このサイトでは、世界遺産の紹介、案内をしています。
スポンサードリンク
パナマのカリブ海沿岸の要塞群:ポルトベロとサン・ロレンソ
パナマのカリブ海沿岸の要塞群は、首都パナマの北、カリブ海側に位置する港町であるポルトベロとそこから南西60km地点に位置するサン・ロレンソからなります。
ポルトベロは『美しい港』を意味し、コロンブスが4回目の航海途中の1502年に寄った際に、命名しました。
町がつくられたのは、それから95年たってからではありますが、その後は、ペルーなど南米各地からの金銀の集散地として、大西洋岸の交易の中心地として繁栄しました。
ポルトベロは、海賊の攻撃に備えるために建造された要塞で、湾の入り口には、5つもの堅固な要塞が建ち並んでいます。
サン・ロレンソは、1668年にヘンリー・モーガン傘下の海賊に来襲され、略奪された後は、廃れてしまいましたが、17世紀の当時を今だ、とどめており、砲台、跳ね橋、砦などもそのまま残っています。
パナマのカリブ海沿岸の要塞群:ボルトベロとサン・ロレンソ Fortifications of the Caribbean Side Panama:Portobelo-San Lorenzo 所在国:パナマ共和国 世界遺産登録:1980年 種類:文化遺産 |
パナマのカリブ海沿岸の要塞群は、首都パナマの北、カリブ海側に位置する港町であるポルトベロとそこから南西60km地点に位置するサン・ロレンソからなります。
ポルトベロは『美しい港』を意味し、コロンブスが4回目の航海途中の1502年に寄った際に、命名しました。
町がつくられたのは、それから95年たってからではありますが、その後は、ペルーなど南米各地からの金銀の集散地として、大西洋岸の交易の中心地として繁栄しました。
ポルトベロは、海賊の攻撃に備えるために建造された要塞で、湾の入り口には、5つもの堅固な要塞が建ち並んでいます。
サン・ロレンソは、1668年にヘンリー・モーガン傘下の海賊に来襲され、略奪された後は、廃れてしまいましたが、17世紀の当時を今だ、とどめており、砲台、跳ね橋、砦などもそのまま残っています。
PR
スポンサードリンク
ピトンズ・マネジメント・エリア
ピトンズ・マネジメント・エリアは、海岸から777mもの高さにそびえる大ピトン火山と743mの小ピトン山を含めた陸域保護地域467ヘクタール、陸域多目的地域1,567ヘクタール、海洋管理地域875ヘクタールからなる総面積2,909ヘクタールの自然保護区です。
ピトン管理地域と訳されることもあり、ピトン・マネジメント・エリアの頭文字であるPMAと略されることもあります。
ピトンズ・マネジメント・エリアは、硫黄の噴気孔や温泉がある地熱地帯ですが、海中にはサンゴ礁が広がり、168種の魚類をはじめとした多種多様の海の生き物が生息しています。
海岸付近には、タイマイが、沖合いにはクジラ類も生息し、陸地には8種の珍しい樹種が生息しており、固有の鳥類や哺乳類も生息しています。
ピトンズ・マネジメント・エリア Pitons Management Area 所在国:セント・ルシア 世界遺産登録:2004年 種類:自然遺産 |
ピトンズ・マネジメント・エリアは、海岸から777mもの高さにそびえる大ピトン火山と743mの小ピトン山を含めた陸域保護地域467ヘクタール、陸域多目的地域1,567ヘクタール、海洋管理地域875ヘクタールからなる総面積2,909ヘクタールの自然保護区です。
ピトン管理地域と訳されることもあり、ピトン・マネジメント・エリアの頭文字であるPMAと略されることもあります。
ピトンズ・マネジメント・エリアは、硫黄の噴気孔や温泉がある地熱地帯ですが、海中にはサンゴ礁が広がり、168種の魚類をはじめとした多種多様の海の生き物が生息しています。
海岸付近には、タイマイが、沖合いにはクジラ類も生息し、陸地には8種の珍しい樹種が生息しており、固有の鳥類や哺乳類も生息しています。
スポンサードリンク
ブリムストーン・ヒル要塞国立公園
ブリムストーン・ヒル要塞国立公園は、17〜18世紀が最盛期だったヨーロッパ・カリブ海地域での植民地化時代に、奴隷の手によって建造されたブリムストーン・ヒル要塞を中心としたセントキッツ・ネイヴィースにある国立公園です。
セントキッツ島南東部のブリムストーン・ヒル(標高267m)の頂上に位置しています。
英国式要塞であるブリムストーン・ヒル要塞は、カリブ海にあった要塞の中でも最大級で、『カリブ海のジブラルタル』と呼ばれていました。
1493年にコロンブスによって発見されたセントキッツ・ネイヴィース(当時は、ネトクリストファー・ネイヴィース)は、人口4万人強の小さな国でカリブ海の小アンティル諸島のなかのリーワード諸島に位置し、セントキッツ島、ネイヴィース島のほかに2つの火山島で構成されています。
セントキッツ・ネイヴィースに作られたブリムストーン・ヒル要塞は、1850年代には放棄され廃墟となりましたが、今では、修復され、博物館やビジター・センターが設置され、観光施設としても活用されています。
ブリムストーン・ヒル要塞国立公園 Brimstone Hill Fortress National park 所在国:セントキッズ・ネイヴィーズ 世界遺産登録:1999年 種類:文化遺産 |
ブリムストーン・ヒル要塞国立公園は、17〜18世紀が最盛期だったヨーロッパ・カリブ海地域での植民地化時代に、奴隷の手によって建造されたブリムストーン・ヒル要塞を中心としたセントキッツ・ネイヴィースにある国立公園です。
セントキッツ島南東部のブリムストーン・ヒル(標高267m)の頂上に位置しています。
英国式要塞であるブリムストーン・ヒル要塞は、カリブ海にあった要塞の中でも最大級で、『カリブ海のジブラルタル』と呼ばれていました。
1493年にコロンブスによって発見されたセントキッツ・ネイヴィース(当時は、ネトクリストファー・ネイヴィース)は、人口4万人強の小さな国でカリブ海の小アンティル諸島のなかのリーワード諸島に位置し、セントキッツ島、ネイヴィース島のほかに2つの火山島で構成されています。
セントキッツ・ネイヴィースに作られたブリムストーン・ヒル要塞は、1850年代には放棄され廃墟となりましたが、今では、修復され、博物館やビジター・センターが設置され、観光施設としても活用されています。