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ヒエラポリス-パムッカレ
ヒエラポリス-パムッカレは、トルコ西部にあるユネスコの世界遺産(複合遺産)です。
ヒエラポリスは、温泉保養地パムッカレによって有名になったローマの古代都市です。
紀元前2世紀の建設以降、周辺一帯の農工業の中心地として栄えました。
神殿やローマ劇場などの遺構が、かつての繁栄を伝えています。
ヒエラポリスとは「聖なる都市」という意味です。
ヒエラポリス遺跡はパムッカレの石灰棚の一番上にあり、ローマ帝国時代に地震で壊滅状態になりましたが、その後、復興しました。
しかし再び1354年の大地震で完全に廃墟と化してしまいました。
この町は紀元前190年に建設が始まった殖民都市で、ペルガモン王のエウメネス2世によって建設されました。
この時代の殖民都市としてはかなり内陸部に在り、その点から見ても珍しいものです。
この都市はヘレニズム時代からローマ時代、ビザンティン時代を通し、温泉保養地として繁栄していました。
都市を囲む城壁の内には劇場、神殿、アゴラ、市場、浴場、住居などの跡が残っています。
1887年から始まったドイツの研究チームの本格的な発掘は、現在ではドイツとイタリアの考古学研究チームによって、調査が進められています。
パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。
地中から豊富なカルシウムと二酸化炭素を含んだ35℃の温泉が湧き出しておりその温泉が地表を流れ落ちるときに石灰質だけが地表に残り、あたり一面、真っ白い石灰棚となりました。
純白の棚田は、あたかも雪が積もったような錯覚に陥ります。
石灰棚は高いところで5〜6m、湯が溜まっている場所の深さは20〜30cmです。
このような景観が約200mの高さに渡って形成されています。
石灰棚には、靴を脱いで入ることができます。
結構、地面が滑りやすいので注意が必要です。
ヒエラポリス-パムッカレ Hierapolis-Pamukkale 所在国:トルコ共和国 世界遺産登録年:1988年 世界遺産の種類:文化遺産、自然遺産 |
ヒエラポリス-パムッカレは、トルコ西部にあるユネスコの世界遺産(複合遺産)です。
ヒエラポリスは、温泉保養地パムッカレによって有名になったローマの古代都市です。
紀元前2世紀の建設以降、周辺一帯の農工業の中心地として栄えました。
神殿やローマ劇場などの遺構が、かつての繁栄を伝えています。
ヒエラポリスとは「聖なる都市」という意味です。
ヒエラポリス遺跡はパムッカレの石灰棚の一番上にあり、ローマ帝国時代に地震で壊滅状態になりましたが、その後、復興しました。
しかし再び1354年の大地震で完全に廃墟と化してしまいました。
この町は紀元前190年に建設が始まった殖民都市で、ペルガモン王のエウメネス2世によって建設されました。
この時代の殖民都市としてはかなり内陸部に在り、その点から見ても珍しいものです。
この都市はヘレニズム時代からローマ時代、ビザンティン時代を通し、温泉保養地として繁栄していました。
都市を囲む城壁の内には劇場、神殿、アゴラ、市場、浴場、住居などの跡が残っています。
1887年から始まったドイツの研究チームの本格的な発掘は、現在ではドイツとイタリアの考古学研究チームによって、調査が進められています。
パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。
地中から豊富なカルシウムと二酸化炭素を含んだ35℃の温泉が湧き出しておりその温泉が地表を流れ落ちるときに石灰質だけが地表に残り、あたり一面、真っ白い石灰棚となりました。
純白の棚田は、あたかも雪が積もったような錯覚に陥ります。
石灰棚は高いところで5〜6m、湯が溜まっている場所の深さは20〜30cmです。
このような景観が約200mの高さに渡って形成されています。
石灰棚には、靴を脱いで入ることができます。
結構、地面が滑りやすいので注意が必要です。
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