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ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト
ヴァルトブルク城はドイツのチューリンゲン州にある史跡です。
アイゼナハ郊外の山上に位置します。
1999年12月、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
漆黒の外見が特徴的です。
ブリュールは、ケルン大聖堂(高さ157m)があるケルン市の近郊の都市です。
アウグストゥスブルク宮殿は、ケルン大司教クレメンス・アウグストが、1725年に建設を命じた別荘宮殿。
18世紀、ケルンの大司教クレメンス・アウグストゥスは、ブリュールに狩猟を楽しむための別荘として、アウグストゥスブルク宮殿を建設しました。
アウグストゥスブルク宮殿は元々は質素な宮殿を、宮廷建築家フランソワ・ド・キュヴィイエが1728年より40年に及ぶ改築工事によって現在の姿になりました。
フランスのロココ様式を基本としつつ、ストゥッコ装飾を多用して造られた室内空間はドイツの宮殿建築に大きな影響を与えました。
階段室を手がけた建築家バルタザール・ノイマン、バロック様式の庭園を造った造園家ドミニク・ジラールなど、当時を代表する芸術家たちが名を連ねています。
ファルケンルストは、アウグストゥスブルク宮殿より約2kmの場所に建つ別邸で、鷹狩りを行うためのものです。
同じくキュヴィイエ設計による建物です。
ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト Castles of Augustusburg and Falkenlust at Bruhl 所在国:ドイツ 世界遺産登録:1984年 種類:文化遺産 |
ヴァルトブルク城はドイツのチューリンゲン州にある史跡です。
アイゼナハ郊外の山上に位置します。
1999年12月、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
漆黒の外見が特徴的です。
ブリュールは、ケルン大聖堂(高さ157m)があるケルン市の近郊の都市です。
アウグストゥスブルク宮殿は、ケルン大司教クレメンス・アウグストが、1725年に建設を命じた別荘宮殿。
18世紀、ケルンの大司教クレメンス・アウグストゥスは、ブリュールに狩猟を楽しむための別荘として、アウグストゥスブルク宮殿を建設しました。
アウグストゥスブルク宮殿は元々は質素な宮殿を、宮廷建築家フランソワ・ド・キュヴィイエが1728年より40年に及ぶ改築工事によって現在の姿になりました。
フランスのロココ様式を基本としつつ、ストゥッコ装飾を多用して造られた室内空間はドイツの宮殿建築に大きな影響を与えました。
階段室を手がけた建築家バルタザール・ノイマン、バロック様式の庭園を造った造園家ドミニク・ジラールなど、当時を代表する芸術家たちが名を連ねています。
ファルケンルストは、アウグストゥスブルク宮殿より約2kmの場所に建つ別邸で、鷹狩りを行うためのものです。
同じくキュヴィイエ設計による建物です。
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ピサのドゥオモ広場
ピサのはずれにあるドゥオモ広場に建つ、洗礼堂、大聖堂、鐘楼、墓所回廊の4つが印象的です。
ピサのこのころの繁栄を象徴した建物群です。
特に鐘楼はピサの斜塔として有名です。
ピサのドゥオモ広場は、ピアッツァ・デイ・ミラーコリ (Piazza dei Miracoli) やカンポ・デイ・ミラーコリ (Campo dei Miracoli) とも呼ばれ、奇跡の広場という意味です
1987年に世界遺産に登録されました。
<ピサのドゥオモ広場の建造物>
★鐘楼(ピサの斜塔)
円筒形の8階建てで、階段は296段(※294段という説もあります)との事です。
高さは55m。
円筒形の外径は約20m、内径は約4.5m。
建物全体の総重量は、推定ではありますが、14,453t。
★大聖堂(ドゥオモ)
大聖堂大聖堂(ドゥオモ)は、緑の芝生が生える広場の中央にあります。
都市国家であったピサが、1063年にパレルモ沖でサラセン艦隊を破ったことを記念して建築を始めたといわれております。
建物の構造は、奥行きが約100m、幅約30mで、上から眺めるとラテン十字の形をしています。
内部は、円柱が密に並び、五廊式となっています。
使用された円柱の多くは戦利品として、パレルモの古代遺跡から運ばれたものともいわれ、内装はビサンティン様式の影響も見えます。
建造物自体はロマネスク建築と考えられています。
建物内部にはピサの人々に愛された、聖ラニエリとハインリッヒ7世の墓があります。
★洗礼堂
洗礼堂洗礼堂は、大聖堂の西側に建っている円筒形の建物。
直径約35m。
着工は、1152年で完成には200年以上を要したという説があります。
全体は白い大理石で、建物の下側がロマネスク様式で大聖堂と同じような列柱とアーチで装飾されています。
しかし上側はゴシック様式を示している尖塔群で装飾された珍しい建物です。
★墓所(カンポサント)
大聖堂の北側にはアーチの連続する回廊付の美しい中庭を持つ墓所があります。
回廊の壁には14世紀に描かれたフレスコ画がありました。
