カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群

カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群 Historic and Architecctural Complex of the Kazan Kremlin 所在国：タタースタン 世界遺産登録：2000年 種類：文化遺産

カザン・クレムリンの歴史遺産群と建築物群はタタールスタン共和国の首都カザン市にあります。

カザン・クレムリンはこの地域が汗の国の黄金軍団キプチャクの支配下にあったイスラムの時代にまでその起源をさかのぼります。

その後1552年に有名なイワン大帝に征服されて、キリスト教のヴォルガ司教管区となりましたが、カザン・クレムリンはロシアに現存する唯一のタタール様式のものであり、重要な巡礼地でもありました。

カザン・クレムリンは10世紀〜16世紀の世紀の初期の構造物の上に併合した、16世紀〜19世紀の建造された傑出した歴史的建造物から成り立ち、その歴史的な価値は世界でも重要な遺産郡と建築物郡になっており2000年に文化遺産に登録された。

カーセレスの旧市街

カーセレスの旧市街 Old Town of Caceres 所在国：スペイン 世界遺産登録：1986年 種類：文化遺産

カーセレスの旧市街はスペインの西端部エストレマドゥ地方のカセレス県の県都にあります。

ローマ軍が築いた旧市街地にはこの時代の城壁が残され、15世紀〜16世紀に建てられたカルバハル邸等もあり街並みはまるで中世期にタイムスリップしたように整備がされている。

城壁の入り口には〔星の門〕、サンタマリア教会などのゴシック様式の建物が残され、これらの建物からは新大陸との貿易を独占したカスティーリャ王国の反映ぶりが偲ばれ、銀の路としても中世には繁栄した都市です。

整備された街並みは東京から飛行機でカセレスまで行き、カセレスからはバスで旧市街地まで行くことが出来、中世の街並みを気軽に観光することができる世界遺産として人気があります。

エディンバラの旧市街と新市街

エディンバラの旧市街と新市街 Old and New Towns of Edinburgh 所在国：イギリス 世界遺産登録：1995年 種類：文化遺産

イギリス/スコットランド、ロージアン州、エディンバラには二つの市街が存在し、その調和のとれた完成度の高い建造物が新旧合わせて世界遺産に登録されたものです。

11世紀のころに建国されたスコットランドは隣国の大国イングランドのたび重なる侵攻にも屈せずに果敢に挑み続け、中世の街並みを残している旧市街にエディンバラの小高い丘の上に建つエディンバラ城はその歴史を物語っています。

エディンバラ城と、15世紀末建造のホリルードハウス宮殿を結ぶロイヤル・マイル周辺には、16〜17世紀の建築物が建ち並びスコットランドの古都の趣を強く感じさせるものがあります。

プリンシズ通りの北側が新市街ですが1707年にイングランドとスコットランドの統合されました。