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セラード保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園
セラード保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園は、ブラジルの中央高原に広がる熱帯性草原をさします。
セラードとは、「アマゾン低地熱帯林南部に広がる草原地帯」のことで、世界中で最も古く、世界でも類のない不思議な熱帯生態系を見ることができます。
幾千年にもわたり、気候変動期には幾多の種がこのセラード地域に逃げ込んできて、現在では、70種類以上の哺乳類、300種以上の鳥類をはじめ、いろいろな動植物が生息しています。
気候変動期とは、乾季とと雨季のことで、乾季には半年以上も雨が降りません。
この乾ききった大草原に、数千万個にも及ぶといわれている塔のような巨大な、シロアリが作ったアリ塚があります。
このシロアリを食べに、オオアリクイがアリ塚に集まってきます。
また、アリ塚にはキツツキの仲間アリツカゲラが住んでいます。
アリ塚にはヒカリコメツキムシという虫も住み、幼虫は光を放ってエサのシロアリを引き寄せて食べます。
この幼虫が育つ時期、夜になると草原は無数の光の粒に包まれ、満天の星空に勝るとも劣らない光景が広がるということです。
セラード保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園 Cerrado Protected Areas: Chapada dos Veadeiros and Emas National Parks 所在国:ブラジル連邦共和国 世界遺産登録:2001年 種類:自然遺産 |
セラード保護地域群:ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園は、ブラジルの中央高原に広がる熱帯性草原をさします。
セラードとは、「アマゾン低地熱帯林南部に広がる草原地帯」のことで、世界中で最も古く、世界でも類のない不思議な熱帯生態系を見ることができます。
幾千年にもわたり、気候変動期には幾多の種がこのセラード地域に逃げ込んできて、現在では、70種類以上の哺乳類、300種以上の鳥類をはじめ、いろいろな動植物が生息しています。
気候変動期とは、乾季とと雨季のことで、乾季には半年以上も雨が降りません。
この乾ききった大草原に、数千万個にも及ぶといわれている塔のような巨大な、シロアリが作ったアリ塚があります。
このシロアリを食べに、オオアリクイがアリ塚に集まってきます。
また、アリ塚にはキツツキの仲間アリツカゲラが住んでいます。
アリ塚にはヒカリコメツキムシという虫も住み、幼虫は光を放ってエサのシロアリを引き寄せて食べます。
この幼虫が育つ時期、夜になると草原は無数の光の粒に包まれ、満天の星空に勝るとも劣らない光景が広がるということです。
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ブラジルの大西洋諸島:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群
フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群は、ブラジル東部の大西洋上に位置します。
ロカス島はフォルタレザ(セアラ)の東およそ500km、フェルナンド・デ・ノローニャ島は、同じくおよそ700kmの地点にあります。
フェルナンド・デ・ノローニャとは南大西洋の海底山脈であり、ブラジル領ペルナンブーコ州の島々で、フェルナンド・デ・ノローニャ島を中心に20の火山島などの島々からなっています。
これらの島々は、ブラジル沿岸に沿う形で連なっていまして、その一部が南大西洋の多くの島々となって海面上に突き出ている形になっています。
これらの郡島の形成は、約12.000.000年前のものだということです。
フェルナンド・デ・ノローニャ諸島の海域は、 絶滅の危機に瀕する生物種の保全において特に重要であり、多くの魚類やウミガメがここを繁殖地としています。
また熱帯性の海鳥の営巣地としては、 大西洋の西部地域で最大規模のものとなっています。
そしてロカス環礁では、珊瑚礁と美しい魚、美しい海底景観も兼ね備えいるのが特徴です。
ブラジルの大西洋諸島:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群 Brazilian Atlantic Islands: Fernando de Noronha and Atol das Rocas Reserves 所在国:ブラジル連邦共和国 世界遺産登録:2001年 種類:自然遺産 |
フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区群は、ブラジル東部の大西洋上に位置します。
ロカス島はフォルタレザ(セアラ)の東およそ500km、フェルナンド・デ・ノローニャ島は、同じくおよそ700kmの地点にあります。
フェルナンド・デ・ノローニャとは南大西洋の海底山脈であり、ブラジル領ペルナンブーコ州の島々で、フェルナンド・デ・ノローニャ島を中心に20の火山島などの島々からなっています。
これらの島々は、ブラジル沿岸に沿う形で連なっていまして、その一部が南大西洋の多くの島々となって海面上に突き出ている形になっています。
これらの郡島の形成は、約12.000.000年前のものだということです。
フェルナンド・デ・ノローニャ諸島の海域は、 絶滅の危機に瀕する生物種の保全において特に重要であり、多くの魚類やウミガメがここを繁殖地としています。
また熱帯性の海鳥の営巣地としては、 大西洋の西部地域で最大規模のものとなっています。
そしてロカス環礁では、珊瑚礁と美しい魚、美しい海底景観も兼ね備えいるのが特徴です。
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ゴイアス歴史地区
ゴイアスは、ブラジル連邦共和国のほぼ中央にあり、18世紀から19世紀にかけて、ブラジル中央高原に建設された都市です。
18世紀後半の金鉱脈発見により築かれた高原の植民都市ですが、1770年頃から鉱脈が枯渇し、町は衰退していきます
ゴイアスの目玉は、サンタナ大聖堂です。
その他、全体にほぼ同じ規格で造られた家並みは鉱山都市ならではの造りです。
ヨーロッパの植民都市建設が、ブラジルの高原地帯の気候や地形、先住民の文化にうまく融合し、地元の資材や建築技術を駆使して築いた、ヨーロッパ風の町並みが貴重とされて、2001年に世界遺産に登録されました。
ゴイアスでは今なお多くのコロニアル風建築が、 状態よく残されています。
1727年に設立されて、いまだに古い町並みが残るゴイアスの町は観光地化されておらず、川で南北に区切られていてレンガで造られた平屋建ての家が立ち並んでいます。
ゴイアス歴史地区 Historic Centre of the Town of Goias 所在国:ブラジル連邦共和国 世界遺産登録:2001年 種類:文化遺産 |
ゴイアスは、ブラジル連邦共和国のほぼ中央にあり、18世紀から19世紀にかけて、ブラジル中央高原に建設された都市です。
18世紀後半の金鉱脈発見により築かれた高原の植民都市ですが、1770年頃から鉱脈が枯渇し、町は衰退していきます
ゴイアスの目玉は、サンタナ大聖堂です。
その他、全体にほぼ同じ規格で造られた家並みは鉱山都市ならではの造りです。
ヨーロッパの植民都市建設が、ブラジルの高原地帯の気候や地形、先住民の文化にうまく融合し、地元の資材や建築技術を駆使して築いた、ヨーロッパ風の町並みが貴重とされて、2001年に世界遺産に登録されました。
ゴイアスでは今なお多くのコロニアル風建築が、 状態よく残されています。
1727年に設立されて、いまだに古い町並みが残るゴイアスの町は観光地化されておらず、川で南北に区切られていてレンガで造られた平屋建ての家が立ち並んでいます。