香港と同じように、ポルトガルのアジア進出の拠点として16世紀来、ポルトガルの文化が数多く残されています。
また、伝統的な中国建築などの中国文化も混在して不思議な魅力をたたえた町です。
こうしたことを背景に歴史的建造物について紹介してみます。
主要な毛歴史的建造物は大航海時代(16世紀)に建造されました。
セナド広場、マカオのシンボルともいわれる「聖ポール天主堂跡」、ギアの砦にある灯台は南シナ海沿岸で最古のものです。
聖ポール天主堂跡は現在は、19世紀に起きた火災で木造の聖堂が焼け落ち、建物の正面しか残されていませんが、壁の正面には龍や拷問の道具など一種独特な彫刻が施されており、一種独特な雰囲気をかもし出しています。
また、建築物の装飾としてアズレージョと呼ばれるポルトガル独特のタイルが貼られており、目を引きます。
マカオへの交通は、直通便もありますが、香港からフェリーで行くのが一般的です。
マカオは現在はカジノやドッグレースが有名なリゾート地となっています。