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アルル、ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群
アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群は、フランスは南部のプロヴァンス地方にある文化遺産です。
紀元前一世紀にローマ人によってフランスが支配された際の首府となり栄えましたが、その後、中世でも、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の始点になったことで宗教都市としても発展したことから、古代ローマと中世という二つの時代の遺跡が混在しています。
ローマ時代の遺跡としての見ものとして筆頭に挙げられるのは、円形闘技場と古代劇場です。
一世紀末に建設されたという闘技場は2層(当時は3層)で60のアーチが周囲を取り囲み、2万人以上もの観客を収容できたとされています。
現在でも、闘牛などに使用されています。
古代劇場は、紀元前1世紀ごろに作られましたが、中世には教会建築として石材が切り出されたり、要塞に改築されたりしたこともあって、現在では、大理石の柱が残存しているだけです。
ここで発掘されたアルルのヴィーナス像は、ルーブル美術館で観ることが出来ます。
他のローマ時代の遺跡としては、地下回廊とフォルム(Cryptoportiques et forum romain)、コンスタンティヌスの公衆浴場(Thermes de Constantin)、ローマの城壁 (Remparts du castrum romain)、大墓地アリスカン(Les Alyscamps)が現存しています。
中世の遺跡としての代表である、サン=トロフィーム教会 (L'eglise St-Trophine)はロマネスク様式の美しい彫刻で有名です。
そもそもは、アルルの聖トロフィムスの聖遺物を納めるために7世紀に建造されたのですが、12世紀にロマネスク様式に改築されました。
アルル、ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群 Arles, Roman and Romanesque Monuments 所在国:フランス 世界遺産登録:1981年 種類:文化遺産 |
アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群は、フランスは南部のプロヴァンス地方にある文化遺産です。
紀元前一世紀にローマ人によってフランスが支配された際の首府となり栄えましたが、その後、中世でも、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の始点になったことで宗教都市としても発展したことから、古代ローマと中世という二つの時代の遺跡が混在しています。
ローマ時代の遺跡としての見ものとして筆頭に挙げられるのは、円形闘技場と古代劇場です。
一世紀末に建設されたという闘技場は2層(当時は3層)で60のアーチが周囲を取り囲み、2万人以上もの観客を収容できたとされています。
現在でも、闘牛などに使用されています。
古代劇場は、紀元前1世紀ごろに作られましたが、中世には教会建築として石材が切り出されたり、要塞に改築されたりしたこともあって、現在では、大理石の柱が残存しているだけです。
ここで発掘されたアルルのヴィーナス像は、ルーブル美術館で観ることが出来ます。
他のローマ時代の遺跡としては、地下回廊とフォルム(Cryptoportiques et forum romain)、コンスタンティヌスの公衆浴場(Thermes de Constantin)、ローマの城壁 (Remparts du castrum romain)、大墓地アリスカン(Les Alyscamps)が現存しています。
中世の遺跡としての代表である、サン=トロフィーム教会 (L'eglise St-Trophine)はロマネスク様式の美しい彫刻で有名です。
そもそもは、アルルの聖トロフィムスの聖遺物を納めるために7世紀に建造されたのですが、12世紀にロマネスク様式に改築されました。
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ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会
ウェストミンスターパレス、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会は、イギリス王室の絶対主義から、世界の工場となった大英帝国まで、イギリスの歴史の象徴ともいえる文化遺産です。
イギリスはロンドンのウェストミンスター周辺に位置しています。
ウェストミンスター宮殿は、ゴシックリヴァイバル様式の代表的建築物として知られています。
またロンドンのランドマークともいえる時計塔ビッグベンと国会議事堂も有名です。
ウェストミンスター大寺院は、1066年にウィリアム一世が戴冠式を行って以来、王室の主要行事が行われる格式高い場所です。
エリザベス一世、ダイアナ元王妃など王室関係をはじめとして、ニュートンなど多くの著名人の墓所があることでも有名です。
特に夜景のライトアップがきれいで、ロンドンアイといった観覧車から観光するのもおすすめです。
聖マーガレット教会は、ウェストミンスター寺院のすぐ北側に位置していて、イギリス絶対主義が確かなものとなったチューダー朝に関係する人物の記念碑が多く保存されています。
また、チャーチル元首相や詩人のジョン・ミルトンなど著名人が結婚式を挙げたことでも知られています。
ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会 Westminster Palace, Westminster Abbey and Saint Margaret's Church 所在国:イギリス 世界遺産登録:1987年 種類:文化遺産 |
ウェストミンスターパレス、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会は、イギリス王室の絶対主義から、世界の工場となった大英帝国まで、イギリスの歴史の象徴ともいえる文化遺産です。
イギリスはロンドンのウェストミンスター周辺に位置しています。
ウェストミンスター宮殿は、ゴシックリヴァイバル様式の代表的建築物として知られています。
またロンドンのランドマークともいえる時計塔ビッグベンと国会議事堂も有名です。
ウェストミンスター大寺院は、1066年にウィリアム一世が戴冠式を行って以来、王室の主要行事が行われる格式高い場所です。
エリザベス一世、ダイアナ元王妃など王室関係をはじめとして、ニュートンなど多くの著名人の墓所があることでも有名です。
特に夜景のライトアップがきれいで、ロンドンアイといった観覧車から観光するのもおすすめです。
聖マーガレット教会は、ウェストミンスター寺院のすぐ北側に位置していて、イギリス絶対主義が確かなものとなったチューダー朝に関係する人物の記念碑が多く保存されています。
また、チャーチル元首相や詩人のジョン・ミルトンなど著名人が結婚式を挙げたことでも知られています。
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リトミシュル城
リトミシュル城は、チェコの町リトミシュルにある文化遺産で、お城のそばに作曲家スメタナの生家があることでも知られています。
16世紀後半、もともとあった中世の城をペルンシュテイン家が、イタリアのアーケード構造をチェコの環境に順応させて改築したものです。
リトミシュル城は、中世ルネッサンス期に建てられましたが、新たな様式で改築された貴族の城館の代表と言われています。
城壁はスグラフィット技法が施され、一見すると石を積み重ねたようですが、浮き彫りの絵となっています。
リトミシュル城の見どころは、城の彫像、中庭とそれを囲む回廊、城に付属する劇場、などですが、現在でも城の保存状態がよく、付属の設備も完備されています。
そしてEU会議にも利用され、スメタナにちなんで「オペラ・フェスティバル」や音楽祭も毎年開催されています。
中世の街並みそのままのリトミシュルと共に、楽しめる音楽祭です。
リトミシュル城 Litomysl Castle 所在国:チェコ共和国 世界遺産登録:1999年 種類:文化遺産 |
リトミシュル城は、チェコの町リトミシュルにある文化遺産で、お城のそばに作曲家スメタナの生家があることでも知られています。
16世紀後半、もともとあった中世の城をペルンシュテイン家が、イタリアのアーケード構造をチェコの環境に順応させて改築したものです。
リトミシュル城は、中世ルネッサンス期に建てられましたが、新たな様式で改築された貴族の城館の代表と言われています。
城壁はスグラフィット技法が施され、一見すると石を積み重ねたようですが、浮き彫りの絵となっています。
リトミシュル城の見どころは、城の彫像、中庭とそれを囲む回廊、城に付属する劇場、などですが、現在でも城の保存状態がよく、付属の設備も完備されています。
そしてEU会議にも利用され、スメタナにちなんで「オペラ・フェスティバル」や音楽祭も毎年開催されています。
中世の街並みそのままのリトミシュルと共に、楽しめる音楽祭です。