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ラリベラの岩窟教会群
ラリベラの岩窟教会群は、エチオピア高原北東部、標高3000mのラリベラには、一枚岩を掘り下げて築かれた教会堂群が点在しています。
そのうちの11の教会が世界遺産に登録されています。
正確な建造年代は不明ですが、ザグウェ朝のラリベラ王が君臨していた12世紀から13世紀にかけての時期に、「この地を第2のエルサレムにするように」という命によって建造されたと推測されています。
完成には120年の歳月がかかりました。
世界の石造建築史から見ても非常に重要な建造物です。
現在もキリスト教の巡礼や信仰の地となっています。
教会群には、ギリシアやローマの神殿の影響など多彩な建築様式が見られ、最大のメドハネ・アレム教会は、奥行き33m、幅22m、高さ11mです。
聖ギョルギス教会は、縦横12メートルの十字架の形が残るように、周囲の岩を掘り下げて作られています。
なかにはアッバ・リバノス教会のように岩肌に溶け込んで見えるものもあり、当時の石匠技術の高さが窺えます。
教会の内部も岩をくり抜いて築かれています。
内部は「旧約聖書」の物語を題材とした、壁画や浮き彫りで装飾されており、当時のエチオピア美術を知るうえでも貴重なものと言われます。
第2のエルサレムとして築かれたラリベラの聖地には、聖書に描かれたさまざまな場面が再現されています。
キリストが誕生したベツレヘムの馬小屋、キリストが洗礼を受けたことを示す岩の十字架が河岸に建つヨルダン川、キリストが昇天したとされるオリーブ山などです。
キリストの誕生を祝うクリスマスの大祭には、エチオピア全土から6万人を超える巡礼者が聖地ラリベラをめざします。
紀元4世紀にキリスト教が伝えられて以来、エチオピアの人々は、ユダヤ教の流れをくむ古い形のキリスト教を守り続けてきたのです。
現在でも、一帯の教会群を訪れる巡礼者は後を絶ちません
ラリベラの岩窟教会群 Rock-hewn Churches, Lalibela 所在国:エチオピア 世界遺産登録年:1978年 世界遺産の種類:文化遺産 |
ラリベラの岩窟教会群は、エチオピア高原北東部、標高3000mのラリベラには、一枚岩を掘り下げて築かれた教会堂群が点在しています。
そのうちの11の教会が世界遺産に登録されています。
正確な建造年代は不明ですが、ザグウェ朝のラリベラ王が君臨していた12世紀から13世紀にかけての時期に、「この地を第2のエルサレムにするように」という命によって建造されたと推測されています。
完成には120年の歳月がかかりました。
世界の石造建築史から見ても非常に重要な建造物です。
現在もキリスト教の巡礼や信仰の地となっています。
教会群には、ギリシアやローマの神殿の影響など多彩な建築様式が見られ、最大のメドハネ・アレム教会は、奥行き33m、幅22m、高さ11mです。
聖ギョルギス教会は、縦横12メートルの十字架の形が残るように、周囲の岩を掘り下げて作られています。
なかにはアッバ・リバノス教会のように岩肌に溶け込んで見えるものもあり、当時の石匠技術の高さが窺えます。
教会の内部も岩をくり抜いて築かれています。
内部は「旧約聖書」の物語を題材とした、壁画や浮き彫りで装飾されており、当時のエチオピア美術を知るうえでも貴重なものと言われます。
第2のエルサレムとして築かれたラリベラの聖地には、聖書に描かれたさまざまな場面が再現されています。
キリストが誕生したベツレヘムの馬小屋、キリストが洗礼を受けたことを示す岩の十字架が河岸に建つヨルダン川、キリストが昇天したとされるオリーブ山などです。
キリストの誕生を祝うクリスマスの大祭には、エチオピア全土から6万人を超える巡礼者が聖地ラリベラをめざします。
紀元4世紀にキリスト教が伝えられて以来、エチオピアの人々は、ユダヤ教の流れをくむ古い形のキリスト教を守り続けてきたのです。
現在でも、一帯の教会群を訪れる巡礼者は後を絶ちません
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