ヴェルギナの古代遺跡

ヴェルギナの古代遺跡 The Archacological Site of Vergina 所在国：ギリシャ 世界遺産登録：1996年 種類：文化遺産

ヴェルギナの古代遺跡はギリシャの北部に位置しています。

これらの古代遺跡は過去に何度も発掘の中断〔マラリアの病気の為や、第二次世界大戦等〕を余儀なくされたが、1977年にアンドロニコスは6週間の発掘作業を行い、盗掘にあっていない墳墓を発見しました。


さらにいくつかの墳墓が1980年に発見されましたが アンドドロニコスはこれらの内の一つをフィリッポス2世の墓であると発表しましたことで現在も議論の対象となっています。

これらの遺跡はモザイク模様をふんだんに使った宮殿と紀元前11世紀時代の300を越す古墳群があります。

これらの発掘物は以前は一時的にテッサロニキ考古学博物館に展示されていたが現在はヴェルギナに建てられた博物館に展示されている。

クルシュー砂州

クルシュー砂州 Curonian Spit 所在国：リトアニア、ロシア 世界遺産登録：2000年 種類：文化遺産

クルシュー砂州は、長さが98キロメートルにもおよぶ、バルト海とクルシュ海の間に突き出ている砂州です。

リトアニアのクライペダ地方と、ロシアのカリーニングラード州と、二つの国にまたがっており、リトアニア側、ロシア側両方ともに、国立公園とされ、観光客で賑わっています。

クルシュー砂州は、紀元前三千年ほど前に、今のような細長い形状の砂州ができあがったとされています。

ただ、クルシュ砂州は、その独特の土地が形成されてからも、砂丘による浸食作用や材木用としての伐採、森林破壊などに砂州の存続の危険にさらされてきました。

それにもかかわらず、緑化活動や森林再生といった砂州を保護するために、人々が努力し続けてきた文化的景観が評価されて、2000年に世界文化遺産に登録されることになったのです。

クラクフ歴史地区

クラクフ歴史地区 Historic Centre of Krakow 所在国：ポーランド 世界遺産登録：1978年 種類：文化遺産

クラクフとは、ポーランド南部に位置するクラクフ州の都市です。

ポーランドにある都市の中でも、千年以上も歴史がある町のひとつとして知られています。

ワルシャワへ首都が移るまで、1386年から1572年までクラクフがポーランド王国の首都でした。

現在も、ワルシャワ、ウッチに次ぐ、ポーランド第三の都市として、機能しています。

第二次大戦時時、首都でなかったことも幸いして、奇跡的に戦火の被害が少なく、世界遺産として登録されているクラクフの歴史地区には、中世の面影を宿す、貴重な建造物が数多く残っています。

代表的なものは、中央広場市場、旧王宮であるヴァヴェル城やゴシック様式の聖マリア教会、織物会館、ジグムントの鐘、コペルニクスが学んだことで知られるヤギェウォ大学などが挙げられます。