このサイトでは、世界遺産の紹介、案内をしています。
スポンサードリンク
マテーラの洞窟住居
マテーラの洞窟住居はイタリア共和国の南、バジリカータ州マテーラ県の県都であり、イタリア半島の「かかとの部分」にあたる都市マテーラにある洞窟住居で、1993年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
岩壁を意味するイタリア語の複数形であるサッシ(単数形はサッソ)と呼ばれている洞窟住居は、グラヴィナ渓谷の石灰岩を侵食により造られ、渓谷にはこのサッシが何層にも重なって存在しており、旧市街地区は丘になっているチヴィタ地区とサッソ・カヴェオーゾとサッソ・バリサーノという地区に分れています。
マテーラの洞窟住居の始まりは、8世紀から13世紀頃にイスラム勢力の迫害から逃れてきた修道僧が初めに住み着き130以上もの洞窟の聖堂を掘り、ビザンツ様式のフレスコ画で内部の壁面を飾ったことでした。
その後、聖堂の周りに近隣の住民達が移り住み、箱形の洞窟住居が建て増しされ、独特の景観を持つ町へと発展しました。
、全体では4000を越える洞窟住居があり彫刻作品のようなセピア色の街並みが美しい風景をつくりだしています。
長年に渡ってサッシは南イタリアの貧しい小作農家の住居となっていたため、イタリアで最も貧しい街と呼ばれるようになりました。
その評判を気にしたためかイタリア政府が第二次世界大戦後の1952年に強制的に移住をさせ、文化遺産として保護するようになり現在では一部を修復してサッシに暮らしたり、ホテルなどとして活用されるようになっています。
マテーラの洞窟住居 I Sassi di MateraI Sassi di Matera 所在国:イタリア共和国 世界遺産登録年数:1993年 世界遺産の種類:文化遺産 |
マテーラの洞窟住居はイタリア共和国の南、バジリカータ州マテーラ県の県都であり、イタリア半島の「かかとの部分」にあたる都市マテーラにある洞窟住居で、1993年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
岩壁を意味するイタリア語の複数形であるサッシ(単数形はサッソ)と呼ばれている洞窟住居は、グラヴィナ渓谷の石灰岩を侵食により造られ、渓谷にはこのサッシが何層にも重なって存在しており、旧市街地区は丘になっているチヴィタ地区とサッソ・カヴェオーゾとサッソ・バリサーノという地区に分れています。
マテーラの洞窟住居の始まりは、8世紀から13世紀頃にイスラム勢力の迫害から逃れてきた修道僧が初めに住み着き130以上もの洞窟の聖堂を掘り、ビザンツ様式のフレスコ画で内部の壁面を飾ったことでした。
その後、聖堂の周りに近隣の住民達が移り住み、箱形の洞窟住居が建て増しされ、独特の景観を持つ町へと発展しました。
、全体では4000を越える洞窟住居があり彫刻作品のようなセピア色の街並みが美しい風景をつくりだしています。
長年に渡ってサッシは南イタリアの貧しい小作農家の住居となっていたため、イタリアで最も貧しい街と呼ばれるようになりました。
その評判を気にしたためかイタリア政府が第二次世界大戦後の1952年に強制的に移住をさせ、文化遺産として保護するようになり現在では一部を修復してサッシに暮らしたり、ホテルなどとして活用されるようになっています。
PR