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僧院の島ライヒェナウ
僧院の島ライヒェナウ(ライヒェナウ修道院島)とは、8世紀に25の宗教施設が建造され、キリスト教布教の拠点として活躍したボーデン湖(英名:コンスタンス湖)に浮かぶ孤島です。
ライヒェナウとは『幸せな島』という意味を持ち、724年に創立され、当時の人々に宗教的で知的な影響を大きく与えたベネディクト会修道院の軌跡が読み取れるものが多数残されています。
僧院の島ライヒェナウ(ライヒェナウ修道院島)には、9〜11世紀に建設され、中央ヨーロッパにおける中世初期の修道院建築のあり方を示す聖マリア教会、聖ペテロ・パウロ教会、聖ゲオルク教会も残されています。
それらの修道院建築の技術の高さは、中央ヨーロッパの美術の中心地としても発展し、9世紀末に建造された聖ゲオルク教会内のキリストの奇跡を描いたロマネスク以前とされる壁画は、美術史上でも高い評価を受けています。
僧院の島ライヒェナウ Monastic Island of Reichenau 所在国:ドイツ連邦共和国 世界遺産登録:2000年 種類:文化遺産 |
僧院の島ライヒェナウ(ライヒェナウ修道院島)とは、8世紀に25の宗教施設が建造され、キリスト教布教の拠点として活躍したボーデン湖(英名:コンスタンス湖)に浮かぶ孤島です。
ライヒェナウとは『幸せな島』という意味を持ち、724年に創立され、当時の人々に宗教的で知的な影響を大きく与えたベネディクト会修道院の軌跡が読み取れるものが多数残されています。
僧院の島ライヒェナウ(ライヒェナウ修道院島)には、9〜11世紀に建設され、中央ヨーロッパにおける中世初期の修道院建築のあり方を示す聖マリア教会、聖ペテロ・パウロ教会、聖ゲオルク教会も残されています。
それらの修道院建築の技術の高さは、中央ヨーロッパの美術の中心地としても発展し、9世紀末に建造された聖ゲオルク教会内のキリストの奇跡を描いたロマネスク以前とされる壁画は、美術史上でも高い評価を受けています。
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リヨン歴史地区
リヨン歴史地区は、ローマ時代からの2000年にもおよぶ長い歴史を持つリヨンの街周辺を指す文化遺産で、中世からルネッサンスの建造物が数多く残されています。
リヨンは、フランス南東にあるフランス第2の都市で絹の街として知られており、紀元前43年にジュリアス・シーザーの元副長官であるユリウス・カエサルがフルヴィエールの丘に築いた町が発祥とされています。
ソーヌ川とローヌ川のふたつの川を中心にして栄え、石畳の街並みが残るリヨンの旧市街からクロワ・ルースにかけての地区がリヨン歴史地区とされており、地区内にあるフルヴィエールの丘の上には、古代ガリア・ローマ時代の遺跡、そのふもとには、フランボワイヤン・ゴシック様式のサン・ジャン大司教教会などが残されています。
リヨン市内の中心部にあるマロニエ並木と道路で縁取られたベルクール広場やアントワーヌ・ポンセ広場も見所のひとつです。
リヨン歴史地区 Historic Site of Lyons 所在国:フランス共和国 世界遺産登録:1998年 種類:文化遺産 |
リヨン歴史地区は、ローマ時代からの2000年にもおよぶ長い歴史を持つリヨンの街周辺を指す文化遺産で、中世からルネッサンスの建造物が数多く残されています。
リヨンは、フランス南東にあるフランス第2の都市で絹の街として知られており、紀元前43年にジュリアス・シーザーの元副長官であるユリウス・カエサルがフルヴィエールの丘に築いた町が発祥とされています。
ソーヌ川とローヌ川のふたつの川を中心にして栄え、石畳の街並みが残るリヨンの旧市街からクロワ・ルースにかけての地区がリヨン歴史地区とされており、地区内にあるフルヴィエールの丘の上には、古代ガリア・ローマ時代の遺跡、そのふもとには、フランボワイヤン・ゴシック様式のサン・ジャン大司教教会などが残されています。
リヨン市内の中心部にあるマロニエ並木と道路で縁取られたベルクール広場やアントワーヌ・ポンセ広場も見所のひとつです。
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ラス・メドゥラス
ラス・メドゥラスは、ローマ帝国が紀元後1世紀頃から約2世紀までの間、水の力を利用し、金の発掘を行なったとされる場所で、当時の事業規模の大きさと高い発掘技術を知ることのできる文化遺産として1997年に世界遺産登録されました。
鉱山の上の貯水槽に貯められた水を鉱山の水路を通り、流しだすことで、山を削り取るという水力を有効に使った金の発掘が行われていました。
紀元後98年から117年まで続いたトラヤヌス帝の時代が最盛期と言われ、150年以降は、衰退の道を辿ってしまいました。
ラス・メドゥラスは、その後、産業が根付くことがなかったため、金の発掘を行っていた当時の姿がそのまま残されており、採掘現場、坑道など荒れ果てた廃坑が斜面にそのまま広がっています。
それらのラス・メドゥラスは、スペイン北西部に位置するレオン地方とガリシア地方の中間にあります。
ラス・メドゥラス Las Medulas 所在国:スペイン 世界遺産登録:1997年 種類:文化遺産 |
ラス・メドゥラスは、ローマ帝国が紀元後1世紀頃から約2世紀までの間、水の力を利用し、金の発掘を行なったとされる場所で、当時の事業規模の大きさと高い発掘技術を知ることのできる文化遺産として1997年に世界遺産登録されました。
鉱山の上の貯水槽に貯められた水を鉱山の水路を通り、流しだすことで、山を削り取るという水力を有効に使った金の発掘が行われていました。
紀元後98年から117年まで続いたトラヤヌス帝の時代が最盛期と言われ、150年以降は、衰退の道を辿ってしまいました。
ラス・メドゥラスは、その後、産業が根付くことがなかったため、金の発掘を行っていた当時の姿がそのまま残されており、採掘現場、坑道など荒れ果てた廃坑が斜面にそのまま広がっています。
それらのラス・メドゥラスは、スペイン北西部に位置するレオン地方とガリシア地方の中間にあります。