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バンベルクの町
バンベルクの町はドイツの中部のバイエルン州オーバーフランケン行政管区の郡独立市で、バンベルク郡の郡庁所在地であり、大学都市、大司教の都市、ビー
ルの都、行政都市として有名なところで、1993年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
市域の面積は54.58平方キロメートル、ナン
バ奥9.6キロメートル、東西9.7キロメートルで
バンベルクの町の旧市街地は第二次世界大戦でも被害を被らなかったために、中世の歴史的な建造物の景観が保存されているドイツでは稀な地域です。
バンベ
ルクの町は小高い丘と二本の川が特徴的で、丘の上には大聖堂や修道院など宗教施設が立ち並ぶ山の手地区です。
11世紀にハインリヒ2世が建設したカト
リックの大聖堂(司教座)は町のシンボルで、4つの尖塔をともなう後期ロマネスク様式の建造物です。
大聖堂は長さ約94メートル、幅28メートル、高さ
26メートルで尖塔の高さはいずれも約81メートルと堂々たるもので、バンベルクの騎馬像が有名です。
また絵画的な美しさを持つ旧宮殿、壮麗な薔薇園が
美しい新宮殿、バンベルク司教の宮殿であったアルテンブルク城、ヤコブ教会、聖マルティン教会、マリア教会、聖ミヒャエル教会、マクシミリアンの噴水、
旧市庁舎などは特に有名な見どころです。
それらと対比的に街を流れるレグニッツ川のほとりには古い漁師の家々が立ち並び、ビール醸造所とともに下町の庶
民の生活を今に伝える景観が残っています。
バンベルクの町 Town of Bamberg 所在国:ドイツ 世界遺産登録年:1993年 世界遺産の種類:文化遺産 |
バンベルクの町はドイツの中部のバイエルン州オーバーフランケン行政管区の郡独立市で、バンベルク郡の郡庁所在地であり、大学都市、大司教の都市、ビー
ルの都、行政都市として有名なところで、1993年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
市域の面積は54.58平方キロメートル、ナン
バ奥9.6キロメートル、東西9.7キロメートルで
バンベルクの町の旧市街地は第二次世界大戦でも被害を被らなかったために、中世の歴史的な建造物の景観が保存されているドイツでは稀な地域です。
バンベ
ルクの町は小高い丘と二本の川が特徴的で、丘の上には大聖堂や修道院など宗教施設が立ち並ぶ山の手地区です。
11世紀にハインリヒ2世が建設したカト
リックの大聖堂(司教座)は町のシンボルで、4つの尖塔をともなう後期ロマネスク様式の建造物です。
大聖堂は長さ約94メートル、幅28メートル、高さ
26メートルで尖塔の高さはいずれも約81メートルと堂々たるもので、バンベルクの騎馬像が有名です。
また絵画的な美しさを持つ旧宮殿、壮麗な薔薇園が
美しい新宮殿、バンベルク司教の宮殿であったアルテンブルク城、ヤコブ教会、聖マルティン教会、マリア教会、聖ミヒャエル教会、マクシミリアンの噴水、
旧市庁舎などは特に有名な見どころです。
それらと対比的に街を流れるレグニッツ川のほとりには古い漁師の家々が立ち並び、ビール醸造所とともに下町の庶
民の生活を今に伝える景観が残っています。
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ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場
ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場はフランスはロレーヌ地方の都市であるナンシーの中心部にある3つの広場で、1983年
にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ナンシーは15世紀以来ロレーヌ公国の首都として栄えてきましたが、ロレーヌ公国を1代限りでゆず
りうけたスタニスワフ(ルイ15世の義父)が1750年代に古典的都市計画のもとに3つの広場を建設しました。
スタニスラス広場はエマニュエル・エレに
よる設計で、106メートルx124メートルの広大な広場に市庁舎、凱旋門、ナンシー美術館があり、6カ所のジャン・ラムールが手がけたロココ様式
(18世紀のヨーロッパを席捲した美術様式。
建築、絵画、彫刻、工芸にも及び先行するバロック様式と同様に絢爛豪華な装飾が特徴)の金属細工の鉄柵が有
名です。
2005年に改修が終了し広場の250年記念祭が行われました。
