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廬山(ルーシャン)国立公園
廬山(中国語ではLushan)は中国江西省九江市にある名山で、古来より文人に江南の名勝として名高い場所です。
廬山は別名、匡山または匡廬といわれ、北は長江に面していて、長さ約25キロ、幅約20キロで、山の峰の大部分は海抜1000メートル以上で、主峰の漢陽峰は海抜1474メートルあります。
山々は、雲に覆われており、幽玄な景色です。
東晋の田園詩人で九江の人、陶淵明の「飲酒二十首」其の五に「菊を採る東離の下、悠然として南山を見る」と歌われたのをはじめ、李白・白居易ら多くの詩人に歌われています。
また、仏教の聖地として知られていています。
古くは後漢の安世高が住んでいた事で知られ、中でも、東晋の慧遠が住んだという東林寺が有名です。
西北山麓の東林寺は、鑑真和上が日本へ渡航する前に訪れたことがあり、浄土教発祥のお寺です。
廬山(ルーシャン)国立公園 Lushan National Park 所在国:中華人民共和国 世界遺産登録:1996年 種類:文化遺産 |
廬山(中国語ではLushan)は中国江西省九江市にある名山で、古来より文人に江南の名勝として名高い場所です。
廬山は別名、匡山または匡廬といわれ、北は長江に面していて、長さ約25キロ、幅約20キロで、山の峰の大部分は海抜1000メートル以上で、主峰の漢陽峰は海抜1474メートルあります。
山々は、雲に覆われており、幽玄な景色です。
東晋の田園詩人で九江の人、陶淵明の「飲酒二十首」其の五に「菊を採る東離の下、悠然として南山を見る」と歌われたのをはじめ、李白・白居易ら多くの詩人に歌われています。
また、仏教の聖地として知られていています。
古くは後漢の安世高が住んでいた事で知られ、中でも、東晋の慧遠が住んだという東林寺が有名です。
西北山麓の東林寺は、鑑真和上が日本へ渡航する前に訪れたことがあり、浄土教発祥のお寺です。
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エレファンタ石窟群
エレファンタ石窟群は、中インドのマハーラーシュトラ州、ムンバイ (ボンベイ) の北北東約10kmの沖にあるアラビア海に浮かぶ周囲わずか 7キロメートルの小さな島、エレファンタ島にあります。
このエレファンタ島に、岩山を掘ったヒンドゥー教の石窟寺院が残されています。
エレファンタ島の名は、16世紀にポルトガル人が発見した、いくつもの大きな象の彫刻に由来していると言われています。
古代インドの神は自然の岩窟の奥深くから信者の前に姿を現す、と言うヒンドゥ教の考え方とシヴァ神への帰依の心から、7世紀頃この島を修行の場とした僧侶たちが造ったものです。
こうして作られた7つの石窟寺院は、第1窟のみ保存状態が良く、その壁面には見事なシヴァ神像がいくつも彫られています。
その中でも、特に傑作とされているのは、高さ5.5mの巨像で3つの顔を持つ三面シヴァ神像です。
エレファンタ石窟群 Elephanta Caves 所在国:インド共和国 世界遺産登録:1987年 種類:文化遺産 |
エレファンタ石窟群は、中インドのマハーラーシュトラ州、ムンバイ (ボンベイ) の北北東約10kmの沖にあるアラビア海に浮かぶ周囲わずか 7キロメートルの小さな島、エレファンタ島にあります。
このエレファンタ島に、岩山を掘ったヒンドゥー教の石窟寺院が残されています。
エレファンタ島の名は、16世紀にポルトガル人が発見した、いくつもの大きな象の彫刻に由来していると言われています。
古代インドの神は自然の岩窟の奥深くから信者の前に姿を現す、と言うヒンドゥ教の考え方とシヴァ神への帰依の心から、7世紀頃この島を修行の場とした僧侶たちが造ったものです。
こうして作られた7つの石窟寺院は、第1窟のみ保存状態が良く、その壁面には見事なシヴァ神像がいくつも彫られています。
その中でも、特に傑作とされているのは、高さ5.5mの巨像で3つの顔を持つ三面シヴァ神像です。
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ラサのポタラ宮歴史地区
ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群は、中国、チベット自治区、ラサにあります。
ラサは吐藩の首都であり宗教・政治上の最高責任者ダライ・ラマの鎮座する場所でした
そのため、ラサはチベット文化の中心地として発達して、ラサにあるポタラ宮をはじめとする建造物群は周辺の文化にも影響を与えチベット様式を確立しました。
ユネスコ世界遺産に登録された建造物は、1994年にポタラ宮が登録され、2000年にトゥルナン寺(ジョカン、大昭寺)が拡大登録され、2001年にノルブリンカが拡大登録されました。
ポタラ宮は、標高3650mの高地にあり、1642年チベットの中心地ラサのマルポリの丘の上に十数年をかけて建設された宮殿です。
トゥルナン寺は、ラサにあるチベット仏教の寺院で、7世紀に建立されたものです。
ノルブリンカは、ラサにある離宮とその庭園で、ダライ・ラマ7世によって1755年より建設されたものです。
ラサのポタラ宮歴史地 Historic Ensemble of the Potala Palace, Lhasa 所在国:中華人民共和国 世界遺産登録:1994、2000-2001年 種類:文化遺産 |
ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群は、中国、チベット自治区、ラサにあります。
ラサは吐藩の首都であり宗教・政治上の最高責任者ダライ・ラマの鎮座する場所でした
そのため、ラサはチベット文化の中心地として発達して、ラサにあるポタラ宮をはじめとする建造物群は周辺の文化にも影響を与えチベット様式を確立しました。
ユネスコ世界遺産に登録された建造物は、1994年にポタラ宮が登録され、2000年にトゥルナン寺(ジョカン、大昭寺)が拡大登録され、2001年にノルブリンカが拡大登録されました。
ポタラ宮は、標高3650mの高地にあり、1642年チベットの中心地ラサのマルポリの丘の上に十数年をかけて建設された宮殿です。
トゥルナン寺は、ラサにあるチベット仏教の寺院で、7世紀に建立されたものです。
ノルブリンカは、ラサにある離宮とその庭園で、ダライ・ラマ7世によって1755年より建設されたものです。