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パッタダカルの建造物群
パッタダカルは、インド南西部のカルナータカ州、 ムンバイ (ボンベイ)フォンの南東約 460kmに位置しています。
6〜8世紀半ばのチャルキヤ朝の首都はバーダーミにありましたが、パッタダカルはチャルキヤ王朝の第2の都市として栄えました。
この地に遺跡として残るヒンドゥー教の寺院群は、南インド洋式と北インド洋式とが混在していて、現在は9つ残っています。
最も大規模で雄大なヴィルーパークシャ寺院は、8世紀にパッラヴァ朝との戦いに勝利して凱旋した王の名誉を記念して造営された南インド洋式の寺院で、ピラミッド形です。
北インド洋式の代表的な寺院は、ガラガナータ寺院とパーパナータ寺院で、砲弾形です。
イスラム教徒による大きな攻撃にさらされずに、パッタダカルの遺跡は奇跡的に破壊を免れることができ、聖域がほとんど無傷で残ったから、今にいたるまで「寺院都市」としての景観を残しています。
パッタダカルの建造物群 Group of Monuments at Pattadakal 所在国:インド共和国 世界遺産登録:1987年 種類:文化遺産 |
パッタダカルは、インド南西部のカルナータカ州、 ムンバイ (ボンベイ)フォンの南東約 460kmに位置しています。
6〜8世紀半ばのチャルキヤ朝の首都はバーダーミにありましたが、パッタダカルはチャルキヤ王朝の第2の都市として栄えました。
この地に遺跡として残るヒンドゥー教の寺院群は、南インド洋式と北インド洋式とが混在していて、現在は9つ残っています。
最も大規模で雄大なヴィルーパークシャ寺院は、8世紀にパッラヴァ朝との戦いに勝利して凱旋した王の名誉を記念して造営された南インド洋式の寺院で、ピラミッド形です。
北インド洋式の代表的な寺院は、ガラガナータ寺院とパーパナータ寺院で、砲弾形です。
イスラム教徒による大きな攻撃にさらされずに、パッタダカルの遺跡は奇跡的に破壊を免れることができ、聖域がほとんど無傷で残ったから、今にいたるまで「寺院都市」としての景観を残しています。
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武当山(ウータンシャン)の古代建築物群
武当山(ウータンシャン)は、中華人民共和国湖北省十堰市にある山で、北の泰嶺山脈と、南の大巴山に接していて、又の名を太和山といいます。
武当山は、400Km余りの連山からなっていて、山の上や下には32組の道観(道教寺院)群があり、ほとんどが明の時代に建立されたものです。
道教では、仏教寺院のことを道観(どうかん)と言い、道教の神を祀り道士が祭りの儀式をする場所です。
道観は元の時代に戦火で焼失して、明の洪武帝の時代に再建されました。
また武当山は、「玄天真武大帝」を奉る道教武当派と中国武術の武当拳の発祥地でもあり、道士達はこの山で道教の修行のみならず、武当拳の修行にも励んだ場所でもありました。
自然の地形を巧みに行かした配置と、雄大な自然景観が一体化していて、さらには、道は石畳で整備されていて各所に展望台も設けられています。
古建築群と自然の美を共に楽しむことができます。
武当山(ウータンシャン)の古代建築物群 Ancient Building Complex in the Wudang Mountains 所在国:中華人民共和国 世界遺産登録:1994年 種類:文化遺産 |
武当山(ウータンシャン)は、中華人民共和国湖北省十堰市にある山で、北の泰嶺山脈と、南の大巴山に接していて、又の名を太和山といいます。
武当山は、400Km余りの連山からなっていて、山の上や下には32組の道観(道教寺院)群があり、ほとんどが明の時代に建立されたものです。
道教では、仏教寺院のことを道観(どうかん)と言い、道教の神を祀り道士が祭りの儀式をする場所です。
道観は元の時代に戦火で焼失して、明の洪武帝の時代に再建されました。
また武当山は、「玄天真武大帝」を奉る道教武当派と中国武術の武当拳の発祥地でもあり、道士達はこの山で道教の修行のみならず、武当拳の修行にも励んだ場所でもありました。
自然の地形を巧みに行かした配置と、雄大な自然景観が一体化していて、さらには、道は石畳で整備されていて各所に展望台も設けられています。
古建築群と自然の美を共に楽しむことができます。
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知床
知床は、北海道の東端にある知床半島のことです。
オホーツク海に面した沿岸海域が登録の対象です。
知床半島は、中央に千島火山帯があり、海岸線は荒く削られています。
冬には、知床の海を流氷が覆いつくします。
流氷と一緒にプランクトンが運ばれてくるため、サケなど魚類が豊富に生息し、魚達を目当てに、ヒグマやトド、アザラシなどの動物、オジロワシ、海鳥やオオワシなど鳥類が多数繁殖しています。
食物連鎖が機能している土地で、動物たちの排泄物が植物の栄養分となり、海に戻されます。
知床には、シマフクロウや知床スミレといった絶滅危惧種や希少な動植物も生息しています。
貴重な自然が多い知床には、毎年多くの観光客が訪れます。
知床連山は標高こそ1500メートル程度ですが、環境的には標高3000メートルと似ています。
登山には、慎重な準備を望む必要があります。
また、野生のエゾジカなどが道路に飛び出てくることもあります。
自然豊かな知床をいつまでも守るためにマナーに気をつけましょう。
知床 Shiretoko 所在地:日本 世界遺産登録:2005年 種類:自然遺産 |
知床は、北海道の東端にある知床半島のことです。
オホーツク海に面した沿岸海域が登録の対象です。
知床半島は、中央に千島火山帯があり、海岸線は荒く削られています。
冬には、知床の海を流氷が覆いつくします。
流氷と一緒にプランクトンが運ばれてくるため、サケなど魚類が豊富に生息し、魚達を目当てに、ヒグマやトド、アザラシなどの動物、オジロワシ、海鳥やオオワシなど鳥類が多数繁殖しています。
食物連鎖が機能している土地で、動物たちの排泄物が植物の栄養分となり、海に戻されます。
知床には、シマフクロウや知床スミレといった絶滅危惧種や希少な動植物も生息しています。
貴重な自然が多い知床には、毎年多くの観光客が訪れます。
知床連山は標高こそ1500メートル程度ですが、環境的には標高3000メートルと似ています。
登山には、慎重な準備を望む必要があります。
また、野生のエゾジカなどが道路に飛び出てくることもあります。
自然豊かな知床をいつまでも守るためにマナーに気をつけましょう。