パドヴァの植物園（オルト・ボタニコ）

パドヴァの植物園（オルト・ボタニコ） Botanical Garden (Orto Botanico), Padua 所在国：イタリア 世界遺産登録：1997年 種類：文化遺産

パドヴァの植物園は、イタリアのパドヴァ大学付属の植物園です。

世界遺産へ登録されている物件でもあります。

パドヴァは、ヴェネト州にある街で、ヴェネツィアの西約30kmにあります。

世界遺産に登録された植物園は、植物学者フェデリコ・ボナフェーデが構想し、建築家のアンドレア・モロニが設計しました。

敷地の面積は2.19ha。

植物園内には創設当時の設計による庭園が残っています。

庭園は円形を基調とし、主に4つのエリアで区切られています。

植物園内最古の植物は、1585年に植えられたヤシの木です。

この植物園では、ヒマワリの花を、ヨーロッパで最初に開花させることに成功、イタリアで初めてジャガイモの栽培も行われました。

世界遺産には、1997年に登録されました。

現在も造園当時の区画をそのまま残し、６，０００種の植物が生育されており、植物学や生物学などの研究が行われています。