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ホラショヴィツェの歴史地区
プラハの南約230kmに位置します。
19世紀前半に、南ボヘミア風のバロック様式で建てられた、パステルカラーのレンガ作りの家々が並びます。
200mほどで終わってしまうような小さな村です。
「バロックの村」とも呼ばれ、宮殿や貴族の間のバロック様式とは違う、素朴でかわいらしい村は、文化と民俗をかたくなに守り、昔の農村を完璧な形で残しています。
世界遺産に登録された後も人々が変わらず生活を続ける生きた「おとぎの国」ともいえるのがホラショヴィツェの歴史地区です。
古き良き田舎の田園風景をそのままに残している。
家々の壁は、ピンクや水色の淡いパステル調で通りに面したファザードの形は様々です。
ほとんどが平屋で、屋根裏部屋もあります。
ホラショヴィツェの歴史地区 Historic Centre of Prague 所在国:チェコ 世界遺産登録: 1998 年 種類:文化遺産 |
プラハの南約230kmに位置します。
19世紀前半に、南ボヘミア風のバロック様式で建てられた、パステルカラーのレンガ作りの家々が並びます。
200mほどで終わってしまうような小さな村です。
「バロックの村」とも呼ばれ、宮殿や貴族の間のバロック様式とは違う、素朴でかわいらしい村は、文化と民俗をかたくなに守り、昔の農村を完璧な形で残しています。
世界遺産に登録された後も人々が変わらず生活を続ける生きた「おとぎの国」ともいえるのがホラショヴィツェの歴史地区です。
古き良き田舎の田園風景をそのままに残している。
家々の壁は、ピンクや水色の淡いパステル調で通りに面したファザードの形は様々です。
ほとんどが平屋で、屋根裏部屋もあります。
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オランジュのローマ劇場とその周辺及び凱旋門
オランジュのローマ劇場とその周辺及び"凱旋門"は、フランス南部プロヴァンス地方ヴォクリューズ県にあります。
オランジュは、古代にはケルト人の居住地でしたが、ローマ帝国に支配され、植民地とされたのが紀元前1世紀のことです。
ローマ帝国支配下のもとローマの都市計画を持ち込んでオランジュという町は作られました。
当時の遺跡が原型をとどめて残っています。
ローマ劇場は、1世紀にローマ初代皇帝アウグストゥスの治世下で建造されたもので、丘の傾斜を削って作られた観客席が舞台に面しているため、音響効果がとても素晴らしく、現在でも夏になるとオペラが催されています。
オランジュの凱旋門は、紀元前20年頃に建てられたもので、オランジュの北側のアグリッパ街道にあります。
古代ローマ人の功績を称える戦闘や戦利品などが描かれた彫刻がほどこされています。
他にも似たような遺跡は各所にありますが、ローマ劇場・凱旋門とも保存状態が良いのが特徴です。
オランジュのローマ劇場とその周辺及び"凱旋門" Roman Theatre and its Surroundings and the "Triumphal Arch" of Orange 所在地:フランス共和国 世界遺産登録:1981年 種類:文化遺産 |
オランジュのローマ劇場とその周辺及び"凱旋門"は、フランス南部プロヴァンス地方ヴォクリューズ県にあります。
オランジュは、古代にはケルト人の居住地でしたが、ローマ帝国に支配され、植民地とされたのが紀元前1世紀のことです。
ローマ帝国支配下のもとローマの都市計画を持ち込んでオランジュという町は作られました。
当時の遺跡が原型をとどめて残っています。
ローマ劇場は、1世紀にローマ初代皇帝アウグストゥスの治世下で建造されたもので、丘の傾斜を削って作られた観客席が舞台に面しているため、音響効果がとても素晴らしく、現在でも夏になるとオペラが催されています。
オランジュの凱旋門は、紀元前20年頃に建てられたもので、オランジュの北側のアグリッパ街道にあります。
古代ローマ人の功績を称える戦闘や戦利品などが描かれた彫刻がほどこされています。
他にも似たような遺跡は各所にありますが、ローマ劇場・凱旋門とも保存状態が良いのが特徴です。
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プランタン‐モレトゥスの家屋‐工房‐博物館複合体
プランタン=モレトゥス博物館は、16世紀ベルギーの大出版業者クリストフ・プランタンの工房がそのまま世界遺産として登録されています。
16世紀といえばまだ中世。
ベルギーの港町アントワープは国際交易で栄え、ヴェネツィア・パリと共に印刷三大都市のひとつでした。
プランタン=モレトゥス博物館の凄さは、当時の工房・膨大な活字・書物・商取引の記録など、ありとあらゆるものが現存・保管されていることでしょう。
その中には世界最古の印刷機2台、同じ時期の印刷用活字一式など、プランタンが活動していた16世紀当時の印刷技術を伝える品物などがあります。
また、印刷事業に関わる設備の数々も保有されています。
プランタン=モレトゥス博物館は、特にルネサンス期からバロック期にかけてのヨーロッパ出版文化史にとって重要なものと位置づけられ、世界遺産として認定されました。
さらに、職・住一体の大建築物であるプランタン=モレトゥス博物館は、それ自体が近世・近代の生活と労働の関係性をうかがわせる貴重なものです。
プランタン‐モレトゥスの家屋‐工房‐博物館複合体 Plantin-Moretus House-Workshops-Museum Complex 所在国:ベルギー 世界遺産登録:2005年 種類:文化遺産 |
プランタン=モレトゥス博物館は、16世紀ベルギーの大出版業者クリストフ・プランタンの工房がそのまま世界遺産として登録されています。
16世紀といえばまだ中世。
ベルギーの港町アントワープは国際交易で栄え、ヴェネツィア・パリと共に印刷三大都市のひとつでした。
プランタン=モレトゥス博物館の凄さは、当時の工房・膨大な活字・書物・商取引の記録など、ありとあらゆるものが現存・保管されていることでしょう。
その中には世界最古の印刷機2台、同じ時期の印刷用活字一式など、プランタンが活動していた16世紀当時の印刷技術を伝える品物などがあります。
また、印刷事業に関わる設備の数々も保有されています。
プランタン=モレトゥス博物館は、特にルネサンス期からバロック期にかけてのヨーロッパ出版文化史にとって重要なものと位置づけられ、世界遺産として認定されました。
さらに、職・住一体の大建築物であるプランタン=モレトゥス博物館は、それ自体が近世・近代の生活と労働の関係性をうかがわせる貴重なものです。