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アルケ-スナンの王立製塩所
アルケ-スナンの王立製塩所とは、1982年に世界遺産に登録されたフランスの製塩所のことです。
この製塩所はサラン=レ=バンやロン=ル=ソーニエの旧式の製塩所に取って代わる画期的なものでした。
アルケスナンは、フランスの中東部に位置するフランシュ・コンテ地方ジュラ山脈の麓にある岩塩鉱山の町で、1773年にルイ16世の王室建築家に任命されたフランスの建築家クロード・ニコラ・ルドゥがこの街を円形の理想の工業都市として設計しました。
鉱山所長邸を中心にして、1775〜1778年にかけて建造され1895年までに稼動した製塩所や、労働者の住宅などを同心円状に配置したのですが、半円状で工事は中断され、最終的には未完成に終わってしまいました。
しかし20世紀の都市に先んじた彼の都市計画は、現代に通用する画期的なものと高い評価を得ています。
製塩所としての操業は19世紀末で停止しました。
王立製塩所(サリーヌ・ロワイヤル)の所長の住居だった建物は、現代は博物館および資料館になっていて、ルドゥが計画した理想的な産業都市づくりを模型で見ることが出来ます。
アルケ-スナンの王立製塩所 Royal Saltworks of Arc-et-Senans 所在国:フランス 世界遺産登録:1982年 種類:文化遺産 |
アルケ-スナンの王立製塩所とは、1982年に世界遺産に登録されたフランスの製塩所のことです。
この製塩所はサラン=レ=バンやロン=ル=ソーニエの旧式の製塩所に取って代わる画期的なものでした。
アルケスナンは、フランスの中東部に位置するフランシュ・コンテ地方ジュラ山脈の麓にある岩塩鉱山の町で、1773年にルイ16世の王室建築家に任命されたフランスの建築家クロード・ニコラ・ルドゥがこの街を円形の理想の工業都市として設計しました。
鉱山所長邸を中心にして、1775〜1778年にかけて建造され1895年までに稼動した製塩所や、労働者の住宅などを同心円状に配置したのですが、半円状で工事は中断され、最終的には未完成に終わってしまいました。
しかし20世紀の都市に先んじた彼の都市計画は、現代に通用する画期的なものと高い評価を得ています。
製塩所としての操業は19世紀末で停止しました。
王立製塩所(サリーヌ・ロワイヤル)の所長の住居だった建物は、現代は博物館および資料館になっていて、ルドゥが計画した理想的な産業都市づくりを模型で見ることが出来ます。
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