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シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区
シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区は、ドイツの北部バルチック海岸のメクレンブルク・フォアポンメルン州にある中世の町です。
14〜15世紀には、ハンザ同盟の主要な貿易港でした。
17世紀、三十年戦争の講和条約であるヴェストファーレン条約によってスウェーデンの管理下になりました。
ナポレオン戦争を経てプロイセンの支配下へ置かれたドイツ領での防御の中心になった町でした。
シュトラールズントとヴィスマルは、バルチック地域におけるレンガ造りのゴシック建築が特徴です。
特に有名なのは、ドーベラナー大聖堂のカテドラルなどの建物で、ゴシック建築の特徴であるレンガの壁が壮観です。
バックシュタインと呼ばれる見事な焼きレンガの壁など建造技術の発展した土地です。
レンガブロック外壁でできており、断熱ブロックと外張断熱工法により現代にも通じる建築技術を培ってきました。
シュトラールズントの住居、商業、工芸の建物は、海風に風化しにくく今尚その壮観な姿を見ることができます。
シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区 Historic Centres of Stralsund and Wismar 所在国:ドイツ 世界遺産登録:2002年 種類:文化遺産 |
シュトラールズント及びヴィスマルの歴史地区は、ドイツの北部バルチック海岸のメクレンブルク・フォアポンメルン州にある中世の町です。
14〜15世紀には、ハンザ同盟の主要な貿易港でした。
17世紀、三十年戦争の講和条約であるヴェストファーレン条約によってスウェーデンの管理下になりました。
ナポレオン戦争を経てプロイセンの支配下へ置かれたドイツ領での防御の中心になった町でした。
シュトラールズントとヴィスマルは、バルチック地域におけるレンガ造りのゴシック建築が特徴です。
特に有名なのは、ドーベラナー大聖堂のカテドラルなどの建物で、ゴシック建築の特徴であるレンガの壁が壮観です。
バックシュタインと呼ばれる見事な焼きレンガの壁など建造技術の発展した土地です。
レンガブロック外壁でできており、断熱ブロックと外張断熱工法により現代にも通じる建築技術を培ってきました。
シュトラールズントの住居、商業、工芸の建物は、海風に風化しにくく今尚その壮観な姿を見ることができます。
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イベリア半島の地中海入り江のロック・アート
イベリア半島の地中海入り江のロック・アート(岩壁画)は、スペイン東部のレバント地方にあります。
先史時代の壁画で、地中海を中心に約800個所発見されています。
紀元前8千年から3千年ころまでに描かれたものとされています。
赤・黒・黄色などで使われており、動物や昆虫・人間などが描かれています。
洞窟内にある壁画もありますが、岩壁に描かれたものがほとんでです。
外界にさらされていても保存状態がよい貴重な遺産です。
壁画は、ヨーロッパの中で最大クラスのものです。
狩猟などの人間の生活場面が描かれ生活記録が多く残されています。
女性が蜜を採る様子を描いた岩絵があります。
人間がハチミツを食べていた記録としては最古のものでしょう。
人類文化の初期の生活を知る貴重な資料として、まだまだ不明な点が多く解析されるのは、これからの課題です。
イベリア半島に行くには、日本からスペインへの直行便はないため、ヨーロッパを経由してバルセロナやマドリッドへからイベリア半島へ向かうことになります。
イベリア半島の地中海入り江のロック・アート Rock-Art of the Mediterranean Basin on the Iberian Peninsula 所在国:スペイン 世界遺産登録:1998年 種類:文化遺産 |
イベリア半島の地中海入り江のロック・アート(岩壁画)は、スペイン東部のレバント地方にあります。
先史時代の壁画で、地中海を中心に約800個所発見されています。
紀元前8千年から3千年ころまでに描かれたものとされています。
赤・黒・黄色などで使われており、動物や昆虫・人間などが描かれています。
洞窟内にある壁画もありますが、岩壁に描かれたものがほとんでです。
外界にさらされていても保存状態がよい貴重な遺産です。
壁画は、ヨーロッパの中で最大クラスのものです。
狩猟などの人間の生活場面が描かれ生活記録が多く残されています。
女性が蜜を採る様子を描いた岩絵があります。
人間がハチミツを食べていた記録としては最古のものでしょう。
人類文化の初期の生活を知る貴重な資料として、まだまだ不明な点が多く解析されるのは、これからの課題です。
イベリア半島に行くには、日本からスペインへの直行便はないため、ヨーロッパを経由してバルセロナやマドリッドへからイベリア半島へ向かうことになります。
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アクイレイアの遺跡地域と総主教聖堂バシリカ
アクイレイアの遺跡地域と総主教聖堂バシリカは、イタリアの北東のトリエステの西約50キロにあります。
古代のアクイレリアは、東ローマ帝国の中では、最も裕福な都市と知られています。
アドリア海の貿易港としてとても栄えた都市でした。
しかし、5世紀にフン族により街が一時崩壊しました。
その後、11世紀より地理的優位性から、都市開発され、総主教聖堂バシリカも建てられました。
遺跡や11世紀に建て直しがなされた教会などほとんどが、時代が変わっても完全な状態で残りっている奇跡的な遺跡群です。
この時代のは、最も典型的なヨーロッパ形式です。
特に特徴的なものは、モザイク装飾です。
モザイク画は、教会の床一面に広っています。
世界最大規模のモザイクです。
総主教聖堂バシリカは、11世紀に建築されたロマネスク様式の教会です。
中央ヨーロッパのキリスト教の普及に重要な役割を任されてきました。
現在までも建設当時の状態が残るよう大切に保全活動が行なわれています。
アクイレイアの遺跡地域と総主教聖堂バシリカ Archaeological Area and the Patriarchal Basilica of Aquileia 所在国:イタリア共和国 世界遺産登録:1998年 種類:文化遺産 |
アクイレイアの遺跡地域と総主教聖堂バシリカは、イタリアの北東のトリエステの西約50キロにあります。
古代のアクイレリアは、東ローマ帝国の中では、最も裕福な都市と知られています。
アドリア海の貿易港としてとても栄えた都市でした。
しかし、5世紀にフン族により街が一時崩壊しました。
その後、11世紀より地理的優位性から、都市開発され、総主教聖堂バシリカも建てられました。
遺跡や11世紀に建て直しがなされた教会などほとんどが、時代が変わっても完全な状態で残りっている奇跡的な遺跡群です。
この時代のは、最も典型的なヨーロッパ形式です。
特に特徴的なものは、モザイク装飾です。
モザイク画は、教会の床一面に広っています。
世界最大規模のモザイクです。
総主教聖堂バシリカは、11世紀に建築されたロマネスク様式の教会です。
中央ヨーロッパのキリスト教の普及に重要な役割を任されてきました。
現在までも建設当時の状態が残るよう大切に保全活動が行なわれています。