フェルクリンゲン製鉄所

フェルクリンゲン製鉄所 Volklingen Ironworks 所在国：ドイツ 世界遺産登録：1994年 種類：文化遺産

フェルクリンゲン製鉄所はドイツ南西部、ザール地方に位置しています。

18世紀〜この地方で算出する石炭と鉄鉱石を利用した重工業地帯として反映を極めた。

ヨーロッパの石炭鉄鋼三角地帯として。

ルクセンブルク、フランスのロレーヌ地方と共にその一端を担っていた。

1960年代を最盛期として栄え、ドイツの重工業の発展に寄与したが次第に鉄鋼産業は衰退し、1986年に操業を停止した。

ドイツの重工業を支えた製鉄所設備は現在は、錆だらけとなり時代に取り残された製鉄所として、国の外れにあり訪れる人も余り無く、時代の寵児としてドイツの工業化に貢献したかつての威光は最早見る影も無いように思えてならないが、ドイツにはこれらの世界遺産も多く保存がされ近代建築・産業遺産の宝庫、ドイツからはまだまだ目が離せない。

フェラポントフ修道院群

フェラポントフ修道院群 The Ensemble of Fcrapontov Monastcry 所在国：ロシア 世界遺産登録：2000年 種類：文化遺産

フェラポントフ修道院群はロシア北西部のヴォログダ地方に位置しています。

フェラポントフ修道院群は他に例が無いほど保存状態が良く、当時の建築物が完璧な形で残っている点においてロシア正教の修道院としては抜群の遺産となっております。

この修道院は15世紀〜17世紀にかけて建設されましたが、この時期はロシアが統一されて国家と文化が最も発達した重要な時代であり、フェラポントフ修道院の建築は様々な創意工夫がなされ、荘厳な雰囲気が漂ようなか、修道院内部にはロシア15世紀末の有名なロシアの画家、ディオニシーの描いたすばらしい壁画が飾られている。

これらは2000年に歴史的な建造物として世界文化遺産に登録されました。

セビージャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館

セビージャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館 Cathedral, Alcazar and Archivo de Indias in Seville 所在国：スペイン 世界遺産登録：1987年 種類：文化遺産

セビージャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館はスペインの首都マドリッド・アトーチャ駅からスペインの高速列車アヴェ（AVE）で約2時間30分。

バスで約6時間の距離です。

有名なオペラの舞台ともなっているセビージャの大聖堂は1402年の着工から120年あまりで完成された大聖堂です。

世界で3番目の大きさを誇るセビージャの大聖堂はイスラム教とキリスト教が融合したムデハル様式と呼ばれるスペイン独自の特徴に加え、ゴシック様式やルネサンス様式など様々な文化が交じり合う。

これは君主が交代するたびに当時の流行や趣味で改装が繰り返されたために、ちぐはぐな様式が混在した独自の宮殿となったものです。

インディアス古文書館は黄土色が特徴的な建物です。