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マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷
マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷は、アンドラ公国の南部、エンカンプ、アンドラ・ラ・ベリャ、サン・ジュリア・デ・ロリア、エスカルデス・エンゴルダニの4つのパロキアにまたがっており、国土面積の9パーセントを占めています。
2004年にユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されて、2006年にバッファーゾーンを加えて登録地が拡大されました。
アンドラ公国という国はあまりなじみがないと思われますが、ピレネー山脈東部に位置し、スペインとフランスにはさまれた山がちの内陸国で、フランス大統領とスペインのウルヘル司教を国家元首とするミニ国家なのです。
マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷は、岩山や氷河、森林、湖といったピレネー山脈の自然の中に、集落や牧草地、山小屋、鉄の精錬所跡などが点在していて、700年以上にわたって山岳地域の人々が営んできた生活の文化的景観を世界遺産としたものです。
マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷 Madriu-Perafita-Claror Valley 所在国:アンドラ公国 世界遺産登録:2004、2006年 種類:文化遺産 |
マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷は、アンドラ公国の南部、エンカンプ、アンドラ・ラ・ベリャ、サン・ジュリア・デ・ロリア、エスカルデス・エンゴルダニの4つのパロキアにまたがっており、国土面積の9パーセントを占めています。
2004年にユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されて、2006年にバッファーゾーンを加えて登録地が拡大されました。
アンドラ公国という国はあまりなじみがないと思われますが、ピレネー山脈東部に位置し、スペインとフランスにはさまれた山がちの内陸国で、フランス大統領とスペインのウルヘル司教を国家元首とするミニ国家なのです。
マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷は、岩山や氷河、森林、湖といったピレネー山脈の自然の中に、集落や牧草地、山小屋、鉄の精錬所跡などが点在していて、700年以上にわたって山岳地域の人々が営んできた生活の文化的景観を世界遺産としたものです。
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ボヤナ教会
ボヤナ教会は、ブルガリア共和国の首都ソフィアから南西に8Kmにあるボヤナ地区に建っているブルガリア正教会の教会堂です。
ボヤナ教会は、3つの聖堂からなっています。
最も古いものは、1048年に建てられた、東端にある2階建ての聖ニコラウス聖堂です。
次に建てられたのが、1259年、第2次ブルガリア帝国の下で中央棟である2階建ての聖パンティレイモン聖堂で、3つの中では一番大きい聖堂です。
最後の第三聖堂は、1845年にオスマン・トルコの勢力が強まる中、キリスト教徒の復興と士気を高めるために建てられました。
この教会の世界的な知名度は、主として1259年に遡るフレスコ画に負っていますが、それらは元来、より早い時期に描かれていたフレスコ画の上に上書きされたものですが、東ヨーロッパの中世美術のなかでも最も完全で保存状態の良いものなのです。
それらの壁画は教会の壁面に描かれており、240人の人物像によって89の場面が展開されています。
ボヤナ教会 Boyana Church 所在国:ブルガリア共和国 世界遺産登録:1979年 種類:文化遺産 |
ボヤナ教会は、ブルガリア共和国の首都ソフィアから南西に8Kmにあるボヤナ地区に建っているブルガリア正教会の教会堂です。
ボヤナ教会は、3つの聖堂からなっています。
最も古いものは、1048年に建てられた、東端にある2階建ての聖ニコラウス聖堂です。
次に建てられたのが、1259年、第2次ブルガリア帝国の下で中央棟である2階建ての聖パンティレイモン聖堂で、3つの中では一番大きい聖堂です。
最後の第三聖堂は、1845年にオスマン・トルコの勢力が強まる中、キリスト教徒の復興と士気を高めるために建てられました。
この教会の世界的な知名度は、主として1259年に遡るフレスコ画に負っていますが、それらは元来、より早い時期に描かれていたフレスコ画の上に上書きされたものですが、東ヨーロッパの中世美術のなかでも最も完全で保存状態の良いものなのです。
それらの壁画は教会の壁面に描かれており、240人の人物像によって89の場面が展開されています。
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ボイン渓谷の遺跡群
ボイン渓谷の遺跡群は、アイルランドの首都ダブリンから北西に60Kmほどのボイン川の屈曲部に位置する新石器時代の石室墳、立石、その他先史的遺跡群の複合体です。
ボイン渓谷の遺跡群で最も有名な遺跡は、巨石群の特筆すべき集積体であるニューグレンジ、ノウス、ドウスの3つの大型古墳と40以上の各墳墓です。
3つの主要巨石遺跡は、天文考古学上の重要な意味も持っていて、ニューグレンジとドウスは冬至の太陽の光が、入口から墓室までまっすぐに届くようになっていたり、ノウスは春分の太陽に対応しているのです。
古墳の石室内部に入ることができるのは、一番大きな巨大古墳ニューグレンジだけで、中央墓室の天井は石板を組み合わせたもので、古墳ができてから一度も補修されていませんが、精巧な作りのために今でも一滴の雨漏りもしていません。
他に、ドウス・ホール羨道墳群やタウンレイホール羨道墳、モンクニュータウンヘンジと祭礼の泉などが、ボイン渓谷の遺跡群としてあります。
ボイン渓谷の遺跡群 Archaeological Ensemble of the Bend of the Boyne 所在国:アイルランド 世界遺産登録:1993年 種類:文化遺産 |
ボイン渓谷の遺跡群は、アイルランドの首都ダブリンから北西に60Kmほどのボイン川の屈曲部に位置する新石器時代の石室墳、立石、その他先史的遺跡群の複合体です。
ボイン渓谷の遺跡群で最も有名な遺跡は、巨石群の特筆すべき集積体であるニューグレンジ、ノウス、ドウスの3つの大型古墳と40以上の各墳墓です。
3つの主要巨石遺跡は、天文考古学上の重要な意味も持っていて、ニューグレンジとドウスは冬至の太陽の光が、入口から墓室までまっすぐに届くようになっていたり、ノウスは春分の太陽に対応しているのです。
古墳の石室内部に入ることができるのは、一番大きな巨大古墳ニューグレンジだけで、中央墓室の天井は石板を組み合わせたもので、古墳ができてから一度も補修されていませんが、精巧な作りのために今でも一滴の雨漏りもしていません。
他に、ドウス・ホール羨道墳群やタウンレイホール羨道墳、モンクニュータウンヘンジと祭礼の泉などが、ボイン渓谷の遺跡群としてあります。