このサイトでは、世界遺産の紹介、案内をしています。
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イビサ、生物多様性と文化
イビサ、生物多様性と文化 Ibiza, Biodiversity and Culture 所在国:スペイン王国 世界遺産登録:1999年 種類:複合遺産 イビサは、スペイン東部のバレアレス諸島南西部に位置する島で、西地中海の要所にあるため、古来よりローマ帝国、ヴァンダル人、ビザンティン帝国、イスラム諸国家、アラゴン王国など様々な勢力の間でその支配権が争われてきました。 南東岸の中心都市イサビはカルタゴ人が建設して、古代ローマ人やアラブ諸族が占領したことから、古代遺跡や各時代の建造物がたくさん残っています。 イビサの「上の町」は初期のフェニキア人住居からムスリム、カタルーニャ王国、ルネサンス期の要塞にいたる各時代の痕跡を、城壁・都市景観に優れた形で残すことから、要塞都市の素晴らしい例と言われています。 島には、地中海地域に固有の植物体系が見られ、地中海において絶滅の危機にあるポシドニアは、イビサでは良好な保護下にあります。 また、モンクアザラシなど、絶滅の危機に瀕している3種類の哺乳動物や、205種類の鳥類、56種類の脊椎動物など、生物の多様性に恵まれている島です。 PR
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ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市
ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市は、北フランスの港湾都市ル・アーヴルの中心街にあり、第二次世界大戦後に行われた大規模な都市再建が、20世紀における都市計画の優れた例証として評価され、2005年ユネスコ世界遺産として登録されました。 ル・アーヴル港は、第二次世界大戦の折りイギリス空軍に苛烈な爆撃に遭い、廃墟と化しました。 1945年、都市再建省は、破壊され廃墟となったル・アーヴル中心市街の再建を、オーギュスト・ペレの工房に委託しました。 オーギュスト・ペレは、新都市建造のための古典主義的諸理論を適用したいと考え、古い建物を全て取り払い、1945年から1964年にかけてコンクリートを素材とした街造りをしました。 戦後再建された都市の中でも、その再建範囲の広さ、ペレ工房の理論的統一性、一連の都市計画、プレハブ工法の適用などによって、特異な歴史を体現するものでした。 と同時に、建築史と都市史において、20世紀の最も顕著な例証といえるようです。
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ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像は、ドイツ連邦共和国の北部のヴェーザー川の河畔にあります ブレーメンと言えば、最初に思い出すのが「ブレーメンの音楽隊ですが、ブレーメンは典型的なハンザ同盟都市で、 正式には自由ハンザ都市ブレーメンといいます。 マルクト広場の市庁舎は1405年から1410年にかけて建設され、ルネサンス様式のファサードを持ったゴシック様式の建造物です。 北ドイツゴシック建築の顕著な例として有名で、上院議員講堂や宴会場が現存して、古い建築物ですが今でも市役所としてしっかり機能しています。 市庁舎の外のすぐ近くに騎士ローラントの像があり、ブレーメン市民の権利と自由と司法特権の象徴であり、昔も現在も街のシンボルとなっています。 この像は、 第二次世界大戦の爆撃でも被害が出ませんでしたが、一度1404年に建て直されています。 |