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キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群
キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群とは、現在は木々に埋もれて廃墟と化した遺跡が残るのみですが、ユネスコの世界遺産に登録されている物件で、タンザニアにあります。
キルワ・キシワニ島は、東アフリカ(現タンザニア領内)沖に浮かんでおり、中世には重要な交易地として栄えました。
キルワ・キシワニ島には、イスラム教徒のコミュニティが現在も存在しています。
この島は、商人アリ・ビン・アル=ハサンに9世紀に売り渡され、以降の数世紀にわたり、交易の拠点たる大都市として成長を遂げました。
ジンバブエからの黄金や鉄、アジアからの繊維、宝石、陶磁器、香辛料、タンザニアからの象牙や奴隷、などが取引されていました。
キルワは東アフリカ沿岸部最大の都市となり、13世紀までに、マフダリ家の支配の下で、その影響力はモザンビークにまで及びました。
フスミ・クブワ宮殿の建造や、キルワの大モスクの拡張が、この時期よりあとに行われました。
対して、キルワ・キシワニと違い、ソンゴ・ムナラ島は、14世紀から15世紀頃に繁栄していたらしいと言うことが分かっているのみで記録はほとんどありません。
5つのモスクの廃墟などが残っていますが、ソンゴ・ムナラ島は、現在マングローブ林などに埋もれています。
キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群 Ruins of Kilwa Kisiwani and Ruins of Songo Mnara 所在国:タンザニア 世界遺産登録:1981年 種類:文化遺産/危機遺産 |
キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群とは、現在は木々に埋もれて廃墟と化した遺跡が残るのみですが、ユネスコの世界遺産に登録されている物件で、タンザニアにあります。
キルワ・キシワニ島は、東アフリカ(現タンザニア領内)沖に浮かんでおり、中世には重要な交易地として栄えました。
キルワ・キシワニ島には、イスラム教徒のコミュニティが現在も存在しています。
この島は、商人アリ・ビン・アル=ハサンに9世紀に売り渡され、以降の数世紀にわたり、交易の拠点たる大都市として成長を遂げました。
ジンバブエからの黄金や鉄、アジアからの繊維、宝石、陶磁器、香辛料、タンザニアからの象牙や奴隷、などが取引されていました。
キルワは東アフリカ沿岸部最大の都市となり、13世紀までに、マフダリ家の支配の下で、その影響力はモザンビークにまで及びました。
フスミ・クブワ宮殿の建造や、キルワの大モスクの拡張が、この時期よりあとに行われました。
対して、キルワ・キシワニと違い、ソンゴ・ムナラ島は、14世紀から15世紀頃に繁栄していたらしいと言うことが分かっているのみで記録はほとんどありません。
5つのモスクの廃墟などが残っていますが、ソンゴ・ムナラ島は、現在マングローブ林などに埋もれています。
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