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ローマ帝国の国境線
ローマ帝国の国境線は、イングランド北部のスコットランドとの境界線近くにあるハドリアヌスの長城で、1987年に世界遺産登録されました。
ハドリアヌスの長城は、ローマに服従していないピクト人など北方諸部族の進入を防ぐために築かれたもので、ローマ帝国の繁栄と衰退を残す文化的景観が評価されたものです。
その後、2005年にドイツのリーメスが含まれて拡大登録となりました。
2世紀に、ローマ帝国はイギリスまで領土を拡げていましたが、ケルト族のうち、ローマに服従していないピクト人など北方諸部族の進入を防ぐために築いた長城です。
ニューカッスル・アポン・タインからカーライルまでの118kmにも及んだ長城は、壁の高さは4〜5m、厚さ約3mで、後の方で建設された部分は、約2.5mに狭くなっています。
リーメスはラテン語で境界を意味し、ドイツの長城跡(リーメス・ゲルマニクス)を指します。
これは、ローマ帝国が、ゲルマン民族の侵入からライン川・マイン川流域の肥沃な土地と通商路を守るために作られたものです。
リーメスが登録されるまでは、「ハドリアヌスの長城」として登録されていましたが、ドイツによるリーメスが拡大登録されて「ローマ帝国の国境線」と物件名がかわりました。
ローマ帝国の国境線 Frontiers of the Roman Empire 所在国:イギリス ドイツ連邦共和国 世界遺産登録:1987、2005年 種類:文化遺産 |
ローマ帝国の国境線は、イングランド北部のスコットランドとの境界線近くにあるハドリアヌスの長城で、1987年に世界遺産登録されました。
ハドリアヌスの長城は、ローマに服従していないピクト人など北方諸部族の進入を防ぐために築かれたもので、ローマ帝国の繁栄と衰退を残す文化的景観が評価されたものです。
その後、2005年にドイツのリーメスが含まれて拡大登録となりました。
2世紀に、ローマ帝国はイギリスまで領土を拡げていましたが、ケルト族のうち、ローマに服従していないピクト人など北方諸部族の進入を防ぐために築いた長城です。
ニューカッスル・アポン・タインからカーライルまでの118kmにも及んだ長城は、壁の高さは4〜5m、厚さ約3mで、後の方で建設された部分は、約2.5mに狭くなっています。
リーメスはラテン語で境界を意味し、ドイツの長城跡(リーメス・ゲルマニクス)を指します。
これは、ローマ帝国が、ゲルマン民族の侵入からライン川・マイン川流域の肥沃な土地と通商路を守るために作られたものです。
リーメスが登録されるまでは、「ハドリアヌスの長城」として登録されていましたが、ドイツによるリーメスが拡大登録されて「ローマ帝国の国境線」と物件名がかわりました。
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