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スンダルバンス国立公園
スンダルバンス国立公園は、インドの西ベンガル州、コルカタ(カルカッタ)の南東約60kmの地点の、ベンガル湾の海水と、ヒマラヤを源流とするガンジス川・ブラマプトラ川の両河川の淡水が合流し合う河口地帯にあります。
そのガンジス川とブラマプトラ川の合流する河口付近に堆積した土砂によって形成された、デルタ地帯は世界最大を誇っています。
その沿岸に鬱蒼と繁る世界最大のマングローブ林があり、野鳥、魚類、ワニなどのは虫類、シカ、サルなど多様な生物が生息しています。
スンダルバンス国立公園内には、ガンジスカワイルカなどの水生哺乳類や、数種類のコウノトリ類を含む多様な鳥類、イリエワニやウミガメなどの爬虫類を含む希少種・絶滅寸前種の相当種が生息しています。
その中でも、絶滅の危機にあるベンガルトラ最大の棲息地で、現在はタイガー・リザーブと言われる虎保護区になっています。
ベンガルトラは乱獲のため1972年にはわずか27頭にまで減少しましたが、徐々に増加してきていて、現在では約250頭を数え、インドで最多を誇っていて、手厚い保護を受けています。
スンダルバンス国立公園 Sundarbans National Park 所在国:インド共和国 世界遺産登録:1987年 種類:自然遺産 |
スンダルバンス国立公園は、インドの西ベンガル州、コルカタ(カルカッタ)の南東約60kmの地点の、ベンガル湾の海水と、ヒマラヤを源流とするガンジス川・ブラマプトラ川の両河川の淡水が合流し合う河口地帯にあります。
そのガンジス川とブラマプトラ川の合流する河口付近に堆積した土砂によって形成された、デルタ地帯は世界最大を誇っています。
その沿岸に鬱蒼と繁る世界最大のマングローブ林があり、野鳥、魚類、ワニなどのは虫類、シカ、サルなど多様な生物が生息しています。
スンダルバンス国立公園内には、ガンジスカワイルカなどの水生哺乳類や、数種類のコウノトリ類を含む多様な鳥類、イリエワニやウミガメなどの爬虫類を含む希少種・絶滅寸前種の相当種が生息しています。
その中でも、絶滅の危機にあるベンガルトラ最大の棲息地で、現在はタイガー・リザーブと言われる虎保護区になっています。
ベンガルトラは乱獲のため1972年にはわずか27頭にまで減少しましたが、徐々に増加してきていて、現在では約250頭を数え、インドで最多を誇っていて、手厚い保護を受けています。
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大チョーラ朝寺院群
大チョーラ朝寺院群は、インド南東部、タミル・ナードゥ州にあり、チェンナイ(マドラス)の南西約290Kmに位置していて、タンジャーヴール県の県庁所在地にあります。
9世紀から13世紀に、南インドのタミル地方に栄えたドラヴィダ人の王国チョーラ朝の覇権を伝えるものです。
チョーラ朝は、南インドを支配したタミル系のヒンドゥー王朝のことです。
1010年、チョーラ朝の首都であるタンジャーヴールに、同王朝の全盛期を築いた英主ラージャラージャ1世は、シヴァ神そ祀るプリハーディシュワラ寺院を完成させました。
プリハーディシュワラ寺院は、本堂の高さは63mで、その頂部には重さ80tの円蓋置かれていています。
境内は約120mX240mあり、回廊に囲まれていて、回廊の内側には男性器像が並んでいます。
また、1930年に本堂の漆喰層の下から発見されたのは、魅惑的な天上界の舞姫や楽士達を描いた大チョーラ朝時代の壁画だったのです。
1987年に世界遺産登録されて、その後2004年に拡張登録されています。
大チョーラ朝寺院群 Great Living Chola Temples 所在国:インド共和国 世界遺産登録:1987、2004年 種類:文化遺産 |
大チョーラ朝寺院群は、インド南東部、タミル・ナードゥ州にあり、チェンナイ(マドラス)の南西約290Kmに位置していて、タンジャーヴール県の県庁所在地にあります。
9世紀から13世紀に、南インドのタミル地方に栄えたドラヴィダ人の王国チョーラ朝の覇権を伝えるものです。
チョーラ朝は、南インドを支配したタミル系のヒンドゥー王朝のことです。
1010年、チョーラ朝の首都であるタンジャーヴールに、同王朝の全盛期を築いた英主ラージャラージャ1世は、シヴァ神そ祀るプリハーディシュワラ寺院を完成させました。
プリハーディシュワラ寺院は、本堂の高さは63mで、その頂部には重さ80tの円蓋置かれていています。
境内は約120mX240mあり、回廊に囲まれていて、回廊の内側には男性器像が並んでいます。
また、1930年に本堂の漆喰層の下から発見されたのは、魅惑的な天上界の舞姫や楽士達を描いた大チョーラ朝時代の壁画だったのです。
1987年に世界遺産登録されて、その後2004年に拡張登録されています。
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峨眉山(オーメイシャン)と楽山(ローシャン)大仏
峨眉山(オーメイシャン)と楽山(ローシャン)大仏は、中国・四川省中南部、省都、成都からは約160キロ離れた所にあり標高3099mの最高峰万仏頂など主峰3峰をいただく仏教の聖地です。
峨眉山は五台山、天台山と並ぶ中国国内の仏教聖地の一つで、中国三大霊山や中国四大仏教名山の一つに挙げられています。
26の寺院を有し、普賢菩薩の霊場とされていますが、中でも中腹にある「万年寺」は非常に有名で、ここに普賢菩薩が祭られています。
また、この地域一帯が聖地とされていたことから、大規模な開発がされず、地域の自然が非常によい状態で保たれています。
このような自然環境のため、植物の種類も多く、3000種類を越える植物が自生していて、世界でも珍しく希少価値が高いものもあります。
楽山大仏は、峨眉山地域内の長江の支流、岷江、大渡河、青衣江が合流する地点にあります。
大仏は全長約71mで幅28mの弥勒菩薩で、頭の長さは14.7m、頭の幅10m、肩の広さ24m、耳の長さ7m、足の甲の長さは8.5mもあります。
峨眉山(オーメイシャン)と楽山(ローシャン)大仏 Mount Emei Scenic Area, including Leshan Giant Buddha Scenic Area 所在国:中華人民共和国 世界遺産登録:1996年 種類:複合遺産 |
峨眉山(オーメイシャン)と楽山(ローシャン)大仏は、中国・四川省中南部、省都、成都からは約160キロ離れた所にあり標高3099mの最高峰万仏頂など主峰3峰をいただく仏教の聖地です。
峨眉山は五台山、天台山と並ぶ中国国内の仏教聖地の一つで、中国三大霊山や中国四大仏教名山の一つに挙げられています。
26の寺院を有し、普賢菩薩の霊場とされていますが、中でも中腹にある「万年寺」は非常に有名で、ここに普賢菩薩が祭られています。
また、この地域一帯が聖地とされていたことから、大規模な開発がされず、地域の自然が非常によい状態で保たれています。
このような自然環境のため、植物の種類も多く、3000種類を越える植物が自生していて、世界でも珍しく希少価値が高いものもあります。
楽山大仏は、峨眉山地域内の長江の支流、岷江、大渡河、青衣江が合流する地点にあります。
大仏は全長約71mで幅28mの弥勒菩薩で、頭の長さは14.7m、頭の幅10m、肩の広さ24m、耳の長さ7m、足の甲の長さは8.5mもあります。