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スタリ・ラスとソポチャニ
スタリ・ラスとソポチャニは、セルビア王国の首都として栄えた街スタリ・ラスとその南西にあるセルビア正教会のシンボルがあるソポチャニのことで、1979年に文化遺産として世界遺産登録されました。
スタリ・ラスは1190年に建国された中世セルビア王国の首都として栄えた都市で、建国者ネマーニャが築いた王宮や要塞のほかに、10世紀頃に建造されたセルビア最古の聖ペテロ教会や修道院の遺跡などが数多く残されています。
ソポチャニには、セリビア正教会のシンボルであるソポチャニ修道院が残されており、修道院の三位一体聖堂の内側には、中世ビザンチン絵画の傑作とされる聖母マリアやキリストをモチーフにした美しいフレスコ画が残されています。
スタリ・ラスとソポチャニ Stari Ras and Sopocani 所在国:セルビア共和国 世界遺産登録:1979年 種類:文化遺産 |
スタリ・ラスとソポチャニは、セルビア王国の首都として栄えた街スタリ・ラスとその南西にあるセルビア正教会のシンボルがあるソポチャニのことで、1979年に文化遺産として世界遺産登録されました。
スタリ・ラスは1190年に建国された中世セルビア王国の首都として栄えた都市で、建国者ネマーニャが築いた王宮や要塞のほかに、10世紀頃に建造されたセルビア最古の聖ペテロ教会や修道院の遺跡などが数多く残されています。
ソポチャニには、セリビア正教会のシンボルであるソポチャニ修道院が残されており、修道院の三位一体聖堂の内側には、中世ビザンチン絵画の傑作とされる聖母マリアやキリストをモチーフにした美しいフレスコ画が残されています。
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シングヴェトリル国立公園
シングヴェトリル国立公園(シンクヴェトリル国立公園)は、大西洋中央海領の地上露出部分にあたり、東側のユーラシアプレートと西側の北アメリカプレートによる大地の裂け目『ギャウ』が見られることで有名なアイスランド共和国の国立公園です。
シングヴェトリル(シンクヴェトリル)では、930年にノルウェーの移住者による全島規模での民主議会『アルシング』が開かれ、1798年に現在の国会議事堂ができるまで続けられました。
アルシングが開催された場所には、アイスランドの国旗が掲揚されており、シングヴェトリル(シンクヴェトリル)は、『聖なる場所』、『世界の議会の母』として、アイスランドの憲法制定や議会制民主制度を支えたアイスランド共和国が世界に誇る重要な国家的史跡といえます。
シングヴェトリル(シンクヴェトリル)は、1930年には、国立公園に指定され、2004年には、文化遺産として世界遺産登録されました。
アイスランドの南部、レイキャビク(レイキャヴィーク)から北東へ49kmに位置しています。
シングヴェトリル国立公園 Tingvellir National Park 所在国:アイスランド共和国 世界遺産登録:2004年 種類:文化遺産 |
シングヴェトリル国立公園(シンクヴェトリル国立公園)は、大西洋中央海領の地上露出部分にあたり、東側のユーラシアプレートと西側の北アメリカプレートによる大地の裂け目『ギャウ』が見られることで有名なアイスランド共和国の国立公園です。
シングヴェトリル(シンクヴェトリル)では、930年にノルウェーの移住者による全島規模での民主議会『アルシング』が開かれ、1798年に現在の国会議事堂ができるまで続けられました。
アルシングが開催された場所には、アイスランドの国旗が掲揚されており、シングヴェトリル(シンクヴェトリル)は、『聖なる場所』、『世界の議会の母』として、アイスランドの憲法制定や議会制民主制度を支えたアイスランド共和国が世界に誇る重要な国家的史跡といえます。
シングヴェトリル(シンクヴェトリル)は、1930年には、国立公園に指定され、2004年には、文化遺産として世界遺産登録されました。
アイスランドの南部、レイキャビク(レイキャヴィーク)から北東へ49kmに位置しています。
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シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群
シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群(シュトルーヴェの測地弧)は、ドイツ系ロシア人の天文学者フリードリッヒ・ゲオルグ・ヴィルヘルム・フォン・シュトゥルーヴェ(1793〜1864年)を中心にノルウェー北部の世界最北の町ハンメルフェストから黒海のイズマイルまでの間を計測するために、約40年(1816年〜1855年)もの歳月をかけて設置された三角点アーチ観測地点群(三角測量点群)です。
ヴィルヘルム・シュトゥルーヴェの利用した測地観測の手法は、息子のオットーなどにも引き継がれ、世界の大きさなどを正確に測る上でも偉大なステップになりました。
観測点群が設置された当時は、スウェーデン=ノルウェー連合とロシア帝国の2カ国にまたがっているに過ぎないものでしたが、今では、ベラルーシ、エストニア、フィンランド、ラトヴィア、リトアニア、ノルウェー、モルドヴァ、ロシア連邦、スウェーデン、ウクライナの10カ国にもまたがっています。
現在も残されているエストニアのタルトゥー天文台やフィンランドのアラトルニオ教会などの34拠点に設置された観測点が、人類の科学・技術史上、普遍的価値を有するとされ、2005年に文化遺産として世界遺産登録されています。
シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群 Struve Geodetic Arc 所在国:エストニア共和国 世界遺産登録:2005年 種類:文化遺産 |
シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群(シュトルーヴェの測地弧)は、ドイツ系ロシア人の天文学者フリードリッヒ・ゲオルグ・ヴィルヘルム・フォン・シュトゥルーヴェ(1793〜1864年)を中心にノルウェー北部の世界最北の町ハンメルフェストから黒海のイズマイルまでの間を計測するために、約40年(1816年〜1855年)もの歳月をかけて設置された三角点アーチ観測地点群(三角測量点群)です。
ヴィルヘルム・シュトゥルーヴェの利用した測地観測の手法は、息子のオットーなどにも引き継がれ、世界の大きさなどを正確に測る上でも偉大なステップになりました。
観測点群が設置された当時は、スウェーデン=ノルウェー連合とロシア帝国の2カ国にまたがっているに過ぎないものでしたが、今では、ベラルーシ、エストニア、フィンランド、ラトヴィア、リトアニア、ノルウェー、モルドヴァ、ロシア連邦、スウェーデン、ウクライナの10カ国にもまたがっています。
現在も残されているエストニアのタルトゥー天文台やフィンランドのアラトルニオ教会などの34拠点に設置された観測点が、人類の科学・技術史上、普遍的価値を有するとされ、2005年に文化遺産として世界遺産登録されています。