★付属美術館
鐘楼の東側にある建物です。
大聖堂や洗礼堂の中にあった彫刻などのオリジナルが保存・展示されています。
ピサのドゥオモ広場 Piazza del Duomo, Pisa 所在国:イタリア 世界遺産登録:1987 種類:文化遺産 |
ピサのはずれにあるドゥオモ広場に建つ、洗礼堂、大聖堂、鐘楼、墓所回廊の4つが印象的です。
ピサのこのころの繁栄を象徴した建物群です。
特に鐘楼はピサの斜塔として有名です。
ピサのドゥオモ広場は、ピアッツァ・デイ・ミラーコリ (Piazza dei Miracoli) やカンポ・デイ・ミラーコリ (Campo dei Miracoli) とも呼ばれ、奇跡の広場という意味です
1987年に世界遺産に登録されました。
<ピサのドゥオモ広場の建造物>
★鐘楼(ピサの斜塔)
円筒形の8階建てで、階段は296段(※294段という説もあります)との事です。
高さは55m。
円筒形の外径は約20m、内径は約4.5m。
建物全体の総重量は、推定ではありますが、14,453t。
★大聖堂(ドゥオモ)
大聖堂大聖堂(ドゥオモ)は、緑の芝生が生える広場の中央にあります。
都市国家であったピサが、1063年にパレルモ沖でサラセン艦隊を破ったことを記念して建築を始めたといわれております。
建物の構造は、奥行きが約100m、幅約30mで、上から眺めるとラテン十字の形をしています。
内部は、円柱が密に並び、五廊式となっています。
使用された円柱の多くは戦利品として、パレルモの古代遺跡から運ばれたものともいわれ、内装はビサンティン様式の影響も見えます。
建造物自体はロマネスク建築と考えられています。
建物内部にはピサの人々に愛された、聖ラニエリとハインリッヒ7世の墓があります。
★洗礼堂
洗礼堂洗礼堂は、大聖堂の西側に建っている円筒形の建物。
直径約35m。
着工は、1152年で完成には200年以上を要したという説があります。
全体は白い大理石で、建物の下側がロマネスク様式で大聖堂と同じような列柱とアーチで装飾されています。
しかし上側はゴシック様式を示している尖塔群で装飾された珍しい建物です。
★墓所(カンポサント)
大聖堂の北側にはアーチの連続する回廊付の美しい中庭を持つ墓所があります。
回廊の壁には14世紀に描かれたフレスコ画がありました。
★付属美術館
鐘楼の東側にある建物です。
大聖堂や洗礼堂の中にあった彫刻などのオリジナルが保存・展示されています。
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ネムルット・ダー
ネムルット・ダーはネムルト・ダウとも呼ばれます。
ネムルト・ダウは、アナトリアの南東部、アドゥヤマンとカフタの間の海抜2450mのネムルト山の山頂のあります。
紀元前1世紀のコマゲネ王国のアンティオコス1世のトゥムルス(墳墓)は、直径150m、高さ50mに及ぶ小石を積み上げた円錐型の古墳です。
アンティオコス1世の王墓は独特な芸術的偉業であり、ネムルト・ダウの自然立地の景観は、ヘレニズム期の一大事業の一つです。
ネムルト・ダウの墳墓群はコンマゲネ王国の文明の独特の証明であります。
この記念碑において、アンティオコス1世は父系にダリウス大王、母系にアレキサンダー大王の血を引く者として表現されています。
東西に設置されたテラスに、5体ずつある神像群は、地震によって東部が全て落ちており、アポロン、ゼウス、ヘラクレス、女神フォルトゥナ、それに、王自身の奇怪な頭をした巨大な石像が地面に無造作に並んでおり、異様な雰囲気を放っています。
ネムルト・ダウの墳墓は重要な歴史時代を例証しています。
ギリシア神話の最高神ゼウスとゾロアスター教の最高神アフラ・マズダの同一視や、英雄ヘラクレスと勝利の神ヴェラスラーナの同一視は、彫像や浮き彫りにおいてギリシア・ペルシャ・アナトリアの同等の価値をもっていたと見られる美意識の融和を見出すことができます。
ネムルット・ダー Nemrut Dag 所在国:トルコ共和国 世界遺産登録:1987 種類:文化遺産 |
ネムルット・ダーはネムルト・ダウとも呼ばれます。
ネムルト・ダウは、アナトリアの南東部、アドゥヤマンとカフタの間の海抜2450mのネムルト山の山頂のあります。
紀元前1世紀のコマゲネ王国のアンティオコス1世のトゥムルス(墳墓)は、直径150m、高さ50mに及ぶ小石を積み上げた円錐型の古墳です。
アンティオコス1世の王墓は独特な芸術的偉業であり、ネムルト・ダウの自然立地の景観は、ヘレニズム期の一大事業の一つです。
ネムルト・ダウの墳墓群はコンマゲネ王国の文明の独特の証明であります。
この記念碑において、アンティオコス1世は父系にダリウス大王、母系にアレキサンダー大王の血を引く者として表現されています。
東西に設置されたテラスに、5体ずつある神像群は、地震によって東部が全て落ちており、アポロン、ゼウス、ヘラクレス、女神フォルトゥナ、それに、王自身の奇怪な頭をした巨大な石像が地面に無造作に並んでおり、異様な雰囲気を放っています。
ネムルト・ダウの墳墓は重要な歴史時代を例証しています。
ギリシア神話の最高神ゼウスとゾロアスター教の最高神アフラ・マズダの同一視や、英雄ヘラクレスと勝利の神ヴェラスラーナの同一視は、彫像や浮き彫りにおいてギリシア・ペルシャ・アナトリアの同等の価値をもっていたと見られる美意識の融和を見出すことができます。