パフォス

パフォス Paphos 所在国：キプロス 世界遺産登録：1980年 種類：文化遺産

パフォスは、キプロスの首都ニコシアの南西100キロにあります。

現存するパフォスは、ギリシャ人が建設した旧パフォスとローマ人による新パフォスがあります。

世界遺産では、新旧両方のパフォスの古代遺跡群をいいます。

カトパフォスのアプロディテ神殿都市には、ディオニュソスの家、テセウスの家、オルフェウスの家、アイオンの家という貴族の邸宅が残されています。

邸宅には、数々のモザイクがあり、世界で最も美しいものの一つと言われています。

パフォス城は、フランク人が１３世紀に建築したもので、爆破されたこともありますが、修復後はモスク（礼拝堂）などとして使われてきました。

アギア・キリアキ・クリソポリティッサ教会は、4世紀に建築された教会です。

聖パウロの柱があるとされており、現在は英国国教会の聖堂となっています。

その他、古代ローマ劇場、闘技場、初期ビザンチンの城塞，ラテン教会などの都市遺跡が多数残っています。

ギリシャ神話の中で、愛の女神アフロディテ（ビーナス）誕生の聖地とされています。

紀元前13世紀、アフロディテ神殿が作られ巡礼者がくるところです。