バルデヨフ市街保護区

バルデヨフ市街保護 Bardejov Town Conservation Reserve 所在国：スロバキア 世界遺産登録：2000年 種類：文化遺産

バルデヨフ市街保護区はスロヴァキアの端に位置し、古代ローマの時代からハンガリー王国、シトー会修道院と目まぐるしく変わる支配者の中で発展してきたバルデヨフはポーランドとハンガリーを結ぶ交易路上にあることから、重要な交易中継地点として機能し発展を続けた要塞都市です。

広場にはルネサンス様式の建物が並び、数度の火災からも復活した建築物は高さ、装飾の完璧な調和が見られ、欧州の市街保全の意識の高さを伺いう事が出来ます。

また要塞都市としての片鱗を見せ始めたのは１４世紀のことで、町をぐるりと囲む城壁に加え、１５世紀には多くの見張り塔が増設され現在もこの見張り搭はほぼ完全な形で残されておりまた町の中央のラドニツネー広場には市庁舎と聖エギディウス教会が建っており。

１４世紀に工期が開始された教会もほぼ完全な形で残っている。

ハットゥシャ ：ヒッタイトの首都

ハットゥシャ ：ヒッタイトの首都 Hattusha 所在国：トルコ 世界遺産登録：1986年 種類：文化遺産

ハットゥシャ はトルコのアンカラの東、約150?に位置するかってトルコ中央部を支配した ヒッタイト王国の首都でした。

ヒッタイト王国は製鉄技術を初めて使った民族として知られており、標高1000ｍの高原の岩山に周囲6?のビュユク、カレなどの城壁を巡らした城塞で王の門、スフインクスの門、ライオンの門、大神殿、王宮など紀元前4000年頃に作られた遺跡群が残っておりますが、風化が進んでおりスフインクスの門などといわれて初めて理解が出来るようです。

現在では観光バスで直接乗り入れが出来るようになっていますが、保存状態はあまりよくなく保存の対策も求められています。

高原の風景に溶け込んでいて雄大な風景には違いないが、ほとんどの遺跡が土台だけであり、土台の上の建物を想像するしかないのが難点な遺跡群だ

ノヴゴロドの文化財とその周辺地区

ノヴゴロドの文化財とその周辺地区 Historic Monuments of Novgorod and Surroundings 所在国：ロシア 世界遺産登録：1992年 種類：文化遺産

ノヴゴロドの文化財はロシア北東部のヴォルホフ川岸にあるロシアの古都にあります。

9世紀にノルマン公が城塞を築き、その後には12世紀〜15世紀にヨーロッパとロシアの交易の要衝としてノヴゴロド公国は隆盛を極めました。

ロシアの石造建築の誕生の場所として、またロシア最古の絵画の流派が生まれた場所として、ノヴゴロドは中世のロシア芸術の発展に大いに影響を与えた文化的中心地でもありました。

広大な領域に記念建造物群が残るノヴゴロドは中世以降(１１〜１９世紀)のロシア建築の建造物群はそれだけでロシア建築の発展を説明するに十分なほどである。

代表的なものに11世紀の聖ソフィア大聖堂がありその他にも、多くの中世の教会や搭が残っております。