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ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト
ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペストは、人口約210万人を誇る東ヨーロッパ最大の都市であり、ハンガリー共和国中央部に位置する首都ブタペストの街とその街中に残されたハンガリー帝国時代の建造物を指す文化遺産です。
ドナウ川の右岸で栄え、13世紀にハンガリー帝国の王宮が造られた古都ブダと左岸の南都であるペストが、1873年に合併され、現在のブダペストとなりました。
右岸のブダ地域、左岸のペスト地域、それぞれに歴史的建造物が残されており、ブダ地域の丘陵地には、ブダ城や、歴代兆冠式の場として利用されたゴシック様式のマーチャーシュ教会、漁夫の砦、軍事史博物館が、ペスト地域には、国会議事堂や聖イシュットヴァーン大聖堂、英雄広場などがあります。
ブダペストは、ロンドンまで通じるオリエント急行の起点でもあり、温泉都市としても知られていますが、その街並みの美しさは『ドナウの女王』や『ドナウの真珠』とも呼ばれています。
ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペストは、1986年に世界遺産登録されましたが、2002年にアンドラーシ通りと1896年にハンガリー建国千年を記念して造られた千年祭地下鉄(地下鉄1号線)が追加登録されました。
ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト Budapest, including the Banks of the Danube, the Buda Castle Quarter and Andrassy Avenue 所在国:ハンガリー共和国 世界遺産登録:1987年、2002年 種類:文化遺産 |
ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペストは、人口約210万人を誇る東ヨーロッパ最大の都市であり、ハンガリー共和国中央部に位置する首都ブタペストの街とその街中に残されたハンガリー帝国時代の建造物を指す文化遺産です。
ドナウ川の右岸で栄え、13世紀にハンガリー帝国の王宮が造られた古都ブダと左岸の南都であるペストが、1873年に合併され、現在のブダペストとなりました。
右岸のブダ地域、左岸のペスト地域、それぞれに歴史的建造物が残されており、ブダ地域の丘陵地には、ブダ城や、歴代兆冠式の場として利用されたゴシック様式のマーチャーシュ教会、漁夫の砦、軍事史博物館が、ペスト地域には、国会議事堂や聖イシュットヴァーン大聖堂、英雄広場などがあります。
ブダペストは、ロンドンまで通じるオリエント急行の起点でもあり、温泉都市としても知られていますが、その街並みの美しさは『ドナウの女王』や『ドナウの真珠』とも呼ばれています。
ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペストは、1986年に世界遺産登録されましたが、2002年にアンドラーシ通りと1896年にハンガリー建国千年を記念して造られた千年祭地下鉄(地下鉄1号線)が追加登録されました。
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ドナウ・デルタ
ドナウ・デルタ(ドナウ河三角州)は、全長2,860kmを誇るヨーロッパで2番目に長い国際河川のドナウ河(英語名:ダニューブ川)の黒海手前に自然が作り出した5470平方kmの雄大な大湿地帯で、1991年に自然遺産として世界遺産登録されました。
ドナウ・デルタ(ドナウ河三角州)は、ルーマニアの東部、黒海沿岸トゥルチャ県一帯に位置し、アルプス山脈とドイツのシュバルツバルト(黒森)を源流とするドナウ河が、東ヨーロッパ8カ国を流れ、黒海に注ぐ手前、聖ゲオルゲ、スリナ、キリアの3つの大きな支流に分かれた部分を指します。
葦(アシ)の島や湖、蔦(ツタ)や蔓(ツル)がからる樫の森や砂丘が広がり、陸地面積はわずか13%しかありません。
その一帯には、ペリカンを含む300種類もの野鳥が生息し、カワウソ、ミンク、山猫、鹿、イノシシなど数十種類の野生動物や、チョウザメ、カワカマス、鯉など100種以上の魚類たちが共存する動植物の宝庫です。
生物園保護区にも指定されており、水鳥をはじめとした湿地における生態系を保護するために作られた国際条約であるラムサール条約にも登録されています。
ドナウ・デルタ Danube Delta 所在国:ルーマニア 世界遺産登録:1991年 種類:自然遺産 |
ドナウ・デルタ(ドナウ河三角州)は、全長2,860kmを誇るヨーロッパで2番目に長い国際河川のドナウ河(英語名:ダニューブ川)の黒海手前に自然が作り出した5470平方kmの雄大な大湿地帯で、1991年に自然遺産として世界遺産登録されました。
ドナウ・デルタ(ドナウ河三角州)は、ルーマニアの東部、黒海沿岸トゥルチャ県一帯に位置し、アルプス山脈とドイツのシュバルツバルト(黒森)を源流とするドナウ河が、東ヨーロッパ8カ国を流れ、黒海に注ぐ手前、聖ゲオルゲ、スリナ、キリアの3つの大きな支流に分かれた部分を指します。
葦(アシ)の島や湖、蔦(ツタ)や蔓(ツル)がからる樫の森や砂丘が広がり、陸地面積はわずか13%しかありません。
その一帯には、ペリカンを含む300種類もの野鳥が生息し、カワウソ、ミンク、山猫、鹿、イノシシなど数十種類の野生動物や、チョウザメ、カワカマス、鯉など100種以上の魚類たちが共存する動植物の宝庫です。
生物園保護区にも指定されており、水鳥をはじめとした湿地における生態系を保護するために作られた国際条約であるラムサール条約にも登録されています。
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ドゥブロヴニク旧市街
ドゥブロヴニク旧市街は、1979年に世界遺産登録された赤瓦が特徴的な『アドリア海の真珠』と呼ばれる都市ドゥブロヴニクを指す文化遺産です。
ドゥブロヴニクは、町の起源が、ローマ帝国(紀元前27年から1453年)時代やそれ以前と言われるほど古く、ドゥブロヴニク旧市街には、歴史的建造物が数多く残されています。
12世紀に建設された旧総督府のクネズ宮殿、13世紀の要塞、14世紀から16世紀のロマネスクのフランチェスコ修道院、16世紀のスポンザ宮殿、18世紀の聖プラホ教会などが残されており、その街並みは、宮崎駿氏のアニメ映画『紅の豚』のモデルになったと言われています。
1667年の大地震や1991年の内戦の被害を受け、一時は危機遺産として登録されていましたが、今では見事に復興し、1998年には危機遺産登録も解除されています。
ドゥブロヴニク旧市街 Old City of Dubrovnik 所在国:クロアチア共和国 世界遺産登録:文化遺産 種類:文化遺産 |
ドゥブロヴニク旧市街は、1979年に世界遺産登録された赤瓦が特徴的な『アドリア海の真珠』と呼ばれる都市ドゥブロヴニクを指す文化遺産です。
ドゥブロヴニクは、町の起源が、ローマ帝国(紀元前27年から1453年)時代やそれ以前と言われるほど古く、ドゥブロヴニク旧市街には、歴史的建造物が数多く残されています。
12世紀に建設された旧総督府のクネズ宮殿、13世紀の要塞、14世紀から16世紀のロマネスクのフランチェスコ修道院、16世紀のスポンザ宮殿、18世紀の聖プラホ教会などが残されており、その街並みは、宮崎駿氏のアニメ映画『紅の豚』のモデルになったと言われています。
1667年の大地震や1991年の内戦の被害を受け、一時は危機遺産として登録されていましたが、今では見事に復興し、1998年には危機遺産登録も解除されています。