プエルト-プリンセサ地下河川国立公園

プエルト-プリンセサ地下河川国立公園 La Fortaleza and San Juan National Historic 所在国：フィリピン 世界遺産登録：1999 種類：自然遺産

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園は、パラワン島のセント・ポール山岳地域に位置する世界遺産です。

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園は、パラワン島中部プエルト・プリンセサ市から南東約８０キロのサバンにあります。

マニラ国内空港から同市までジェットで約１時間の空の旅。

そこから車で２時間の所にには、深い緑とコバルトブルーの海に囲まれた農村地帯に同公園はあります。

プエルト・プリンセサ地下河川国立公園では、地下河川と石灰岩の溶解により形成されたカルスト地形が見られます。

この公園が世界遺産に登録された理由は、特殊で多様な地形とそれに伴う多彩な生物層です。

特に中央部を貫く石灰岩大地は、白い切り立った崖のわずかな土壌に張り付くようにして樹木が生い茂っています。

最大の見せ場は全長８．２キロの洞窟とそこを流れる地下河川。

石灰岩台地の下に１千万年以上の年月をかけて形成された。

最大の見せ場は全長８．２キロの洞窟は、フィリピン最後の秘境と呼ばれるパラワン島
その西海岸に、海につながる地下河川の入り口はあります。

洞窟内は一切光のない闇の世界です。

ボートにのせた照明の明かりを頼りに、地下河川をさかのぼります。

舟で航行可能な地下河川としては、世界最長のものです。

洞窟を進むと大空間が広がります。

ここは大聖堂（カテドラル）と呼ばれています。