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シアン・カアン
シアン・カアンは、マヤ語で『天空の根源』という意味を持つカリブ海大環礁の象徴でもあるサンゴ礁などが広がる自然保護区のことで、サンゴ礁のほかに広大なラグーン(潟や塩湖)や、陸地部の熱帯雨林からなっています。
総面積は、約5300平方kmもあり、ユカタン半島東部沿岸のキンタナ・ロー州に広がっています。
かつてマヤの集落が存在していましたが、今では一部のマヤ系先住民がわずかに生活しているだけなので、生態系にもほとんど影響をあたえず、美しい自然がそのまま残されています。
シアン・カアンには、セノーテと呼ばれる無数の泉が湧くエリアがあるが、セノーテはかつてマヤ人が『聖なる泉』として崇めており、さまざまな生態系をもっています。
ラグーンには、アメリカマナティーやウミガメ、アメリカグンカンドリが生息しており、海域にはカワウやペリカン、熱帯林にはベアードバク、オジロジカ、ペッカリー、シロトキなどなど、さまざまな種類の野生生物が棲んでいます。
動物だけでなく、マングローブやマホガニーに代表される植物も約1200もの種類が成育しており、まさに熱帯雨林の楽園と言えます。
シアン・カアン Sian Ka'an 所在国:メキシコ合衆国 世界遺産登録:1987年 種類:自然遺産 |
シアン・カアンは、マヤ語で『天空の根源』という意味を持つカリブ海大環礁の象徴でもあるサンゴ礁などが広がる自然保護区のことで、サンゴ礁のほかに広大なラグーン(潟や塩湖)や、陸地部の熱帯雨林からなっています。
総面積は、約5300平方kmもあり、ユカタン半島東部沿岸のキンタナ・ロー州に広がっています。
かつてマヤの集落が存在していましたが、今では一部のマヤ系先住民がわずかに生活しているだけなので、生態系にもほとんど影響をあたえず、美しい自然がそのまま残されています。
シアン・カアンには、セノーテと呼ばれる無数の泉が湧くエリアがあるが、セノーテはかつてマヤ人が『聖なる泉』として崇めており、さまざまな生態系をもっています。
ラグーンには、アメリカマナティーやウミガメ、アメリカグンカンドリが生息しており、海域にはカワウやペリカン、熱帯林にはベアードバク、オジロジカ、ペッカリー、シロトキなどなど、さまざまな種類の野生生物が棲んでいます。
動物だけでなく、マングローブやマホガニーに代表される植物も約1200もの種類が成育しており、まさに熱帯雨林の楽園と言えます。
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タラマンカ地方−ラ・アミスター保護区群/ラ・アミスター国立公園
タラマンカ地方のラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園は、総面積5654平方kmの広大な土地に広がる自然遺産で、コスタリカとパナマの国境をまたぐ位置にあります。
1983年にコスタリカのラ・アミスター保護区群として世界遺産として登録されましたが、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園として世界遺産登録されたことで、二国にまたがる世界遺産となりました。
タラマンカ地方に広がる熱帯雨林地帯、雲霧林、高原地帯、火山など変化に富んだ地形と気候を持つ国境地帯は、中央アメリカ最大規模の大きさにものぼり、世界でも有数の生態系を誇っています。
人気番組『あいのり』で『幸せを呼ぶ幻の鳥』として紹介された絶滅の危機に瀕しているケツァールや空中で停止して花の蜜を吸うホバーリング飛行をする南北アメリカにしかいないと言われる『ハチドリ』の仲間などの鳥類や青く美しく光る羽をもつモルフォチョウなどの貴重な昆虫、動植物の宝庫です。
タラマンカ地方−ラ・アミスター保護区群/ラ・アミスター国立公園 Talamanca Range-La Amistad Reserves/La Amistad National Park 所在国:コスタリカ、パナマ 世界遺産登録:1983年、1990年 種類:自然遺産 |
タラマンカ地方のラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園は、総面積5654平方kmの広大な土地に広がる自然遺産で、コスタリカとパナマの国境をまたぐ位置にあります。
1983年にコスタリカのラ・アミスター保護区群として世界遺産として登録されましたが、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園として世界遺産登録されたことで、二国にまたがる世界遺産となりました。
タラマンカ地方に広がる熱帯雨林地帯、雲霧林、高原地帯、火山など変化に富んだ地形と気候を持つ国境地帯は、中央アメリカ最大規模の大きさにものぼり、世界でも有数の生態系を誇っています。
人気番組『あいのり』で『幸せを呼ぶ幻の鳥』として紹介された絶滅の危機に瀕しているケツァールや空中で停止して花の蜜を吸うホバーリング飛行をする南北アメリカにしかいないと言われる『ハチドリ』の仲間などの鳥類や青く美しく光る羽をもつモルフォチョウなどの貴重な昆虫、動植物の宝庫です。
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ティカル国立公園
ティカル国立公園は、マヤ文明最大最古の都市遺跡で、グアテマラ北東部のペテン州の密林地帯にあります。
都市部にあたるエリアだけでも約16平方kmありますが、4000以上の建物跡を含め、小さな建造物が散在しているため、遺跡全体としては、120平方kmもの広さがあります。
テオティワカン文化の強い影響を受けている古代都市・ティカルには、紀元前から人が住んでいたとされ、3〜8世紀には周辺を従え、マヤ古典期の初期から中心都市として栄えましたが、10世紀頃になると他の低地マヤ諸都市のように捨てさられてしまい、その理由は未だ解明されていません。
しかし、海抜250mの密林の中に立ち並ぶピラミッド状の数々の神殿は、ジャガー、仮面、双頭の蛇などと名づけられていたとされ、持送り式アーチで作られた宮殿や建造物複合体群を結ぶ大通り、漆喰(しっくい)彫像の建築装飾や石碑などは、マヤ文明の都市建築技術をうかがい知ることができます。
ティカル国立公園 Tikal National Park 所在国:グアテマラ共和国 世界遺産登録:1979年 種類:複合遺産 |
ティカル国立公園は、マヤ文明最大最古の都市遺跡で、グアテマラ北東部のペテン州の密林地帯にあります。
都市部にあたるエリアだけでも約16平方kmありますが、4000以上の建物跡を含め、小さな建造物が散在しているため、遺跡全体としては、120平方kmもの広さがあります。
テオティワカン文化の強い影響を受けている古代都市・ティカルには、紀元前から人が住んでいたとされ、3〜8世紀には周辺を従え、マヤ古典期の初期から中心都市として栄えましたが、10世紀頃になると他の低地マヤ諸都市のように捨てさられてしまい、その理由は未だ解明されていません。
しかし、海抜250mの密林の中に立ち並ぶピラミッド状の数々の神殿は、ジャガー、仮面、双頭の蛇などと名づけられていたとされ、持送り式アーチで作られた宮殿や建造物複合体群を結ぶ大通り、漆喰(しっくい)彫像の建築装飾や石碑などは、マヤ文明の都市建築技術をうかがい知ることができます。