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ティカル国立公園
ティカル国立公園は、マヤ文明最大最古の都市遺跡で、グアテマラ北東部のペテン州の密林地帯にあります。
都市部にあたるエリアだけでも約16平方kmありますが、4000以上の建物跡を含め、小さな建造物が散在しているため、遺跡全体としては、120平方kmもの広さがあります。
テオティワカン文化の強い影響を受けている古代都市・ティカルには、紀元前から人が住んでいたとされ、3〜8世紀には周辺を従え、マヤ古典期の初期から中心都市として栄えましたが、10世紀頃になると他の低地マヤ諸都市のように捨てさられてしまい、その理由は未だ解明されていません。
しかし、海抜250mの密林の中に立ち並ぶピラミッド状の数々の神殿は、ジャガー、仮面、双頭の蛇などと名づけられていたとされ、持送り式アーチで作られた宮殿や建造物複合体群を結ぶ大通り、漆喰(しっくい)彫像の建築装飾や石碑などは、マヤ文明の都市建築技術をうかがい知ることができます。
ティカル国立公園 Tikal National Park 所在国:グアテマラ共和国 世界遺産登録:1979年 種類:複合遺産 |
ティカル国立公園は、マヤ文明最大最古の都市遺跡で、グアテマラ北東部のペテン州の密林地帯にあります。
都市部にあたるエリアだけでも約16平方kmありますが、4000以上の建物跡を含め、小さな建造物が散在しているため、遺跡全体としては、120平方kmもの広さがあります。
テオティワカン文化の強い影響を受けている古代都市・ティカルには、紀元前から人が住んでいたとされ、3〜8世紀には周辺を従え、マヤ古典期の初期から中心都市として栄えましたが、10世紀頃になると他の低地マヤ諸都市のように捨てさられてしまい、その理由は未だ解明されていません。
しかし、海抜250mの密林の中に立ち並ぶピラミッド状の数々の神殿は、ジャガー、仮面、双頭の蛇などと名づけられていたとされ、持送り式アーチで作られた宮殿や建造物複合体群を結ぶ大通り、漆喰(しっくい)彫像の建築装飾や石碑などは、マヤ文明の都市建築技術をうかがい知ることができます。
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