カリエール広場はスタニスラス広場に面している凱旋門をはさんだ北側にある細長
い広場で、北に向かってロレーヌの官邸、その隣には現在ロレーヌ歴史博物館となっているロレーヌ公宮殿があります。
アリアンス広場はスタニスラス広場の数百メートル東に位置する比較的小さな広場で中央に噴水があることで有名です。
ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場 Place Stanislas, Place de la Carriere and Place d'Alliance in Nancy 所在国:フランス 世界遺産登録年:1983年 世界遺産の種類:文化遺産 |
ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場はフランスはロレーヌ地方の都市であるナンシーの中心部にある3つの広場で、1983年
にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
ナンシーは15世紀以来ロレーヌ公国の首都として栄えてきましたが、ロレーヌ公国を1代限りでゆず
りうけたスタニスワフ(ルイ15世の義父)が1750年代に古典的都市計画のもとに3つの広場を建設しました。
スタニスラス広場はエマニュエル・エレに
よる設計で、106メートルx124メートルの広大な広場に市庁舎、凱旋門、ナンシー美術館があり、6カ所のジャン・ラムールが手がけたロココ様式
(18世紀のヨーロッパを席捲した美術様式。
建築、絵画、彫刻、工芸にも及び先行するバロック様式と同様に絢爛豪華な装飾が特徴)の金属細工の鉄柵が有
名です。
2005年に改修が終了し広場の250年記念祭が行われました。
カリエール広場はスタニスラス広場に面している凱旋門をはさんだ北側にある細長
い広場で、北に向かってロレーヌの官邸、その隣には現在ロレーヌ歴史博物館となっているロレーヌ公宮殿があります。
アリアンス広場はスタニスラス広場の数百メートル東に位置する比較的小さな広場で中央に噴水があることで有名です。
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チェスキー・クルムロフ歴史地区
チェスキー・クルムロフ歴史地区Historic Centre of Cesky Krumlov中世の町並みがそのまま残っているヴルタヴァ河畔の古都で、高台から町を見守るチェスキー・クルムロフ城が、かつての繁栄を雄弁に物語っています。
13世紀にゴシック様式で創建され、プラハ城に次ぐチェコ第2の規模を誇ったこの城は、16世紀にルネサンス様式に改築された際に、丸屋根を戴く塔と回廊が加わり、「仮面の間」の壁には「だまし絵」が描かれています。
18世紀には広大な敷地にバロック様式の夏の離宮が築かれ、貴族たちは宮殿で舞踏会を開いたり、庭園の野外劇場で演劇を楽しんだりしました。
この栄華を支えたのが銀山で栄えた町チェスキー・クルムロフです。
商業と手工業でさらなる発展を見せるのは14世紀から16世紀のことでした。
旧市街には、ルネサンス様式の家並みと見事な調和を見せる聖ヴィード聖堂があります。
14世紀初頭に後期ゴシック様式で創建され、美しい塔のあるヴィード聖堂は、今もクロムロフ市民の心の拠り所です。
チェスキー・クルムロフ歴史地区 Historic Centre of Cesky Krumlov 所在国:チェコ 世界遺産登録:1992年 種類:文化遺産 |
チェスキー・クルムロフ歴史地区Historic Centre of Cesky Krumlov中世の町並みがそのまま残っているヴルタヴァ河畔の古都で、高台から町を見守るチェスキー・クルムロフ城が、かつての繁栄を雄弁に物語っています。
13世紀にゴシック様式で創建され、プラハ城に次ぐチェコ第2の規模を誇ったこの城は、16世紀にルネサンス様式に改築された際に、丸屋根を戴く塔と回廊が加わり、「仮面の間」の壁には「だまし絵」が描かれています。
18世紀には広大な敷地にバロック様式の夏の離宮が築かれ、貴族たちは宮殿で舞踏会を開いたり、庭園の野外劇場で演劇を楽しんだりしました。
この栄華を支えたのが銀山で栄えた町チェスキー・クルムロフです。
商業と手工業でさらなる発展を見せるのは14世紀から16世紀のことでした。
旧市街には、ルネサンス様式の家並みと見事な調和を見せる聖ヴィード聖堂があります。
14世紀初頭に後期ゴシック様式で創建され、美しい塔のあるヴィード聖堂は、今もクロムロフ市民の心の拠り所です。