サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソの修道院群

サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソの修道院群 San Millan Yuso and Suso Monasteries 所在国：スペイン 世界遺産登録：1997年 種類：文化遺産

サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソの修道院群は、スペインの首都マドリードの北東約200キロのサン・ミジャン・デ・ラ・コゴヤの小高い丘の上にあります。

6世紀にサン・ミジャンが作った修道団体は，洞窟で暮していました。

その後、巡礼の地となりました。

サン・ミジャンを称えてロマネスク風のスソ修道院が建てられ、ナバラ王によって保護されることになりました。

11世紀に別の場所にロマネスク様式のユソ修道院が作られました。

現在残っている建物は16世紀〜18世紀にかけて改築されました。

その際に、ルネサンス様式と変わったようです。

16世紀に、修道団体は新しく建てられた聖ミリャン・ジュソ修道院に組み入れられた。

現在も宗教活動は続いています。

巡礼地の一つであるスソ修道院は山の上にあります。

修道院へは専用バスがあります。

専任のガイドがスペイン語で説明してくれます。

コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観

コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観 Cornwall and West Devon Mining Landscape 所在国：イギリス（グレートブリテンおよび北部アイルランド連合国） 世界遺産登録：2006年 種類：文化遺産

コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観は、イギリスの南西イングランド地域、コーンウォール州と西デヴォン州にあります。

コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観は、産業革命の時期、18世紀と19世紀、銅と錫の生産により鉱山が急速に成長して作られました。

景観を作り出すものには、地下深くまで掘られた鉱山、機関車庫、鋳造場、住宅街、港などは多くの生活様式の変容を反映していました。

コーンウォールは、19世紀には、世界の銅の３分の２を生産するにまでいたっていました。

その影響力は、大きく世界中の鉱山が影響を受けました。

機関エンジンや鉱業機器を作り出したコーンウォールの技術を、世界中で使うようになりました。

しかし、コーンウォールと西デヴォンの鉱業は1860年代に斜陽化していきました。

働き生活していた人々は、南アフリカ、オーストラリア、中央・南アメリカへ移住することとなり、機関技術は、世界に根付いていきました。

コーンウォールとウェストデヴォンの鉱山景観は、19世紀末の状態が大切に残されています。

リヴァプール-海商都市

リヴァプール-海商都市 Liverpool - Maritime Mercantile City 所在国：イギリス（グレートブリテンおよび北部アイルランド連合国） 世界遺産登録：2004年 種類：文化遺産

リヴァプール-海商都市は、イギリスのイングランド北西部マージーサイド州にありアイリッシュ海に面し、マージー川の河口に位置します。

リヴァプールは、18〜19世紀に大英帝国の貿易港として繁栄した都市です。

リバプールは、現代のドック建造技術（船の波止場や修理場）、輸送システム、港湾管理の発展してきました。

ロンドンに次ぐ第二の港として、美しい建築物と港の歴史があります。

18世紀のイギリスは、ヨーロッパからアフリカへ日用品や火器をマロニー新大陸から砂糖などをヨーロッパに持ち込む大西洋三角貿易を行なっていました。

イギリスは独占的な地位を築いておりリヴァプールは港として重要な位置でした。

建造物は数多くあります。

マージー川からロイヤル・ライヴァービル、キュナード・ビル、ドック・オフィス、ソールトハウス・ドック、スタンレー・ドック保護地域、リバプール市役所、ウイリアム・ブラウン通り文化区域、ブルーコート・チェンバース、レーン校などがあります。

18〜19世紀時の町の歴史を残しています。