ブリュージュ歴史地区

ブリュージュ歴史地区 Historic Centre of Brugge 所在国：ベルギー 世界遺産登録：2000年 種類：文化遺産

ブリュージュは、１３世紀〜１４世紀にかけて毛織物の生産工業で栄えました。

しかし１５世紀後半、北海と結ぶ水路が泥で埋まり、船の運行が不可能になると交易は衰退してしまいました。

以来、交易の中心としての役割を終え産業革命の波も押し寄せることなく、街は中世の面影をそのまま封印し現在に至っています。

当時はブリュージュの人々と外国の商人たちが両替をしたり、交易の中心になっていたのです。

ビュールセの名前は、後にフランス語の「証券取引所」の語源となったほどです。

金融の一大中心地となったブリュージュは、ハンザ同盟の一員となり、商人たちが中心となって町を作り上げたのです。

ゴシック様式の建造物群が、街の姿を当時のままに特徴づけ商人たちが造った街として現在もほぼ完全な形で残っている。